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ピエトロ、2026年3月期は売上高が過去最高を更新 最終利益は赤字に転落

決算サマリー 2026.08.24
ピエトロ、2026年3月期は売上高が過去最高を更新 最終利益は赤字に転落

※本記事はピエトロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ピエトロは2026年3月期の連結業績で、売上高12,146百万円(前期比109.1%)と過去最高を更新した。売上総利益も6,112百万円(同107.2%)に伸び、営業利益は197百万円(同111.2%)と増益を確保した。一方、新工場資金の借入利息と手数料の影響などにより経常利益は53百万円(同33.4%)に落ち込み、親会社株主に帰属する当期純利益は32百万円の損失(前期は57百万円の利益)となり最終赤字に転落した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

経常利益段階では、新工場資金の借入利息と手数料により▲180百万円の押し下げ要因があった。

項目2026年3月期2025年3月期前期比(%)
売上高12,14611,135109.1
売上総利益6,1125,703107.2
営業利益197177111.2
経常利益5316033.4
親会社株主に帰属する当期純利益-3257
全社(連結)営業利益の増減要因(2025年3月期→2026年3月期)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.9

セグメント別(事業別)の状況

商品事業は売上高7,094百万円(前期比106.3%)と国内が全カテゴリーで前年を上回り増収となった一方、営業利益は1,536百万円(同98.4%)で玉ねぎ・食油等の価格高騰の影響により減益となった。北米子会社はボトル変更に伴う出荷調整もあり減収となり損失が拡大した。店舗事業は新店効果や既存店の客数増・単価上昇により売上高4,871百万円(同113.4%)、営業利益147百万円(同147.7%)と増収増益となった。食材価格の高騰があったものの、値上げと不採算の直販店閉店効果により黒字が拡大した。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
商品事業売上高7,0946,674
商品事業営業利益1,5361,561
店舗事業売上高4,8714,295
店舗事業営業利益147100
その他事業売上高179165
その他事業営業利益7269
合計売上高12,14611,135
合計営業利益197177
セグメント別数値(商品事業・店舗事業・その他事業、2026年3月期実績)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.34

通期業績予想(2027年3月期 計画)

2027年3月期の連結業績計画は、売上高12,500百万円(前期比102.9%)、売上総利益6,117百万円(同100.1%)を見込む。営業利益は70百万円(同35.5%)、経常利益は▲110百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は▲141百万円と、前期に続き最終赤字を見込む。経常利益段階では新工場資金等の借入利息により▲180百万円、純利益段階では法人税等により▲37百万円の影響を見込む。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
売上高12,50012,146
売上総利益6,1176,112
営業利益70197
経常利益-11053
親会社株主に帰属する当期純利益-141-32
2027年3月期計画 全社(連結)営業利益の増減要因
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.14

セグメント別計画

商品事業は国内が増収を見込むものの、新工場の減価償却や原材料高騰、移転費用により営業利益は1,396百万円(前期比90.9%)へ減益を計画する。北米はボトル変更を機とした配荷増による増収と原価低減により損失縮小を見込む。店舗事業は前期の不採算店(MIOMIO、直販店)閉店により売上高は4,740百万円(同97.3%)と減収となるものの、収益性の改善を織り込み営業利益240百万円(同162.3%)の増益を計画する。

セグメント指標2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
商品事業売上高7,5807,094
商品事業営業利益1,3961,536
店舗事業売上高4,7404,871
店舗事業営業利益240147

株主還元

1株当たり配当金(予定)は24円で、前期と同額(±0)を計画している。

中長期に向けて

同社は新工場について、2026年9月に完全稼働を開始する予定で、2027年4月9日には「&PARK」機能(レストラン、一般見学施設)をフルオープンする計画である。新工場投資の目的として、新商品・新事業への参入に備えた対応能力の向上、三工場に分散する機能の統合による生産効率の向上、ファンベース拠点としての活用による売上向上を掲げている。中長期の取り組みとして、新規事業への参入と育成、工場投資、北米をはじめとする海外事業の育成を通じ、「商品事業」と「店舗事業」を併せ持つ強みを最大化しながら事業領域の拡大を推進する方針である。

新工場投資の目的と今後のスケジュール
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.26

※本記事はピエトロが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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