※本記事はパシフィックネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社パシフィックネットの2026年5月期(2025年6月~2026年5月)連結業績は、売上高10,457百万円(前期比+29.1%)、営業利益1,391百万円(同+65.2%)、経常利益1,292百万円(同+66.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益865百万円(同+63.4%)となった。売上高・営業利益ともに過去最高を記録し、営業利益率は13.3%(前期比+2.9ポイント)、当期純利益率は8.3%(同+1.7ポイント)へ改善した。自己資本比率は25.5%(前期比▲1.8ポイント)となった。
連結業績(2026年5月期 実績)
売上高は7期連続で増収、営業利益は4期連続で増益を達成した。第4四半期会計期間は、一過性収益がなかったことに加え、先行償却費や特別賞与の支給等によりセグメント利益が一時的に減少したものの、通期では売上高・営業利益ともに継続成長を実現した。EBITDAは5,037百万円(前期比+37.9%)となった。
| 項目 | 2026年5月期 累計 実績 | 前期比 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10,457百万円 | +29.1% |
| 営業利益 | 1,391百万円 | +65.2% |
| 経常利益 | 1,292百万円 | +66.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 865百万円 | +63.4% |
| EBITDA | 5,037百万円 | +37.9% |

事業別業績の状況
ITサブスクリプション事業は売上高7,161百万円(前期比+22.4%)、セグメント利益731百万円(同+6.4%)の増収増益。ITAD事業は再販価値の高い機器の確保等により販売単価が上昇し、売上高3,297百万円(同+59.8%)、セグメント利益1,362百万円(同+83.6%)と、前年同期を大きく上回る業績となった。コミュニケーション・デバイス事業は旅行需要の回復や法人向けレンタル需要の拡大により、売上高360百万円(同+12.2%)、セグメント利益111百万円(同+70.5%)の増収増益となった。
| セグメント | 指標 | 2026年5月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| ITサブスクリプション事業 | 売上高 | 7,161百万円 | +22.4% |
| ITサブスクリプション事業 | セグメント利益 | 731百万円 | +6.4% |
| ITAD事業 | 売上高 | 3,297百万円 | +59.8% |
| ITAD事業 | セグメント利益 | 1,362百万円 | +83.6% |
| コミュニケーション・デバイス事業 | 売上高 | 360百万円 | +12.2% |
| コミュニケーション・デバイス事業 | セグメント利益 | 111百万円 | +70.5% |

2027年5月期 連結業績予想
会社は2027年5月期の連結業績予想として、売上高11,100百万円(前期比+6.1%)、営業利益1,450百万円(同+4.2%)、経常利益1,300百万円(同+0.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益884百万円(同+2.1%)を見込む。特需後も増収増益を継続し、売上高・営業利益は過去最高を予想している。
| 項目 | 2026年5月期(実績) | 2027年5月期(業績予想) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,457百万円 | 11,100百万円 | +6.1% |
| 営業利益 | 1,391百万円 | 1,450百万円 | +4.2% |
| 経常利益 | 1,292百万円 | 1,300百万円 | +0.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 865百万円 | 884百万円 | +2.1% |

株主還元
配当方針は配当性向30%以上、かつ純資産配当率(DOE)5%以上を目標とする。2026年5月期の配当性向は31.6%、DOEは7.4%となった。2027年5月期は、57円の普通配当に加え、創業40年目を記念した記念配当8円を実施し、年間配当は1株当たり65円を予想している。10期連続の増配を予想している。
| 項目 | 2026年5月期(実績) | 2027年5月期(予想) |
|---|---|---|
| 年間配当金(1株当たり) | 52円 | 65円(普通配当57円+記念配当8円) |
| 配当性向 | 31.6% | 開示なし |
| DOE | 7.4% | 開示なし |

トピックス/成長戦略
2026年6月、神奈川県相模原市に総面積約2,000坪の「相模原テクニカルセンター」を開設した。6つのセキュリティルームを備え、入荷対応能力は月間10万台。また2026年7月、従来のPC中心のITADに加え、サーバー・ストレージ・ネットワーク機器等のAIインフラ関連機器へ対象領域を拡大することを発表した。
※本記事はパシフィックネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。