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ギグワークス、2025年10月期は営業利益・純利益ともに黒字転換

決算サマリー 2026.08.23
ギグワークス、2025年10月期は営業利益・純利益ともに黒字転換

※本記事はギグワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ギグワークス株式会社の2025年10月期は、基幹事業が総じて堅調に推移し、シェアリングエコノミー事業では大型案件の完了等により売上高・セグメント利益がともに増加した。一方、デジタルマーケティング事業は日本直販の全株式譲渡により当期は2025年2月までの4カ月間のみ連結対象となり、連結売上高減少(影響額40億円)の主因となったほか、Web3サービス事業では事業成長に向けた投資負担が減益要因となった。これらの結果、連結売上高は222億円(前期比31億円減)、連結営業利益は15百万円(前期比4.1億円増)となった。日本直販の全株式譲渡に伴う特別利益約5.6億円の計上とSNPIT等の固定資産に係る減損損失1.7億円の計上等を経て、当期純利益は2.7億円(前期比9.9億円増)となった。

目次

連結業績(2025年10月期 実績)

通期の営業利益率は0.1%(前期比1.7%改善)となった。四半期別に見ると、2025年10月期第3四半期より営業利益が黒字転換し、第4四半期も208百万円の黒字を計上、通期でも黒字を達成した。経常利益は5百万円(前期比432百万円改善)となった。

項目2025年10月期2024年10月期増減
売上高22,261百万円25,369百万円△3,108百万円(△12.2%)
売上総利益4,911百万円5,953百万円
販売管理費4,896百万円6,357百万円
営業利益15百万円△404百万円419百万円
営業利益率0.1%△1.6%1.7%
経常利益5百万円△427百万円432百万円
当期純利益272百万円△725百万円997百万円

セグメント別の状況

基幹事業のうち、システムソリューション事業はSES領域のプロジェクト拡大や取引単価の適正化により、売上高・セグメント損益ともに過去最高を更新した。シェアリングエコノミー事業はシェアオフィスの稼働率向上とバリューアッド案件第1号の完了により大幅増収増益となり、セグメント損益は過去最高を更新した。オンデマンドエコノミー事業は日本直販の売却や通販関連需要の落ち着き等からコールセンター業務がやや減収となった。投資事業に位置づけられるWeb3サービス事業は、「SNPIT」独自トークンの上場や広告プロモーション等への投資を継続したことでセグメント損失が拡大した。

セグメント指標2025年10月期2024年10月期
オンデマンドエコノミー売上高10,405百万円10,558百万円
オンデマンドエコノミーセグメント損益683百万円714百万円
システムソリューション売上高4,883百万円4,724百万円
システムソリューションセグメント損益790百万円657百万円
シェアリングエコノミー売上高6,191百万円5,464百万円
シェアリングエコノミーセグメント損益716百万円516百万円
Web3サービス売上高171百万円261百万円
Web3サービスセグメント損益△581百万円△442百万円
連結営業損益のセグメント別内訳
出典:2025年10月期 決算説明資料 P.6
シェアリングエコノミー事業の業績トレンド
出典:2025年10月期 決算説明資料 P.11

財務基盤(貸借対照表・キャッシュ・フロー)

資産合計は7,812百万円(前期比459百万円減、5.5%減)となった。主に現預金が7.6億円増加した一方、売掛金及び契約資産が6.3億円、商品が3億円それぞれ減少した。負債合計は5,014百万円(前期比701百万円減、12.3%減)で、社債・借入金が4.1億円、未払金が2.9億円それぞれ減少した。純資産合計は2,797百万円(前期比242百万円増、9.5%増)となり、自己資本比率は34.6%(前期比5ポイント増加)となった。キャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが363百万円のプラス(前期比815百万円改善)、フリー・キャッシュ・フローは1,200百万円のプラス(前期比1,908百万円改善)となった。

項目2025年10月期末2024年10月期末増減率
資産合計7,812百万円8,271百万円△5.5%
負債合計5,014百万円5,715百万円△12.3%
純資産合計2,797百万円2,555百万円9.5%
自己資本比率34.6%29.6%5ポイント増加
連結貸借対照表の状況
出典:2025年10月期 決算説明資料 P.13

株主還元

配当は配当性向・ROEを踏まえたDOE(株主資本配当率)を指標としており、FY17の復配以降、配当を継続している。2025年10月期の1株当たり配当金は2円、配当性向は14.6%となった。2023年10月期・2024年10月期は当期純損失を計上したため配当性向は「-」表示となっている。なお2022年10月期には80万株の自己株式を取得した。

項目2023年10月期2024年10月期2025年10月期
1株当たり配当金4円1円2円
配当性向14.6%
株主への利益還元(配当金・配当性向推移)
出典:2025年10月期 決算説明資料 P.38

トピックス

Web3サービス事業ではカルビー株式会社の「じゃがりこ」とコラボレーションした限定アイテムをSNPIT内で展開したほか、地方創生モデル事業「公民連携推進大使」プロジェクトへの参画を発表した。シェアリングエコノミー事業では「THE BASE」の18拠点目となる「THE BASE南青山Ⅲ」を2025年11月にオープンし、ビジネスパートナー様との協業ではプロジェクト参画が過去最高を更新し、最大約300人/月(前年比150%)の規模となった。オンデマンドエコノミー事業では賃貸管理会社向けのビデオサポートサービス「GWV」の提供を開始した。

※本記事はギグワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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