※本記事はシマダヤが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
シマダヤの2026年3月期は、家庭用・業務用ともに増収となり、売上高・営業利益がともに過去最高を更新した。価格改定効果や経費抑制が寄与し、営業利益は前年同期比+11.7%の大幅増益となった一方、収益改善に向けた仙台工場閉鎖に伴う減損計上もあり、親会社株主に帰属する当期純利益の伸びは+1.6%にとどまった。
連結業績(当期 実績)
売上高は410億61百万円(前年同期比+3.6%)、営業利益は37億68百万円(同+11.7%)、経常利益は38億74百万円(同+12.3%)と増収増益。親会社株主に帰属する当期純利益は25億96百万円(同+1.6%)、1株当たり当期純利益は171.15円だった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 41,061百万円 | 39,625百万円 | +3.6% |
| 営業利益 | 3,768百万円 | 3,372百万円 | +11.7% |
| 経常利益 | 3,874百万円 | 3,449百万円 | +12.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,596百万円 | 2,554百万円 | +1.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 171.15円 | 167.99円 | - |

セグメント別(事業別)の状況
家庭用事業は前年同期比102.3%、業務用事業は同105.9%と、いずれも増収で推移した。売上高増加額は家庭用が+5.6億円、業務用が+8.6億円。主力ブランドでは家庭用の「流水麺」が前年同期比106.7%、「健美麺」が同106.2%、業務用の「流水α麺」が同135.8%と伸長した。
| 事業 | 指標 | 前年同期比 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 家庭用事業計 | 売上高 | 102.3% | +5.6億円 |
| 業務用事業計 | 売上高 | 105.9% | +8.6億円 |
通期業績予想
2027年3月期は売上高434億円(前年同期比+5.7%)を見込み増収の一方、生産性向上投資への注力等により営業利益は37億円(同△1.8%)、経常利益は37億30百万円(同△3.7%)と減益を予想する。親会社株主に帰属する当期純利益は26億円(同+0.2%)を見込む。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 43,400百万円(+5.7%) | 41,061百万円 |
| 営業利益 | 3,700百万円(△1.8%) | 3,768百万円 |
| 経常利益 | 3,730百万円(△3.7%) | 3,874百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,600百万円(+0.2%) | 2,596百万円 |
| 1株当たり当期純利益 | 181.75円 | 171.15円 |

株主還元
連結配当性向30~40%を目安とした安定配当を実施する方針。2026年3月期の年間配当金は52.00円(中間26.00円、期末26.00円 予定)で、2027年3月期は年間54.00円(中間27.00円、期末27.00円)を予想する。株主優待制度もあり、100株以上を6ヶ月以上継続保有する株主を対象に、保有株数に応じたカタログギフト(1,000円相当または3,000円相当、寄付選択も可能)を贈呈する。

中期経営計画/トピック
長期ビジョン「SCG100(Shimadaya Change & Growth100)」のもと、2025~27年3月期を中期経営計画「Change95」の期間と位置づけ、家庭用チルドの収益改善や業務用冷凍の拡大、家庭用冷凍・海外冷凍といった成長マーケットへの展開加速に取り組んでいる。中計最終年度(2027年3月期)の目標に対し、2026年3月期実績は売上高410億円(進捗率95%)、EBITDA52億円(進捗率96%)、冷凍麺売上比率41%(進捗率97%)となった。生産体制面では2026年4月にチルド麺工場を7体制から6体制へ再編したほか、2026年6月には前橋工場敷地内で冷凍麺新ラインが稼働予定で、冷凍麺の生産能力は約10%向上する見込み。

※本記事はシマダヤが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。