※本記事はイオン九州が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
イオン九州は2025年度(2026年2月期)連結業績で、営業収益・営業利益・経常利益がいずれも過去最高を更新し、経営統合以降連続で営業増益となった。新店は期初目標数には届かなかったものの16店舗を出店し、既存店活性化はSC全体のリニューアルを含め10店舗実施した。食料品の売上が堅調に推移し、既存店売上・客数ともに前年を上回った。当期純利益は前期の災害保険金計上影響により前期を下回ったものの、期初業績予想は上回った。
連結業績(当期 実績)
営業収益は547,145百万円(前期比102.9%)、営業利益は10,748百万円(前期比102.0%)、経常利益は11,506百万円(前期比104.4%)といずれも過去最高を更新した。当期純利益は5,971百万円(前期比98.9%)で前期の災害保険金計上影響により減益となったが、期初業績予想(5,300百万円)は上回った。総資産は206,432百万円(前期比114.5%)、自己資本比率は29.2%(前期30.6%)。
| 項目 | 当期実績 | 前期差 | 前期比 | 前期実績 |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 547,145百万円 | +15,526 | 102.9% | 531,619百万円 |
| 営業利益 | 10,748百万円 | +211 | 102.0% | 10,537百万円 |
| 経常利益 | 11,506百万円 | +483 | 104.4% | 11,022百万円 |
| 当期純利益 | 5,971百万円 | △63 | 98.9% | 6,035百万円 |
| 1株当たり当期純利益 | 175.00円 | – | – | 177.45円 |
業態別(セグメント別)の状況
単体業績を業態別にみると、SM・DS店舗は売上高250,751百万円(前期比102.8%)、GMS店舗は242,052百万円(前期比102.0%)、HC店舗は16,670百万円(前期比97.0%)となった。部門別では、食品の売上が前期比103.2%と堅調に推移した一方、天候不順等の影響で衣料品は前期比99.1%、住居余暇商品は前期比98.5%となった。
| 業態 | 当期売上高 | 構成比 | 前期比 | 前期売上高 |
|---|---|---|---|---|
| SM・DS店舗 | 250,751百万円 | 48.9% | 102.8% | 244,040百万円 |
| GMS店舗 | 242,052百万円 | 47.2% | 102.0% | 237,366百万円 |
| HC店舗 | 16,670百万円 | 3.2% | 97.0% | 17,180百万円 |
| その他 | 3,360百万円 | 0.7% | 102.2% | 3,288百万円 |

通期業績予想
2026年度(2027年2月期)の連結業績予想は、営業収益600,000百万円(前期比109.7%)、営業利益10,800百万円(前期比100.5%)、経常利益10,200百万円(前期比88.6%)、当期純利益6,500百万円(前期比108.9%)。過去最大規模となる新規出店(連結30店舗程度)に加え、吸収合併したジョイフルサン、子会社化したトキハインダストリー店舗の収益力回復に向けた投資を推進する計画。経常利益の減益予想は、前期に営業外収益として計上した差入保証金回収益の影響による。
| 項目 | 2026年度予想(連結) | 前期比(連結) | 2026年度予想(単体) | 前期比(単体) |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 600,000百万円 | 109.7% | 571,000百万円 | 105.8% |
| 営業利益 | 10,800百万円 | 100.5% | 12,500百万円 | 106.5% |
| 経常利益 | 10,200百万円 | 88.6% | 11,900百万円 | 95.0% |
| 当期純利益 | 6,500百万円 | 108.9% | 8,000百万円 | 123.2% |

株主還元
1株当たり配当金は年間50円(中間25円、期末25円)を計画。経営成績を反映させた配当性向の目安を30%に置き、株主への安定的な利益還元を図るとともに、更なる利益成長に努めるとしている。2025年度の配当性向は28.6%、2026年度計画は26.2%。
| 年度 | 1株当たり年間配当金 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2022年度 | 28円 | 20.8% |
| 2023年度 | 50円 | 24.4% |
| 2024年度 | 45円 | 25.4% |
| 2025年度 | 50円 | 28.6% |
| 2026年度(計画) | 50円 | 26.2% |

中期経営計画/トピック
2024-26年度中期経営計画の最終年度となる2026年度は、当初想定を超える物価・各種コストの上昇、新規出店の遅れの影響、加えてM&A2件の影響等により、連結業績は計画比で営業収益△230億円、営業利益△11億円の未達となる見込み。2026年3月1日付で株式会社ジョイフルサンを吸収合併し、同年3月10日付で株式会社トキハインダストリーを完全子会社化した。

※本記事はイオン九州が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。