※本記事はポラリス・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ポラリス・ホールディングスの2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結業績は、売上高48,469百万円(前期比+79%)、営業利益5,346百万円(同+122%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,900百万円(同+167%)と大幅な増収増益となった。ミナシアとの経営統合、新規出店、既存運営ホテルの収益増加が寄与し、直近の業績予想(売上高47,000百万円、営業利益5,004百万円、当期純利益5,304百万円)も上回る着地となった。配当は期初予想の3円から5円に増配した。
連結業績(当期 実績)
税引前当期純利益は繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の計上により大幅に増加し、税引前EPSは17.72円(前年同期比+84%)となった。数値はのれん償却前(のれん償却費1,304百万円)ベース。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2025年3月期実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 48,469 | 27,153 | +79% |
| 営業利益(百万円) | 5,346 | 2,403 | +122% |
| 経常利益(百万円) | 4,200 | 1,492 | +181% |
| 税引前当期純利益(百万円) | 4,144 | 1,488 | +178% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 5,900 | 2,209 | +167% |
| 税引前EPS(円) | 17.72 | 9.64 | +84% |
| 配当(円) | 5.0 | 3.0 | +67% |

事業概況(国内ホテル運営状況)
比較可能な65ホテルにおける2025年4月~2026年3月のポートフォリオKPIは、インバウンドを含む堅調な需要に支えられ、客室稼働率・ADR・RevPARがいずれも前年同期比で上昇した。
| 指標 | 前期 | 当期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 客室稼働率 | 87.6% | 90.2% | +2.5% |
| ADR(円) | 11,976 | 12,954 | +979(+8.2%) |
| RevPAR(円) | 10,496 | 11,682 | +1,186(+11.3%) |
| インバウンド比率 | 47.7% | 51.7% | +4.0% |

通期業績予想
2027年3月期の業績予想は、既存ホテルの売上増加(RevPAR+5%)及び新規出店(5ホテル)等により売上高は12%成長を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は、繰延税金資産の計上による法人税等調整額の差異(前期比で約32億円)により減益となる見込みだが、法人税等調整額の影響を排除すると実質的には成長する。2027年3月期の配当予想は5円を予定している。単位は百万円(税引前EPS・配当は円)。カッコ内は法人税等調整額の影響を排除した実質的な金額。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 48,469 | 54,500 | +12% |
| 営業利益(百万円) | 5,346 | 5,504 | +3% |
| 経常利益(百万円) | 4,200 | 4,304 | +2% |
| 税引前当期純利益(百万円) | 4,144 | 4,304 | +4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 5,900 | 2,903(4,253) | -51%(+5%) |
| 税引前EPS(円) | 17.72 | 18.40 | +0.68 |
| 配当(円) | 5.0 | 5.0 | 0% |

株主還元
2026年3月期の配当は期初予想3円、上方修正後4円からさらに5円に増配した。2027年3月期の配当予想も5円を予定している。法人税等調整額の影響を排除した実質的な配当性向は、2026年3月期が42.7%、2027年3月期予想が39.7%となる見込み。また株主優待について、優待付与の最低保有株数を500株に引き下げ、贈呈する宿泊割引券の金額を一部引き上げるなど拡充した。
| 決算期 | 配当(円) | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2024年3月期(実績) | 0.0 | – |
| 2025年3月期(実績) | 3.0 | 17.7% |
| 2026年3月期(実績) | 5.0 | 25.4% |
| 2027年3月期(予想) | 5.0 | 73.1% |

事業トピックス・新規出店の状況
2026年3月期は8ホテルが開業し、2031年3月末までに21ホテル・2,178室の増加が決定済み。2026年3月期中に新たに11件の新規案件を受注するなど好調な受注ペースが続いている。また、KOKO HOTELSへのブランド統合が完了し全ホテルのリブランドが完了したほか、ポラリス・ミナシアの組織統合・再編及び事務所移転も完了した。スポンサーグループが「みずほリースグループ」と資本業務提携契約を締結し、さらなるサポート強化を期待するとしている。
※本記事はポラリス・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。