※本記事はマサルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
マサルは2025年11月14日、2025年9月期の連結決算を発表した。売上高は10,647百万円(前期比19.0%増)、営業利益は638百万円(同56.6%増)、経常利益は658百万円(同56.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は405百万円(同46.1%増)と増収増益となった。2026年9月期は増収減益を見込み、年間配当も1株当たり160円00銭から110円00銭への減配を予想している。
連結業績(2025年9月期 実績)
同社グループは、2021年10月から2030年9月までの9カ年の長期経営計画『~100年選ばれ続ける会社を目指す!~』のもと、「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」「ROE15%」「成長性分野開拓」を最終年度の達成目標に掲げている。当期は営業力強化や受注領域の拡大、生産性向上、現場力の強化、グループ内連携の強化などに取り組んだ。受注活動は、新築市場、改修市場、子会社セグメント市場で安定的な受注基盤を確保するため採算性に留意しながら積極的に行い、工期の長期化や資材・労務費の上昇が収益に与える影響を踏まえ、見積精度の向上や原価管理体制の強化などリスク管理の徹底にも留意した。その結果、受注高は前期を上回った。
セグメント別では、建設工事業、設備工事業とも増収増益となり、受注高もともに前期を上回った。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,647百万円 | 8,947百万円 | 19.0%増 |
| 営業利益 | 638百万円 | 407百万円 | 56.6%増 |
| 経常利益 | 658百万円 | 421百万円 | 56.4%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 405百万円 | 277百万円 | 46.1%増 |
| 1株当たり当期純利益 | 455.94円 | 313.54円 | - |
自己資本当期純利益率(ROE)は7.9%(前期5.7%)、総資産経常利益率は7.7%(同5.3%)、売上高営業利益率は6.0%(同4.6%)となった。
財政状態とキャッシュ・フロー
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ412百万円増加し、8,806百万円となった。純資産は前連結会計年度末に比べ337百万円増加し、5,277百万円となった。自己資本比率は59.9%(前連結会計年度末58.9%)となった。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 8,806百万円 | 8,394百万円 |
| 純資産 | 5,277百万円 | 4,940百万円 |
| 自己資本比率 | 59.9% | 58.9% |
| 1株当たり純資産 | 5,932.43円 | 5,575.54円 |
営業活動によるキャッシュ・フローは1,238百万円の収入となった。短信は、仕入債務の減少や法人税等の支払額等により資金が減少したものの、未成工事支出金の減少や売上債権の減少等により資金が増加したとしている。投資活動によるキャッシュ・フローは保険の解約等による収入などにより9百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済や社債の償還による支出等により232百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は、期首残高に比べ1,015百万円増加し、3,294百万円となった。
株主還元
当期の1株当たり年間配当金は160円00銭(前期125円00銭)で、配当金総額は142百万円、配当性向(連結)は35.1%となった。2026年9月期の年間配当金は1株当たり110円00銭を予想しており、当期から減配となる見通しである。
| 項目 | 2025年9月期(実績) | 2026年9月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 160円00銭 | 110円00銭 |
| 配当性向(連結) | 35.1% | 34.9% |
2026年9月期の業績予想
2026年9月期の連結業績予想は、売上高10,700百万円(前期比0.5%増)、営業利益450百万円(同29.5%減)、経常利益480百万円(同27.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円(同30.9%減)としている。短信は、建設業界について防災・減災やインフラ老朽化対策、都市再開発案件などによる継続的な需要が確認される一方、資材価格および労務費の高止まりが続き、工事費用の上昇が収益性の圧迫要因となっているとしている。同社は引き続き長期経営計画の3つのテーマに沿って、受注体制の強化、改修チームの連携強化、周辺分野へのM&Aの推進や業務提携・資本提携などに取り組むとしている。
| 項目 | 2026年9月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10,700百万円 | 0.5%増 |
| 営業利益 | 450百万円 | 29.5%減 |
| 経常利益 | 480百万円 | 27.1%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 280百万円 | 30.9%減 |
| 1株当たり当期純利益 | 314.75円 | - |
継続企業の前提に関する注記
継続企業の前提に関する注記について、短信は「該当事項はありません」としている。
本記事はマサルが公表した2025年9月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はマサルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。