日本和装ホールディングス

日本和装ホールディングス、2025年12月期は減収減益 2026年12月期は増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.24
日本和装ホールディングス、2025年12月期は減収減益 2026年12月期は増収増益を計画

※本記事は日本和装ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日本和装ホールディングス株式会社の2025年12月期(連結)は、売上高4,485百万円(前期比4.7%減)、営業利益375百万円(同21.9%減)、経常利益324百万円(同24.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益231百万円(同22.0%減)の減収減益となった。卒業生(既存顧客)向けのイベント施策は堅調に推移し、秋の「きもの着付け教室」の新規顧客数も前年比約117%と好調だったものの、春の新規顧客数減少の影響を完全には吸収できなかった。2026年12月期は売上高4,560~4,660百万円、営業利益397~447百万円などを見込み、増収増益を計画している。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は4,704百万円から4,485百万円へ218百万円減少(4.7%減)した。内訳は販売仲介手数料が268百万円減少した一方、和服・和装品販売は147百万円増加、縫製加工は88百万円減少した。販管費は3,816百万円から3,710百万円へ105百万円減少(2.8%減)し、広告宣伝費が20百万円増加した一方、会場費等が18百万円、地代家賃等が26百万円それぞれ減少した。この結果、営業利益は480百万円(営業利益率10.2%)から375百万円(同8.4%)へ104百万円減少(21.9%減)、経常利益は432百万円(同9.2%)から324百万円(同7.2%)へ107百万円減少(24.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は296百万円から231百万円へ65百万円減少(22.0%減)となった。

項目2024年12月期2025年12月期増減額増減率
売上高4,7044,485△218△4.7%
売上総利益4,2964,085△210△4.9%
販売費及び一般管理費3,8163,710△105△2.8%
営業利益(営業利益率)480(10.2%)375(8.4%)△104△21.9%
経常利益(経常利益率)432(9.2%)324(7.2%)△107△24.9%
税金等調整前当期純利益426348△77△18.1%
親会社株主に帰属する当期純利益296231△65△22.0%

財務ハイライト(2025年12月末 実績)

資産合計は9,341百万円から8,771百万円へ570百万円減少した。現金及び預金は2,749百万円から2,510百万円へ239百万円減少し、割賦売掛金も5,430百万円から5,096百万円へ334百万円減少した。有利子負債は4,579百万円から4,086百万円へ492百万円減少した。純資産は3,632百万円から3,732百万円へ99百万円増加し、自己資本比率は38.9%から42.6%へ上昇した。減収減益によりROEは8.4%から6.3%へ低下した。

項目2024年12月末2025年12月末前期末比増減額
流動資産9,0418,538△502
現金及び預金2,7492,510△239
割賦売掛金5,4305,096△334
固定資産300233△67
資産合計9,3418,771△570
負債5,7095,039△670
有利子負債4,5794,086△492
純資産3,6323,732+99
自己資本比率38.9%42.6%
売上高の年度別推移グラフ
出典:2499_日本和装ホールディングス_2025年12月期_通期_説明資料 P.11
営業利益・営業利益率の年度別推移グラフ
出典:2499_日本和装ホールディングス_2025年12月期_通期_説明資料 P.12

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の業績予想は、売上高4,560~4,660百万円(前期比1.6%~3.9%増)、営業利益397~447百万円(同5.8%~19.1%増)、経常利益356~401百万円(同9.7%~23.5%増)、当期純利益246~275百万円(同6.4%~18.9%増)、1株当たり当期純利益27.14円~30.33円(前期25.51円)を見込む。市場規模が縮小して推移する和装業界に属しながら、独自のビジネスモデルによって業界内では比較的安定した営業利益を計上しており、2026年も和装品等の販売仲介事業を中心に、グループ会社がそれぞれの強みを活かすことで和装業界に関わるシェアを広げていくとしている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)増減率
売上高4,4854,560~4,6601.6%~3.9%
営業利益375397~4475.8%~19.1%
経常利益324356~4019.7%~23.5%
当期純利益231246~2756.4%~18.9%
1株当たり当期純利益25.51円27.14~30.33円6.4%~18.9%
2026年度業績予想スライド
出典:2499_日本和装ホールディングス_2025年12月期_通期_説明資料 P.26

株主還元

配当は、株主尊重の立場から株主利益を守り継続かつ安定した配当を実施することを利益配分に関する基本方針とし、2022年12月期より四半期配当を導入している。2025年12月期は当初14円の配当予想のところ、期末に2円の記念配当を実施し、通期で合計16円(配当性向62.7%、配当利回り4.4%)の配当を行った。2026年12月期は14円の配当を予定している。

項目2023年12月期2024年12月期2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
1株配当合計14円14円16円14円
配当性向73.5%42.8%62.7%
配当利回り4.0%4.5%4.4%
剰余金の配当(四半期配当)の推移スライド
出典:2499_日本和装ホールディングス_2025年12月期_通期_説明資料 P.27

トピックス・今後の展開

日本和装の着付け教室は2026年に開講40周年を迎える。これまでに22万5千人を超える卒業生を輩出しており、2026年のイメージキャラクターには菅野美穂氏を起用し、1月から全国でテレビCMを放映した。ECサイト「KAERUWA」は大幅なリニューアルを実施し、老舗足袋メーカーとのコラボレーション商品「インナーブルーム足袋」等をリリースした。サステナビリティ活動では、中学・高校向けの「浴衣の着付け」出前授業を2025年12月末時点で計73校・10,365名に実施したほか、幻の国産蚕「太平長安」の復刻を目指す「Reborn The Silkプロジェクト」を推進している。

※本記事は日本和装ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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