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MIXI、2026年3月期は増収も営業減益 PointsBet社の新規連結が寄与

決算サマリー 2026.08.22
MIXI、2026年3月期は増収も営業減益 PointsBet社の新規連結が寄与

※本記事はMIXIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

MIXIの2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結業績は、PointsBet社の新規連結やベッティング事業の好調により売上高が前期比10.7%増の1,713億円となった。一方、EBITDAはモンスターストライクの減収影響や前期の投資事業における大型売却益の反動により同1.6%減の311億円、営業利益はPointsBet社買収に伴うのれん償却等の計上により同16.3%減の222億円となった。当期純利益は為替差益等により前年並みの172億円で着地した。2027年3月期はPointsBet社の通期連結等により売上高1,850億円、営業利益195億円を計画している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

通期の連結業績は増収減益となった。PointsBet社の新規連結等によりベッティング事業が伸長し増収となったが、EBITDAはモンスターストライクの減収影響や前期に投資事業で計上した大型売却益の反動により前期比1.6%減となった。営業利益はPointsBet社買収に伴うのれん償却等の計上により前期比16.3%減。当期純利益は為替差益やPointsBet社の償却費に係る非支配株主持分の調整により前年並みの着地となった。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績増減率
売上高171,369百万円154,847百万円+10.7%
EBITDA31,176百万円31,694百万円▲1.6%
営業利益22,256百万円26,600百万円▲16.3%
経常利益24,700百万円26,511百万円▲6.8%
親会社株主に帰属する当期純利益17,270百万円17,601百万円▲1.9%

セグメント別の状況

スポーツはPointsBet社の新規連結及びベッティング事業の車券販売等の伸長により増収増益となり、売上高の5カ年CAGRは37%、EBITDAは50億円を超え第2の柱へと成長した。ライフスタイルは家族アルバムみてねのGPS・写真プリント・プレミアムプラン等の注力領域が積み上がり、EBITDAは期初想定通り通期で黒字化した。デジタルエンターテインメントはモンスターストライクのMAU減少により減収となったものの、モンストWebショップの利用率上昇等によるコスト効率化でEBITDAは増益となった。投資は投資先ファンドの損益取り込み等により売上高・EBITDAともに前期を下回った。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
スポーツ売上高65,848百万円40,206百万円
スポーツEBITDA5,088百万円1,999百万円
ライフスタイル売上高17,159百万円14,795百万円
ライフスタイルEBITDA876百万円▲128百万円
デジタルエンターテインメント売上高83,889百万円94,082百万円
デジタルエンターテインメントEBITDA43,050百万円44,287百万円
投資売上高4,440百万円開示なし
投資EBITDA1,001百万円開示なし
スポーツセグメントの売上高・EBITDA年次推移
出典:MIXI 2026年3月期 通期 説明資料 P.14

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、PointsBet社の通期連結に加え、スポーツのベッティング事業及びライフスタイルの成長により、売上高は前期比8.0%増の1,850億円、EBITDAは同1.0%増の315億円を計画する。一方、デジタルエンターテインメントの先行投資やPointsBet社連結に伴う償却費増により、営業利益は同12.4%減の195億円を計画。経常利益・当期純利益は、前期に計上した為替差益等の一時要因の剥落により、それぞれ同19.0%減の200億円、同21.8%減の135億円を計画している。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)増減率
売上高185,000百万円171,369百万円+8.0%
EBITDA31,500百万円31,176百万円+1.0%
営業利益19,500百万円22,256百万円▲12.4%
経常利益20,000百万円24,700百万円▲19.0%
親会社株主に帰属する当期純利益13,500百万円17,270百万円▲21.8%
2027年3月期業績予想スライド
出典:MIXI 2026年3月期 通期 説明資料 P.43

株主還元

MIXIは事業成長のための投資に注力しつつ、安定的な株主還元を継続する方針。2026年3月期の1株当たり年間配当金は120円、2027年3月期予想は125円と増配を見込む。株主還元方針は、これまでの配当性向20%またはDOE(株主資本配当率)5%を目安とする方針から、2027年3月期より連結配当性向40%またはDOE5%を目安とする方針へ引き上げる。自己株式の消却は5%を上限に実施し、自社株買いは必要に応じて機動的に実行する方針に変更はない。

1株当たり配当金
2023年3月期110円
2024年3月期110円
2025年3月期120円
2026年3月期120円
2027年3月期(予想)125円
配当金推移及び株主還元についてのスライド
出典:MIXI 2026年3月期 通期 説明資料 P.62

中期ビジョン

MIXIは、自社が事業を営む経済圏を「We-Timeエコノミー」と定義。事業別の売上高目標として、スポーツ1,200億円以上、ライフスタイル400億円以上、デジタルエンターテインメント900億円以上を掲げ、全社ではトップライン3,000億円を目指す。

2030年代初頭の財務目標として、売上高3,000億円(2026年3月期実績1,713億円)、EBITDAマージン20%(同18%)、ROE15%(同9.6%)を掲げる。重点投資領域(スポーツ・ライフスタイル)の売上高成長率は年平均10%を目指し、そのEBITDA構成比は60%(同11%)への引き上げを目指す。効率性(EBITDAマージン・ROE)の向上を優先しつつ、トップラインの向上を図る方針。

2030年代初頭の財務目標スライド
出典:MIXI 2026年3月期 通期 説明資料 P.37

※本記事はMIXIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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