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JTP、2026年3月期は増収増益 純利益22.0%増 3期連続増配

決算サマリー 2026.08.13
JTP、2026年3月期は増収増益 純利益22.0%増 3期連続増配

※本記事はJTPが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

JTP株式会社(証券コード:2488)の2026年3月期決算説明資料によると、売上高は9,897百万円(前期比7.4%増)、営業利益は963百万円(同17.4%増)、当期純利益は686百万円(同22.0%増)となり、増収増益を達成した。売上高・営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも期初の自社業績予想を上回り、達成率は102.8%〜118.1%だった。配当は年間49.0円で3期連続の増配を実施した。

目次

業績(当期実績)

2026年3月期の売上高は9,897百万円(前期比+686百万円、7.4%増)、営業利益は963百万円(同+143百万円、17.4%増)、経常利益は980百万円(同+152百万円)、当期純利益は686百万円(同+124百万円、22.0%増)だった。期初の業績予想(売上高9,632百万円、営業利益830百万円、経常利益830百万円、純利益600百万円)に対する達成率は、売上高102.8%、営業利益116.0%、経常利益118.1%、純利益114.3%となり、いずれも予想を上回った。

項目前期実績(2025年3月期・百万円)当期実績(2026年3月期・百万円)増減額(百万円)予想比達成率
売上高9,2119,897686102.8%
営業利益820963143116.0%
経常利益828980152118.1%
純利益562686124114.3%
売上高推移(2024年3月期〜2026年3月期)
出典:JTP 2026年3月期 決算説明資料 P.11

セグメント別の状況

事業セグメントは、デジタルイノベーション、ICT、ライフサイエンス、その他(海外)の4区分。デジタルイノベーション事業は、生成AI関連の研修拡大や内部脅威対策ソリューションの伸長、Third AI・アプリケーション開発の好調により、人財育成ソリューション売上618百万円(前期比+7.8%)、セキュリティ売上1,241百万円(同+27.0%)、DX開発売上806百万円(同+17.4%)と全サブセグメントで増収した。ICT事業は、システム構築がガバメントクラウド等のスポット案件受注により売上2,317百万円(同+12.5%)と増収した一方、システム運用は既存顧客への常駐運用サービスの減少により売上2,907百万円(同△1.7%)と減収した。ライフサイエンス事業は医療機器の保守サービスとICTサービスの伸長により売上1,947百万円(同+1.3%)となった。

事業セグメントサブセグメント前期実績(百万円)当期実績(百万円)前期比増減額(百万円)
デジタルイノベーション人財育成ソリューション573618+7.8%+44
デジタルイノベーションセキュリティ9771,241+27.0%+264
デジタルイノベーションDX開発686806+17.4%+119
ICTシステム構築2,0592,317+12.5%+258
ICTシステム運用2,9572,907△1.7%△50
ライフサイエンス1,9221,947+1.3%+25
その他3358+71.6%+24
合計9,2119,897+7.4%+685

セグメント利益(営業利益)は、人財育成ソリューション194百万円(同+32.0%)、セキュリティ53百万円(同+23.5%)、DX開発62百万円(前期は△10百万円の赤字)、ライフサイエンス355百万円(同+27.1%、利益率の高い案件の獲得と人員配置の最適化により収益性が改善)と増益となった一方、システム構築は利益率の高い案件の失注が影響し467百万円(同△11.6%)、システム運用は680百万円(同△3.6%)と減益だった。全社費用等を含めたセグメント利益合計は963百万円(同+17.4%)となった。

各事業セグメント利益(2025年3月期・2026年3月期)
出典:JTP 2026年3月期 決算説明資料 P.16

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高10,000百万円(前期比+1.0%)、営業利益1,000百万円(同+3.8%)、経常利益1,000百万円(同+2.0%)、当期純利益700百万円(同+2.0%)。AI技術の進化による事業環境変化を踏まえ、成長分野へのシフトや人財投資強化、AI領域への集中を進める方針。

項目当期実績(2026年3月期・百万円)予想(2027年3月期・百万円)前期比
売上高9,89710,000+1.0%
営業利益9631,000+3.8%
経常利益9801,000+2.0%
当期純利益686700+2.0%
2027年3月期 決算予想サマリー
出典:JTP 2026年3月期 決算説明資料 P.29

株主還元

2026年3月期の配当金は年間49.0円(中間11.0円、期末38.0円)で、前期の41.0円から増配となり、3期連続の増配を実施した。配当性向は40.6%。2027年3月期の配当予想は年間50.0円(中間11.0円、期末39.0円)、配当性向40.1%を予定する。配当方針は、下限配当25円または配当性向40%以上のいずれか高い方を還元することを目安とする。あわせて、資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として、上限5億円・上限35万株、期間2026年8月までの自己株式取得を実施している。

項目2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
配当金(年間)36.0円41.0円49.0円50.0円
(期末配当)31.0円29.0円38.0円39.0円
(中間配当)5.0円12.0円11.0円11.0円
配当性向42.0%41.3%40.6%40.1%
株主還元(配当金・配当性向の推移)
出典:JTP 2026年3月期 決算説明資料 P.24

成長戦略・トピック

AI技術の進化により事業環境が急速に変化する中、一部業務の減少や利益率圧迫が生じる一方、成長分野は拡大している。同社はセキュリティ・DX開発などの成長分野へのシフトや人財投資強化、AI領域への集中を進めており、2026年3月期の全社営業利益率は9.7%に改善した。あわせて、AI/Data/Security分野の技術力強化に向け、人財採用・育成投資を前期比+73%、マーケティング投資を同+239%に拡大した。

※本記事はJTPが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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