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ハンモック、2026年3月期は売上高4,889百万円で前期比3.9%増 営業利益834百万円 当期純利益685百万円

決算サマリー 2026.08.11
ハンモック、2026年3月期は売上高4,889百万円で前期比3.9%増 営業利益834百万円 当期純利益685百万円

※本記事はハンモックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ハンモックの2026年3月期通期は、売上高4,889百万円(前期比+3.9%)、営業利益834百万円(同+5.5%)、経常利益867百万円(同+4.7%)、当期純利益685百万円(同+10.9%)となりました。ネットワークソリューションが「AssetView Cloud+」の導入加速によるクラウドサービス売上の伸長で前期比+9.5%と増収となった一方、セールスDXソリューションは同△0.4%、AIデータエントリーソリューションは同△17.6%でした。当期純利益は投資有価証券売却益(特別利益)129百万円、投資有価証券償還益(特別利益)48百万円の計上が寄与しています。2027年3月期は売上高5,287百万円(前期比+8.1%)、営業利益883百万円(同+5.9%)を計画し、1株当たり配当金は45円00銭を予定しています。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は堅調に推移し前期比181百万円の増加(+3.9%)となりました。売上原価・販管費では、減価償却費がソフトウェアの減価償却の増加により前期比169百万円の増加(+37.2%)となったものの、売上高の増加に伴う固定費の相対的な逓減により、営業利益は前期比43百万円の増加(+5.5%)、営業利益率は16.8%から17.1%へ上昇しました。1株当たり当期純利益は162円93銭です。

項目2026年3月期2025年3月期前期比
売上高4,889百万円4,707百万円+3.9%
売上総利益2,116百万円2,063百万円+2.6%
販管費1,281百万円1,271百万円+0.8%
営業利益834百万円791百万円+5.5%
経常利益867百万円828百万円+4.7%
当期純利益685百万円618百万円+10.9%
1株当たり当期純利益162円93銭147円00銭
営業利益率17.1%16.8%
2026年3月期決算概要(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益の実績と前期比)
出典:ハンモック 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6

ソリューション別の状況

ネットワークソリューションは、「AssetView Cloud+」の導入加速によりクラウドサービスの売上が好調に推移し、売上高は3,138百万円(前期比+9.5%)となりました。クラウドサービスのARRは前期比+32.4%、ネットワークソリューション売上全体に占めるクラウドサービス売上比率は2026年3月期で43%です。セールスDXソリューションは、既存顧客の更新及びアップセルが堅調に推移しOEM以外の売上は順調に推移したものの、OEMによる売上が減少し、売上高は1,355百万円(同△0.4%)となりました。OEMを除いたARRは前期比+10.2%です。AIデータエントリーソリューションは、DX OCRの導入は順調に推移したものの、オンプレミス製品からクラウドサービスへの移行やWOZEの従量課金の減少などにより、売上高は395百万円(同△17.6%)となりました。全社のリカーリング売上高ARRは前期比+10.0%、2026年3月期売上高全体に占めるリカーリング売上比率は84.3%です。

ソリューション2026年3月期2025年3月期前期比
ネットワークソリューション3,138百万円2,867百万円+9.5%
セールスDXソリューション1,355百万円1,360百万円△0.4%
AIデータエントリーソリューション395百万円479百万円△17.6%
合計4,889百万円4,707百万円+3.9%
ソリューション別の売上高推移(ネットワーク・セールスDX・AIデータエントリー)
出典:ハンモック 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.7

2027年3月期 業績予想

2027年3月期は、売上高5,287百万円(前期比+8.1%)、営業利益883百万円(同+5.9%)、経常利益899百万円(同+3.6%)、当期純利益585百万円(同△14.6%)を計画しています。1株当たり当期純利益は138円98銭の見込みです。ソリューション別では、ネットワークソリューションはクラウドサービスへのニーズが引き続き好調であり安定的に成長、セールスDXソリューションはOEM提供による売上高の減少も一巡し成長軌道へ回帰、AIデータエントリーソリューションはクラウドサービス拡大による成長を見込んでいます。

項目2027年3月期 予想2026年3月期(実績)前期比
売上高5,287百万円4,889百万円+8.1%
売上総利益2,223百万円2,116百万円+5.1%
販管費1,339百万円1,281百万円+4.6%
営業利益883百万円834百万円+5.9%
経常利益899百万円867百万円+3.6%
当期純利益585百万円685百万円△14.6%
1株当たり当期純利益138円98銭162円93銭
2027年3月期業績予想(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益・1株当たり配当金)
出典:ハンモック 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.59
2027年3月期のソリューション別売上予想
出典:ハンモック 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.60

株主還元

2026年3月期の1株当たり配当金は40円00銭(前期は30円00銭)、配当性向は24.6%となりました。2027年3月期は1株当たり配当金45円00銭を予定しており、配当性向は32.4%の見込みです。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期 予想
1株当たり配当金30円00銭40円00銭45円00銭
配当性向20.4%24.6%32.4%

事業トピックス・成長戦略

ネットワークソリューションでは、SaaS管理・アーカイブ機能の強化、Microsoft 365連携による添付ファイルの自動リンク化、AssetView Cloud+と「SentinelOne® Singularity」を用いたMDRサービスの提供開始、AssetView Cloud+のログを分析するリスク検知オプションのリリースなど、セキュリティ強化に繋がる機能を中心に強化を行いました。セールスDXソリューションでは、AIエージェント領域へ機能拡張し、ホットプロファイルがAI搭載の“次世代”営業プラットフォームへ進化しています。AIデータエントリーソリューションでは、「DX OCR」でスマートフォン版OCRアプリのリリースや小売業向けチェーンストア統一伝票への対応を行いました。

成長戦略として、ハンモックサイクルによる事業領域拡大、全ソリューションのリカーリング型ビジネスモデルへの移行に加え、SaaS×BPO×AIによるBPaaSへの展開と非連続成長に挑戦するとしています。M&A等への投資の検討も進めており、主な実績として2025年4月に日本サイバーセキュリティファンドへ出資、2026年4月にアディッシュ社と資本業務提携を行いました。

※本記事はハンモックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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