※本記事はアルバイトタイムスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アルバイトタイムスは2026年4月9日、2026年2月期の連結決算を発表した。売上高は4,719百万円(前期比13.4%増)、営業利益は160百万円(同133.6%増)、経常利益は169百万円(同92.1%増)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は189百万円で、前期の467百万円の損失から利益を計上した。
連結業績(2026年2月期 実績)
短信によると、同社の収益基盤である静岡県の雇用情勢は依然として弱含みの状況が続き、有効求人倍率は全国平均を下回っている。こうした中、同社グループは採用管理システムを顧客に提供する『ワガシャ de DOMO』の販路拡大施策やオプション商品の販売等を継続したほか、静岡県内の東部・中部・西部の各地域で合同企業面談会『シゴトフェア』を開催した。当期より連結子会社となった株式会社WHOMは、フリーランス・副業人材を中心としたプロのリクルーターを活用したRPO事業を手掛けており、首都圏を中心に新規顧客開拓に注力した。
セグメント別では、人材サービス事業が『ワガシャ de DOMO』等のHRテックや正社員領域の販売等が堅調に推移したことに加え、WHOMのRPO事業の業績寄与もあり、増収増益となった。なお、WHOMの連結子会社化に伴い、従来の「情報提供事業」から「人材サービス事業」へセグメント名称を変更している。販促支援事業は、主たる売上であるフリーペーパーの取次で大型週刊誌の休刊や取次エリアの縮小等があり取次量が減少した結果、減収減益となった。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,719百万円 | 4,160百万円 | 13.4%増 |
| 営業利益 | 160百万円 | 68百万円 | 133.6%増 |
| 経常利益 | 169百万円 | 88百万円 | 92.1%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 189百万円 | △467百万円 | - |
| 1株当たり当期純利益 | 10.33円 | △25.58円 | - |
自己資本当期純利益率(ROE)は6.7%(前期△15.3%)、総資産経常利益率は4.9%(同2.4%)、売上高営業利益率は3.4%(同1.6%)となった。
財政状態とキャッシュ・フロー
当連結会計年度末の総資産は3,613百万円(前連結会計年度末3,317百万円)となった。固定資産では、無形固定資産がのれんの計上等により増加した。純資産は2,855百万円(同2,769百万円)となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上があった一方、剰余金の配当および自己株式の消却により利益剰余金は減少し、自己株式も消却等により減少した。自己資本比率は79.0%と、前連結会計年度末の83.5%から低下した。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3,613百万円 | 3,317百万円 |
| 純資産 | 2,855百万円 | 2,769百万円 |
| 自己資本比率 | 79.0% | 83.5% |
| 1株当たり純資産 | 156.13円 | 151.43円 |
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが399百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが子会社株式取得による支出等により560百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが配当金の支払等により106百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末比266百万円減少し、1,712百万円となった。
株主還元
同社は、連結業績に連動した利益配分を行うこととし、連結配当性向50%を目処に配当を行う方針としている。当期の1株当たり年間配当金は5円00銭(前期5円00銭)で、配当金総額は98百万円、配当性向(連結)は48.4%となった。2027年2月期も1株当たり5円00銭の期末配当を予定している。また短信は、重要な後発事象として、2026年4月9日開催の取締役会で自己株式1,000,000株の消却を決議したことを記載している(消却予定日は2026年4月17日)。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 5円00銭 | 5円00銭 |
| 配当性向(連結) | 48.4% | 65.5% |
2027年2月期の業績予想
2027年2月期の連結業績予想は、売上高5,024百万円(前期比6.5%増)、営業利益280百万円(同74.9%増)、経常利益277百万円(同64.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益139百万円(同26.2%減)としている。短信は、構造的な人手不足を背景に求人企業の採用ニーズは今後も継続すると見込む一方、人材ビジネスには一層の差別化・多様化が求められているとしている。同社グループは、『ワガシャ de DOMO』に代表されるHRテック領域へ事業を集中させるとともに、RPO事業で首都圏以外への地域展開や付加価値の高いサービスの拡充を進め、M&Aや業務提携など外部の経営資源も活用するとしている。
| 項目 | 2027年2月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,024百万円 | 6.5%増 |
| 営業利益 | 280百万円 | 74.9%増 |
| 経常利益 | 277百万円 | 64.1%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 139百万円 | 26.2%減 |
| 1株当たり当期純利益 | 7.63円 | - |
継続企業の前提に関する注記
継続企業の前提に関する注記について、短信は「該当事項はありません」としている。
本記事はアルバイトタイムスが公表した2026年2月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はアルバイトタイムスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。