ジェイグループホールディングス

ジェイグループホールディングス、2026年2月期は増収増益 純利益は減少

決算サマリー 2026.08.25
ジェイグループホールディングス、2026年2月期は増収増益 純利益は減少

※本記事はジェイグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ジェイグループホールディングスが発表した2026年2月期(通期)決算は、棚卸資産(不動産)の売却や前期に実施したM&Aによる子会社の売上寄与により、売上高13,045百万円(前期比121.4%)、営業利益420百万円(同111.5%)、経常利益353百万円(同100.3%)と増収増益を達成し、営業利益・経常利益は3期連続で過去最高を更新した。一方、前期は店舗の立ち退きに伴う損失補填による特別利益322百万円の計上があった反動から、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同68.1%)と減少した。当期はマウンテンコーヒー株式会社をM&Aによりグループ化したほか、保有する商業ビル2棟の売却により現金及び預金が大幅に増加した。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

2026年2月期の連結売上高は13,045百万円(前期比121.4%)。棚卸資産(不動産)の売却および前期にM&Aした子会社の売上等が寄与した。売上原価は4,593百万円(同130.3%)、販売管理費は8,031百万円(同117.4%、うちM&A関連費用63百万円を含む)に増加したが、営業利益は420百万円(同111.5%)、経常利益は353百万円(同100.3%、金利上昇に伴う支払利息の増加等により営業外費用は110百万円に増加)となった。前期に計上した店舗の立ち退きに伴う損失補填による特別利益322百万円の反動により、税引前当期純利益は359百万円(同67.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同68.1%)となった。資産合計は10,722百万円(前期末9,813百万円)で、現金及び預金は棚卸資産(不動産)売却等により2,454百万円(前期末1,638百万円)に増加。営業活動によるキャッシュ・フローは1,610百万円の収入(前期835百万円の収入)となった。

項目2026年2月期(当期)2025年2月期(前期)前年同期比(%)
売上高13,045百万円10,742百万円121.4%
売上原価4,593百万円3,526百万円130.3%
売上総利益8,452百万円7,216百万円117.1%
販売管理費8,031百万円6,838百万円117.4%
営業利益420百万円377百万円111.5%
経常利益353百万円352百万円100.3%
税引前当期純利益359百万円534百万円67.3%
当期純利益312百万円458百万円68.1%
連結損益計算書概要
出典:ジェイグループホールディングス 2026年2月決算説明資料 P.9

セグメント別の状況

セグメント別では、飲食事業は既存店舗の売上増加に加え、新規出店・M&Aにより増収となったが、原価等の増加により減益となり、売上高11,336百万円(前年比112.5%)、営業利益1,240百万円(前年差▲30百万円)。不動産事業は自社保有の商業ビル2棟の売却により増収増益となり、売上高1,586百万円(前年比325.1%)、営業利益678百万円(前年差570百万円)。その他(卸売、サウナ等)は外部への人材派遣を2024年5月末で終了したことにより減収となり、売上高214百万円(前年比81.7%)、営業利益▲107百万円(前年差0百万円)となった。

セグメント売上高(当期)売上高 前年比営業利益(当期)営業利益 前年差
飲食事業11,336百万円112.5%1,240百万円▲30百万円
不動産事業1,586百万円325.1%678百万円570百万円
その他214百万円81.7%▲107百万円0百万円
セグメント別業績概況
出典:ジェイグループホールディングス 2026年2月決算説明資料 P.12

通期業績予想

2027年2月期の業績予想は、売上高13,300百万円(前期比101.9%)、営業利益450百万円(同107.0%)、経常利益370百万円(同104.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益320百万円(同102.5%)。配当は中間2.0円、期末2.0円を予定しており、2026年2月期実績(中間2.0円、期末2.0円)から据え置きとなる。

項目2027年2月期(予想)2026年2月期(実績)前年同期比(%)
売上高13,300百万円13,045百万円101.9%
営業利益450百万円420百万円107.0%
経常利益370百万円353百万円104.7%
親会社株主に帰属する当期純利益320百万円312百万円102.5%
今期の業績見通し
出典:ジェイグループホールディングス 2026年2月決算説明資料 P.34

株主還元

株主優待制度は、100株以上200株未満で株主優待御食事券2,000円分、200株以上600株未満で4,000円分、600株以上1,000株未満で8,000円分、1,000株以上で12,000円分をそれぞれ年2回贈呈する。前期実施したM&Aによりマウンテンコーヒー株式会社の5店舗が新たに利用可能店舗に加わったほか、代替商品のラインナップも増加した。

区分2026年2月期(実績)2027年2月期(予定)
中間配当2.0円2.0円
期末配当2.0円2.0円
株主優待制度について
出典:ジェイグループホールディングス 2026年2月決算説明資料 P.35

経営トピック(M&A・不動産売却等)

当期はマウンテンコーヒー株式会社をM&Aし、ノンアルコール・卸売事業の分野を広げる起点とした。また2025年1月にM&Aした株式会社エッジオブクリフ&コムレイドは既存店売上が前年対比110.4%と大幅増加となり、同じく2025年1月にM&Aした「ミツバチ」はワイン酒場としてリニューアルオープン後、月平均売上高がリニューアル前比259%アップ(リニューアル前平均2,664千円→リニューアル後平均6,887千円)と大幅に売上増加した。財務体質改善として保有する商業ビル2件(jG金山、ジェイチル名駅)を2025年5月に売却し、現在保有する主な不動産3件の2026年2月期末簿価は3,989百万円、これらに付随する有利子負債は2,118百万円となっている。店舗数は期間中の新規出店9店舗(M&Aによる直営5店舗、FC4店舗)、業態転換3店舗、閉店5店舗(直営2店舗、FC3店舗)を経て、2026年2月期末時点で65業態115店舗体制となった。今期はM&A、既存店舗の大型リニューアル、新規出店、FC事業強化、海外展開を積極的に進める方針。

※本記事はジェイグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次