※本記事はキッズスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社キッズスターは2026年2月13日、決算説明資料を公表した。2025年12月期(個別決算)は、売上高1,157百万円(前期比127.4%、計画比104.6%)、営業利益248百万円(前期比147.0%、計画比112.9%)、当期純利益157百万円(前期比150.6%、計画比120.4%)と、いずれも前期・計画を上回る着地となった。一方、2026年12月期は連結ベースの業績予想として、「ごっこランド(デジタル)」のコスト増加や海外事業への投資先行などにより、売上高1,176百万円(前期比101.6%)を計画するものの、営業利益119百万円(前期比48.3%)、当期純利益71百万円(前期比45.2%)と減益を見込む。
業績(2025年12月期 実績)
2025年12月期の業績(個別決算)は、サービスデザインの収入減の影響があったものの、「ごっこランド」のストック収入の増加により売上高が前年同期を上回った。第4四半期(10月~12月)は売上高271百万円(前年同期比104.2%)となったが、人件費や減価償却費・広告宣伝費等の増加により、営業利益は26百万円(前年同期比42.4%)、四半期純利益は16百万円(前年同期比35.7%)と前年同期を下回った(単位:百万円、以下同)。
| 項目 | 2024年12月期実績 | 2025年12月期計画 | 2025年12月期実績 | 前年同期比 | 計画比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 908 | 1,105 | 1,157 | 127.4% | 104.6% |
| 営業利益 | 169 | 219 | 248 | 147.0% | 112.9% |
| 当期純利益 | 104 | 131 | 157 | 150.6% | 120.4% |

サービス別の状況
サービス別に見ると、主力の「ごっこランド(デジタル)」はストック型のパビリオン出店料収入の増加により売上高929百万円(前期比126.1%)となった。「ごっこランドEXPO(リアル)」は2024年の5ヶ所開催に対し2025年は30ヶ所開催と大幅に続伸し、売上高106百万円(前期比813.5%)となった。その他(うちGokko World)は121百万円(前期比76.8%)となった。
| サービス | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高合計 | 908 | 1,157 | 127.4% |
| ごっこランド(デジタル) | 736 | 929 | 126.1% |
| ごっこランドEXPO(リアル) | 13 | 106 | 813.5% |
| その他(うちGokko World) | 158(0) | 121(2) | 76.8% |

2026年12月期の業績予想(連結)
2026年12月期は、主力事業「ごっこランド(デジタル)」において、2025年12月期の出店純増数が計画の12店を下回る8店にとどまったことがストックビジネスの性質上2026年12月期の収益に影響するほか、体制整備やプロダクト改修コストの先行、新規ダウンロード促進のためのマーケティングコスト増加が主な減益要因となる。海外事業(Gokko World)は将来の成長ドライバーを確立するための戦略的投資フェーズと位置づけられており、ユーザー基盤(DL数・プレイ回数)が一定規模に達し広告媒体としての価値が証明された段階で企業からの出稿に至るため、マネタイズには時間を要するとしている。加えて、トヨタ関連の大型アプリ開発案件が2025年12月期第3四半期で終了したことも減益要因の一つに挙げている。これらを踏まえ、2026年12月期は連結売上高1,176百万円(前期比101.6%)、営業利益119百万円(前期比48.3%)、当期純利益71百万円(前期比45.2%)を計画する。
| 項目 | 2025年12月期実績 | 2026年12月期計画 | 増減額 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,157 | 1,176 | +18 | 101.6% |
| 営業利益 | 248 | 119 | △128 | 48.3% |
| 当期純利益 | 157 | 71 | △86 | 45.2% |

2026年12月期業績予想 売上高内訳
サービス別の売上高予想は、主力の「ごっこランド(デジタル)」が956百万円(前期比102.9%)、「リアルイベント」は新ブランドや大型イベントの展開により167百万円(前期比156.7%)、「海外(Gokko World)」は6百万円(前期比233.8%)を計画する。一方、トヨタ関連の大型アプリ開発案件終了などにより「その他」は46百万円(前期比39.1%)となる見通し。
| 区分 | 2025年12月期実績 | 2026年12月期計画 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高合計 | 1,157 | 1,176 | 101.6% |
| ごっこランド(デジタル) | 929 | 956 | 102.9% |
| リアルイベント | 106 | 167 | 156.7% |
| 海外(Gokko World) | 2 | 6 | 233.8% |
| その他 | 118 | 46 | 39.1% |
中期経営計画(FY2026~FY2028)
同社は中期経営計画(FY2026~FY2028)の目指す姿として「アジアの子どもたちの『なりたい』を育てるNo.1社会体験プラットフォームになる」を掲げ、事業ポートフォリオの多様化を進めながら安定的な収益基盤の構築と持続的な成長企業を目指す方針を示した。財務目標として、2025年12月期実績の売上高1,157百万円・営業利益248百万円(営業利益率21.5%)に対し、2028年12月期目標として売上高2,500百万円・営業利益500百万円(営業利益率20.0%)を掲げる。売上高目標の内訳としては、「ごっこランド(デジタル)」929百万円から1,300百万円、「リアルイベント」106百万円から500百万円、「海外(Gokko World)」2百万円から300百万円へ伸ばし、新規事業(M&Aやアライアンスを含む)で400百万円を見込む。リアルイベントと海外ビジネスを「ごっこランド(デジタル)」に次ぐ成長の柱に育てる方針で、海外事業についてはFY2026からFY2027を先行投資フェーズと位置づけ、FY2028からの黒字化を計画するとしている。

※本記事はキッズスターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。