※本記事は東京一番フーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
東京一番フーズは2025年9月期の連結業績で、売上高7,250百万円(前期比2.8%減)、営業利益195百万円(同14.2%減)、経常利益185百万円(同24.7%減)、親会社株主帰属当期純利益75百万円(同93.0%増)となった。飲食事業・不動産賃貸事業は堅調に推移した一方、外販事業では過去に発生した餌仕入価額の高騰による影響が当期に顕在化した。2026年9月期は増収増益を見込んでいる。
連結業績(2025年9月期 実績)
売上原価は2,639百万円(前期比1.9%減)、売上総利益は4,610百万円(同3.3%減)、販管費は4,415百万円(同2.7%減)となった。国内店舗を主体に店舗人員配置・オペレーション改善による原価・販管費の改善を進めた。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,250百万円 | 7,462百万円 | △2.8% |
| 売上原価 | 2,639百万円 | 2,693百万円 | △1.9% |
| 売上総利益 | 4,610百万円 | 4,768百万円 | △3.3% |
| 販管費 | 4,415百万円 | 4,541百万円 | △2.7% |
| 営業利益 | 195百万円 | 227百万円 | △14.2% |
| 経常利益 | 185百万円 | 246百万円 | △24.7% |
| 親会社株主帰属当期純利益 | 75百万円 | 39百万円 | +93.0% |

セグメント別(事業別)の状況
飲食事業は「寿し常」のスクラップ&ビルドの帰結として利益貢献し、売上高6,534百万円(前年比2.7%減)、セグメント利益237百万円(前年比13.5%増)となった。外販事業は過去の餌仕入価額高騰の影響が当期に顕在化し、売上高683百万円(前年比6.8%減)、セグメント損失△54百万円(前期はセグメント利益2百万円)となった。不動産賃貸事業は取扱物件の稼働本格化により、売上高32百万円(前年比231.2%増)、セグメント利益15百万円(前年比134.9%増)と前期より黒字が拡大した。
| セグメント | 指標 | 2025年9月期 | 前期比較 |
|---|---|---|---|
| 飲食事業 | 売上高 | 6,534百万円 | 前年比2.7%減 |
| 飲食事業 | セグメント利益 | 237百万円 | 前年比13.5%増 |
| 外販事業 | 売上高 | 683百万円 | 前年比6.8%減 |
| 外販事業 | セグメント損失 | △54百万円 | 前期はセグメント利益2百万円 |
| 不動産賃貸事業 | 売上高 | 32百万円 | 前年比231.2%増 |
| 不動産賃貸事業 | セグメント利益 | 15百万円 | 前年比134.9%増 |

通期業績予想
2026年9月期は、海外店舗(2号店舗目)の稼働による売上増加と一部店舗の営業終了影響が相殺しあい、売上高は前期比1.3%増の7,348百万円を見込む。営業利益は人員配置の最適化並びに海外店舗(1号店)における地代家賃の削減を主な要因として前期比18.3%増の231百万円、経常利益は206百万円(同11.2%増)、親会社帰属当期純利益は115百万円(同52.0%増)を見込んでいる。
| 項目 | 2026年9月期(予想) | 2025年9月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,348百万円 | 7,250百万円 | +1.3% |
| 営業利益 | 231百万円 | 195百万円 | +18.3% |
| 経常利益 | 206百万円 | 185百万円 | +11.2% |
| 親会社帰属当期純利益 | 115百万円 | 75百万円 | +52.0% |
| 1株当たり配当金 | 0円 | 0円 | – |

財務状態
2025年9月期末の資産合計は5,605百万円(前期末比+1,334百万円)となった。NY店舗物件取得に向けた投資及び調達が大きく影響し、流動資産合計は2,886百万円(同+923百万円)、固定資産合計は2,675百万円(同+388百万円)、長期借入金は2,368百万円(同+1,054百万円)に増加した。純資産合計は1,670百万円(同+88百万円)となった。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 資産合計 | 5,605百万円 | 4,271百万円 | +1,334 |
| 流動資産合計 | 2,886百万円 | 1,962百万円 | +923 |
| 固定資産合計 | 2,675百万円 | 2,286百万円 | +388 |
| 長期借入金 | 2,368百万円 | 1,313百万円 | +1,054 |
| 純資産合計 | 1,670百万円 | 1,582百万円 | +88 |
株主還元
配当政策について、従前同様に体制・事業強化による企業価値向上を第一として無配方針を継続しており、2025年9月期・2026年9月期(予想)ともに1株当たり配当金は0円である。
中期経営計画・取り組み
同社は「外食起点の垂直統合型総合水産企業」を目指す姿として掲げ、養殖生産・製品化の中長期計画を展開している。2025年9月期には養殖事業のDX化に向けブレインパッド社と提携を開始した。自社養殖マグロは中型・大型サイズに成長し出荷数が増加しており、1尾あたりの単価・利益率の改善を推進する方針である。

※本記事は東京一番フーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。