※本記事はヴィレッジヴァンガードコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが発表した2026年5月期(2025年6月~2026年5月)の連結決算は、売上高23,353百万円(前期比93.6%)と減収になったものの、原価率の改善による売上総利益の増加と販管費の圧縮により、営業利益は919百万円となった。前期は営業損失935百万円であり、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも前期の損失から黒字に転換した。ただし通期予算に対しては売上高・営業利益とも未達となった。
連結業績(2026年5月期 実績)
売上高は前期比1,608百万円減の23,353百万円となった一方、原価率が7.2ポイント低下(改善)したことで売上総利益は前期比1,074百万円増の10,436百万円となった。販売費及び一般管理費も781百万円減少し、営業利益は前期比1,855百万円増益の919百万円を確保した。経常利益は858百万円、当期純利益は736百万円となり、いずれも前期の損失から黒字化した。なお予算比では、売上高が2,567百万円、営業利益が129百万円の未達となった(単位はいずれも百万円)。
| 項目 | 2026年5月期(当期) | 2025年5月期(前期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 23,353 | 24,962 | 93.6% |
| 売上総利益 | 10,436 | 9,362 | 111.5% |
| 販管費 | 9,517 | 10,298 | 92.4% |
| 営業利益 | 919 | -935 | – |
| 経常利益 | 858 | -995 | – |
| 当期純利益 | 736 | -4,247 | – |

セグメント別(事業別)の状況
事業別売上高をみると、主力の店舗事業は23,918百万円(構成比92.4%)で、前期の24,648百万円(同91.9%)から減少した。POPUP事業は1,019百万円(同3.9%)、EC事業は945百万円(同3.7%)で、いずれも前期からわずかに増減した。事業別売上高の合計は25,883百万円である。
| 事業 | 2025年5月期 | 2026年5月期 | 2027年5月期(計画) |
|---|---|---|---|
| 店舗事業 | 24,648(91.9%) | 23,918(92.4%) | 21,210(89.1%) |
| POPUP事業 | 1,228(4.6%) | 1,019(3.9%) | 1,267(5.3%) |
| EC事業 | 935(3.5%) | 945(3.7%) | 1,331(5.6%) |
| 合計 | 26,812(100.0%) | 25,883(100.0%) | 23,810(100.0%) |

財務状態(連結貸借対照表)
2026年5月期末の総資産は18,927百万円(前期末17,399百万円)となった。現金及び預金は4,868百万円と前期末の2,086百万円から増加した一方、商品(棚卸資産)は10,246百万円と前期末の11,335百万円から減少した。純資産は2,589百万円で、前期末の1,872百万円から増加した(単位はいずれも百万円)。
| 項目 | 2026年5月期末 | 2025年5月期末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 18,927 | 17,399 | +1,528 |
| 純資産 | 2,589 | 1,872 | +717 |
| 現金及び預金 | 4,868 | 2,086 | +2,782 |
| 商品(棚卸資産) | 10,246 | 11,335 | -1,089 |
通期業績予想(2027年5月期計画)
会社は2027年5月期の計画として、不採算店舗の退店により売上は減少するものの、店舗事業の採算改善とPOPUP・EC事業の収益性改善・事業拡大に注力するとしている。売上高は21,881百万円(前期比93.7%)を計画し、売上総利益は9,043百万円、販管費は8,538百万円を見込む。営業利益は504百万円、経常利益は319百万円、当期純利益は126百万円を計画しており、販管費の売上構成比は前期に対して改善させる計画としている。
| 項目 | 2027年5月期(計画) | 2026年5月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,881 | 23,353 | 93.7% |
| 売上総利益 | 9,043 | 10,436 | 86.6% |
| 販管費 | 8,538 | 9,517 | 89.7% |
| 営業利益 | 504 | 919 | – |
| 経常利益 | 319 | 858 | – |
| 当期純利益 | 126 | 736 | – |

出店・店舗網
2026年6月1日時点の店舗数は全国232店舗で、内訳はヴィレッジヴァンガード218店舗(直営216店舗、FC2店舗)、ニュースタイル5店舗、アウトレット9店舗となっている。

株主還元
本資料には配当・自己株式取得等の株主還元に関する記載はない。
事業トピック
会社は店舗事業について「世の中の退屈をエンタメに変える」ことをコンセプトに掲げている。POPUP事業では人気キャラクターの世界観を再現した体験型エンタメ空間を展開し、EC事業では店舗の「宝探し感覚」を再現したオンライン販売を行っているとしている。
※本記事はヴィレッジヴァンガードコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。