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デジタルアーツ、2026年3月期は契約高が過去最高 営業利益5.1%増の増収増益

決算サマリー 2026.08.23
デジタルアーツ、2026年3月期は契約高が過去最高 営業利益5.1%増の増収増益

※本記事はデジタルアーツが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

デジタルアーツは2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の連結決算で、契約高16,604百万円(前年比+57.1%)、売上高10,835百万円(同+8.5%)、営業利益4,791百万円(同+5.1%)、経常利益4,840百万円(同+6.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,427百万円(同+7.7%)を計上した。「GIGAスクール構想 第2期」案件において高い獲得率と案件単価向上の両立を実現し、契約高は前年比+57.1%と大幅に成長した。通期契約高は過去最高を更新した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上原価は3,334百万円(前年比+13.1%)、販売管理費は2,708百万円(同+9.5%)で、いずれも開発人材や営業・管理人材への投資強化により増加した。一方でAIの業務活用を含む業務の高度化・効率化を推進し、計画対比で適切なコスト構造を実現しているとしている。EBITDA(営業利益+減価償却費+営業費用に含まれる税金費用)は5,864百万円(同+5.4%)だった。

項目2025年3月期2026年3月期前年比
契約高10,57016,604+57.1%
売上高9,98210,835+8.5%
売上総利益7,0337,500+6.6%
営業利益4,5584,791+5.1%
経常利益4,5624,840+6.1%
親会社株主に帰属する当期純利益3,1833,427+7.7%

市場別の状況

市場別では、公共向け市場が「GIGAスクール構想 第2期」案件の獲得が牽引し、契約高が前年比+106.7%と大幅に増加した。企業向け市場はクラウド型のセキュリティ対策ニーズを取り込み、契約高が前年比+10.9%の二桁成長を達成した。家庭向け市場は契約高・売上高ともに小幅な減少となった。

市場指標2025年3月期2026年3月期前年比
企業向け契約高5,0165,564+10.9%
公共向け契約高5,14610,639+106.7%
家庭向け契約高408400△1.9%
企業向け売上高4,7835,176+8.2%
公共向け売上高4,7885,256+9.8%
家庭向け売上高409402△1.8%
デジタルアーツの連結損益計算書(2026年3月期)
出典:デジタルアーツ 2026年3月期 通期決算補足説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、「GIGAスクール構想 第2期案件」の獲得ピークアウトにより契約高が13,500百万円(前年比△18.7%)に減少する見込みである一方、既存契約の積み上がりや新製品・関連製品の拡販、2026年3月期以前に獲得したクラウドサービス系案件の売上高計上が進むことで、売上高は12,000百万円(同+10.8%)、営業利益は5,400百万円(同+12.7%)、経常利益は5,505百万円(同+13.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,770百万円(同+10.0%)を見込む。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減率
契約高16,60413,500△18.7%
売上高10,83512,000+10.8%
営業利益4,7915,400+12.7%
経常利益4,8405,505+13.7%
親会社株主に帰属する当期純利益3,4273,770+10.0%
デジタルアーツの2027年3月期 通期業績予想(連結)
出典:デジタルアーツ 2026年3月期 通期決算補足説明資料 P.47

株主還元

2027年3月期の株主還元方針として、1株当たり配当金は100円とし、13年連続増配を予定する。大方針として累進配当の実施及び目標総還元性向50%以上を掲げる。自己株式取得については、業績動向ならびに株式市場の動向等を勘案しつつ、機動的に実施する予定としており、自己株式取得額(概算)は2026年3月期の7.4億円に対し、2027年3月期は11.3億円を見込む。

項目2026年3月期2027年3月期
1株当たり配当金(円)95100
自己株式取得額(概算)(億円)7.411.3
デジタルアーツの株主還元方針
出典:デジタルアーツ 2026年3月期 通期決算補足説明資料 P.55

中期経営計画

当期は中期経営計画(2025年3月期〜2027年3月期)の途上にあたり、最終年度となる2027年3月期は売上高120億円、営業利益54億円を業績目標とする。最終年度は「企業向け市場の基盤構築」と「AI時代実装の加速」を行う年度と位置づけ、次年度の結果を土台に、その先の目標として売上高150億円超、営業利益78億円超を目指すとしている。従業員数は2026年3月期実績で326名、2027年3月期計画では360名を見込む。

デジタルアーツの中期経営計画(2025年3月期〜2027年3月期)進捗
出典:デジタルアーツ 2026年3月期 通期決算補足説明資料 P.34

※本記事はデジタルアーツが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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