※本記事は中広が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社中広(証券コード:2139)の2026年3月期(第48期)連結業績は、売上高121億53百万円(前期比+7.2%)、営業利益386百万円(同+24.9%)、経常利益401百万円(同+24.4%)、当期純利益188百万円(同+15.0%)となった。5期連続の増収増益であり、連結売上高は過去最高を更新、連結経常利益は9期ぶりに4億円を突破した。なお、期初(2025年5月9日発表)の当初業績予想(売上高132億円、経常利益4億10百万円等)に対しては下回る着地となった。

連結業績(当期実績)
単位は百万円(切捨)。売上総利益は5,768百万円(売上比47.5%、前期比+14.5%)、販売費及び一般管理費は5,381百万円(売上比44.3%、前期比+13.9%)であった。
| 項目 | 前期実績(2025年3月期) | 当期実績(2026年3月期) | 前期比 | 当初業績予想(’25/5/9発表) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,332 | 12,153 | +7.2% | 13,200 |
| 売上総利益 | 5,035(44.4%) | 5,768(47.5%) | +14.5% | ― |
| 販売費及び一般管理費 | 4,725(41.7%) | 5,381(44.3%) | +13.9% | ― |
| 営業利益 | 309(2.7%) | 386(3.2%) | +24.9% | 400 |
| 経常利益 | 322(2.8%) | 401(3.3%) | +24.4% | 410 |
| 当期純利益 | 163(1.4%) | 188(1.5%) | 15.0% | 240 |
事業ハイライト・トピック
DXとAIの活用では、顧客管理を行う基幹システム「C-Brain」に2025年よりAIシステム『CAI-解-』を実装。クリエイティブコストを30%に圧縮した原稿自動生成機能に加え、2026年には全国の情報誌に掲載された原稿ビジュアルを一元管理する「CAI-広告原稿サーチ-」機能を実現し、2026年3月現在10万件超の原稿情報に対しQR読取数やクーポン利用数も一元化した。
WEBと紙の両方向からユーザーに気付きを与えるHYBRID広告は、地域行政キャンペーンでの活用が目立ち、アクション率が6.5%を記録する例も出現。49期はSNS/GoogleMAP/LP/予約機能等を取り込む2.0ver.へステージアップする。また、中広グループとVC(ボランタリーチェーン)が展開する『#にっぽんオレンジシンボル運動』は、児童虐待防止月間である11月に文部科学省とこども家庭庁の後援を得て、賛同スポット・企業が過去最高の1,500件に及んだ。

通期業績予想
2027年3月期(第49期)は連結売上高130億円、経常利益5億円を予想している。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) |
|---|---|---|
| 連結売上高 | 130億円 | 121億53百万円 |
| 経常利益 | 5億円 | 401百万円 |

株主還元
必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を基本方針とする。2026年3月期(FY2025)は1株あたり12円配当を継続し、配当性向は43.3%。2027年3月期(FY2026)は14円配当を予想しており、配当性向は31.7%を見込む。株主優待制度として、毎期3月末を基準に1単元以上を6ヶ月(9月末から3月末まで)以上継続保有している株主を対象に、一律1,000円のクオカードを贈呈する。
| 項目 | FY2022(2023年3月期) | FY2023(2024年3月期) | FY2024(2025年3月期) | FY2025(2026年3月期) | FY2026(2027年3月期予想) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1株あたり配当金 | 10円 | 12円 | 12円 | 12円 | 14円 |
| 配当性向 | 80.0% | 42.3% | 49.8% | 43.3% | 31.7% |

※本記事は中広が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。