ゲオホールディングス

ゲオホールディングス、2026年3月期は増収増益 当期純利益92.6%増

決算サマリー 2026.08.20
ゲオホールディングス、2026年3月期は増収増益 当期純利益92.6%増

※本記事はゲオホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ゲオホールディングスの2026年3月期は、連結売上高4,812億円(前期比12.5%増)、営業利益142億円(同26.6%増)、経常利益153億円(同25.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益87億円(同92.6%増)となり、増収増益で着地した。リユース衣料・服飾雑貨商材や新品商材(Nintendo Switch 2関連)が業績を牽引した。2027年3月期は売上高5,100億円を見込む一方、賃上げや出店費用の増加により増収減益の計画としている。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

全体業績は増収増益:売上高および各利益はともに前期を大幅に上回った。為替差益7億円、特別利益として負ののれん発生益15億円を計上した。リユースは好調:衣料・服飾雑貨商材が牽引し、国内外への積極出店とリユース志向の高まりが追い風となった。新品は大幅増収:「Nintendo Switch 2」本体の安定供給が売上を牽引した。

項目2025年3月期 実績2026年3月期 実績前期比増減額前期比増減率
売上高427,669百万円481,249百万円53,580百万円12.5%
売上総利益170,671百万円189,446百万円18,774百万円11.0%
売上総利益率39.9%39.4%▲0.5pt
販管費159,421百万円175,207百万円15,785百万円9.9%
営業利益11,250百万円14,239百万円2,989百万円26.6%
営業利益率2.6%3.0%0.3pt
経常利益12,224百万円15,348百万円3,123百万円25.6%
親会社株主に帰属する当期純利益4,537百万円8,738百万円4,200百万円92.6%
2026年3月期 連結損益計算書のスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.8

商材別売上高(事業別の状況)

新規出店による販売チャネル拡大にともない、国内外の2nd STREETにおける中心商材である衣料・服飾雑貨の販売は引き続き順調に成長した。GEO mobileの新規出店および併設店舗の増加により増収を達成した。「Nintendo Switch 2」や周辺機器を含むゲーム関連が好調に推移したほか、新品トレカ商材やPB商材も堅調に伸びた。ラグジュアリーは上期に米国関税の影響で減少したものの、時計相場の回復に伴い業績は好転の兆しを見せている。

商材区分2025年3月期2026年3月期前期比増減額前期比増減率
リユース273,915百万円300,606百万円26,690百万円9.7%
 衣料・服飾雑貨102,168百万円122,310百万円20,142百万円19.7%
 ラグジュアリー58,261百万円57,595百万円▲665百万円▲1.1%
 スマホ・タブレット45,494百万円48,830百万円3,335百万円7.3%
新品99,100百万円124,333百万円25,232百万円25.5%
その他54,653百万円56,310百万円1,656百万円3.0%
合計427,669百万円481,249百万円53,580百万円12.5%
2026年3月期 商材別売上高のスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年3月期)

国内100店舗・海外38店舗の積極出店を進める2nd STREETを中心に、リユース商材の拡充や調達網の効率化を通じて売上高5,100億円の増収を目指す。一方で、賃上げや物価高騰、出店費用の増加が利益を圧迫する要因となり、2027年3月期は増収減益の業績を見込んでいる。今後は付加価値サービスの提供や在庫運用の最適化を一層加速させるとしている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)前期比増減額前期比増減率
売上高481,249百万円510,000百万円28,750百万円6.0%
営業利益14,239百万円13,000百万円▲1,239百万円▲8.7%
営業利益率3.0%2.5%▲0.5pt
経常利益15,348百万円12,500百万円▲2,848百万円▲18.6%
親会社株主に帰属する当期純利益8,738百万円6,000百万円▲2,738百万円▲31.3%
直営店舗数2,153店2,346店193店舗出店
ROE8.91%5.48%▲3.43pt
NetD/Eレシオ0.33倍0.30倍0.03減
2027年3月期 通期業績予想のスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.16

株主還元

株主に対する利益還元を経営の重点課題の一つと位置づけ、安定的な経営基盤の確保と利益率の向上に努めるとともに、安定的な配当を行うことを基本方針としている。2027年3月期の配当は中間配当を1株当たり17円、期末配当予想も1株当たり17円とし、年間配当金は34円となる予定。

区分2027年3月期 配当予想(1株当たり)
中間配当17円(予定)
期末配当17円(予定)
年間配当金34円(予定)
配当・配当性向推移のスライド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.18

トピックス

2nd STREETは国内外合計100店舗を新規出店し積極的な拡大路線を継続、2nd STREETの店舗数がGEOを抜きグループ最多となった。新フォーマット「GEO DIGITAL BASE」の展開を開始したほか、統合報告書を発行した。また、2026年10月1日付で商号を「株式会社セカンドリテイリング」(英文:2nd RETAILING Co., Ltd.)に変更することを公表した(2026年6月26日開催予定の定時株主総会での定款一部変更の承認を条件とする)。

※本記事はゲオホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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