※本記事はジェイグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ジェイグループホールディングスが発表した2026年2月期(通期)決算は、棚卸資産(不動産)の売却や前期に実施したM&Aによる子会社の売上寄与により、売上高13,045百万円(前期比121.4%)、営業利益420百万円(同111.5%)、経常利益353百万円(同100.3%)と増収増益を達成し、営業利益・経常利益は3期連続で過去最高を更新した。一方、前期は店舗の立ち退きに伴う損失補填による特別利益322百万円の計上があった反動から、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同68.1%)と減少した。当期はマウンテンコーヒー株式会社をM&Aによりグループ化したほか、保有する商業ビル2棟の売却により現金及び預金が大幅に増加した。
連結業績(2026年2月期 実績)
2026年2月期の連結売上高は13,045百万円(前期比121.4%)。棚卸資産(不動産)の売却および前期にM&Aした子会社の売上等が寄与した。売上原価は4,593百万円(同130.3%)、販売管理費は8,031百万円(同117.4%、うちM&A関連費用63百万円を含む)に増加したが、営業利益は420百万円(同111.5%)、経常利益は353百万円(同100.3%、金利上昇に伴う支払利息の増加等により営業外費用は110百万円に増加)となった。前期に計上した店舗の立ち退きに伴う損失補填による特別利益322百万円の反動により、税引前当期純利益は359百万円(同67.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同68.1%)となった。資産合計は10,722百万円(前期末9,813百万円)で、現金及び預金は棚卸資産(不動産)売却等により2,454百万円(前期末1,638百万円)に増加。営業活動によるキャッシュ・フローは1,610百万円の収入(前期835百万円の収入)となった。
| 項目 | 2026年2月期(当期) | 2025年2月期(前期) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 13,045百万円 | 10,742百万円 | 121.4% |
| 売上原価 | 4,593百万円 | 3,526百万円 | 130.3% |
| 売上総利益 | 8,452百万円 | 7,216百万円 | 117.1% |
| 販売管理費 | 8,031百万円 | 6,838百万円 | 117.4% |
| 営業利益 | 420百万円 | 377百万円 | 111.5% |
| 経常利益 | 353百万円 | 352百万円 | 100.3% |
| 税引前当期純利益 | 359百万円 | 534百万円 | 67.3% |
| 当期純利益 | 312百万円 | 458百万円 | 68.1% |

セグメント別の状況
セグメント別では、飲食事業は既存店舗の売上増加に加え、新規出店・M&Aにより増収となったが、原価等の増加により減益となり、売上高11,336百万円(前年比112.5%)、営業利益1,240百万円(前年差▲30百万円)。不動産事業は自社保有の商業ビル2棟の売却により増収増益となり、売上高1,586百万円(前年比325.1%)、営業利益678百万円(前年差570百万円)。その他(卸売、サウナ等)は外部への人材派遣を2024年5月末で終了したことにより減収となり、売上高214百万円(前年比81.7%)、営業利益▲107百万円(前年差0百万円)となった。
| セグメント | 売上高(当期) | 売上高 前年比 | 営業利益(当期) | 営業利益 前年差 |
|---|---|---|---|---|
| 飲食事業 | 11,336百万円 | 112.5% | 1,240百万円 | ▲30百万円 |
| 不動産事業 | 1,586百万円 | 325.1% | 678百万円 | 570百万円 |
| その他 | 214百万円 | 81.7% | ▲107百万円 | 0百万円 |

通期業績予想
2027年2月期の業績予想は、売上高13,300百万円(前期比101.9%)、営業利益450百万円(同107.0%)、経常利益370百万円(同104.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益320百万円(同102.5%)。配当は中間2.0円、期末2.0円を予定しており、2026年2月期実績(中間2.0円、期末2.0円)から据え置きとなる。
| 項目 | 2027年2月期(予想) | 2026年2月期(実績) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 13,300百万円 | 13,045百万円 | 101.9% |
| 営業利益 | 450百万円 | 420百万円 | 107.0% |
| 経常利益 | 370百万円 | 353百万円 | 104.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 320百万円 | 312百万円 | 102.5% |

株主還元
株主優待制度は、100株以上200株未満で株主優待御食事券2,000円分、200株以上600株未満で4,000円分、600株以上1,000株未満で8,000円分、1,000株以上で12,000円分をそれぞれ年2回贈呈する。前期実施したM&Aによりマウンテンコーヒー株式会社の5店舗が新たに利用可能店舗に加わったほか、代替商品のラインナップも増加した。
| 区分 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予定) |
|---|---|---|
| 中間配当 | 2.0円 | 2.0円 |
| 期末配当 | 2.0円 | 2.0円 |

経営トピック(M&A・不動産売却等)
当期はマウンテンコーヒー株式会社をM&Aし、ノンアルコール・卸売事業の分野を広げる起点とした。また2025年1月にM&Aした株式会社エッジオブクリフ&コムレイドは既存店売上が前年対比110.4%と大幅増加となり、同じく2025年1月にM&Aした「ミツバチ」はワイン酒場としてリニューアルオープン後、月平均売上高がリニューアル前比259%アップ(リニューアル前平均2,664千円→リニューアル後平均6,887千円)と大幅に売上増加した。財務体質改善として保有する商業ビル2件(jG金山、ジェイチル名駅)を2025年5月に売却し、現在保有する主な不動産3件の2026年2月期末簿価は3,989百万円、これらに付随する有利子負債は2,118百万円となっている。店舗数は期間中の新規出店9店舗(M&Aによる直営5店舗、FC4店舗)、業態転換3店舗、閉店5店舗(直営2店舗、FC3店舗)を経て、2026年2月期末時点で65業態115店舗体制となった。今期はM&A、既存店舗の大型リニューアル、新規出店、FC事業強化、海外展開を積極的に進める方針。
※本記事はジェイグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。