サカタのタネ

サカタのタネ、2026年5月期は増収増益 売上高・営業利益・経常利益が過去最高

決算サマリー 2026.08.21
サカタのタネ、2026年5月期は増収増益 売上高・営業利益・経常利益が過去最高

※本記事はサカタのタネが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サカタのタネの2026年5月期(連結)は、売上高104,280百万円(前期比12.2%増)、営業利益13,122百万円(同7.1%増)、経常利益14,278百万円(同16.0%増)、当期純利益12,163百万円(同25.2%増)となり、増収・増益で着地した。売上高・営業利益・経常利益は過去最高を更新した。国内卸売事業・海外卸売事業がともに増収増益となったほか、投資有価証券売却益など営業外収益の増加も寄与し、大幅増益となった。2027年5月期は売上高・営業利益の増加を見込む一方、経常利益・当期純利益は減益を予想する。

目次

連結業績(2026年5月期 実績)

2026年5月期の売上高は前期比11,360百万円増の104,280百万円、売上総利益は同7,847百万円増の66,334百万円(売上総利益率63.6%、前期62.9%)となった。研究開発費は同2,313百万円増の12,938百万円(売上高比率12.4%)、その他販管費は同4,670百万円増の40,273百万円。営業利益は同864百万円増の13,122百万円、経常利益は同1,966百万円増の14,278百万円、当期純利益は同2,451百万円増の12,163百万円となった。海外子会社換算レートは米ドル159.93円(前期149.53円)、ユーロ183.44円(前期162.03円)で、為替の影響額は+6,929百万円だった。

項目2025年5月期2026年5月期増減率
売上高92,920104,28012.2%
売上総利益58,48666,33413.4%
売上総利益率62.9%63.6%
営業利益12,25713,1227.1%
経常利益12,31114,27816.0%
当期純利益9,71112,16325.2%

セグメント別(事業部門別)の状況

事業部門別では、国内卸売事業・海外卸売事業ともに増収増益となった。国内卸売事業は売上高13,193百万円(前期比4.2%増)、営業利益4,835百万円(同1.6%増)。海外卸売事業は売上高82,862百万円(同15.1%増)、営業利益20,981百万円(同4.8%増)。小売事業は売上高4,062百万円(同10.3%減)、営業利益△440百万円(前期△256百万円)と赤字が拡大した。その他(造園緑花事業等)は売上高4,161百万円(同11.0%増)、営業利益184百万円(同74.6%増)だった。

事業部門指標2025年5月期2026年5月期
国内卸売事業売上高12,66113,193
国内卸売事業営業利益4,7604,835
海外卸売事業売上高71,97782,862
海外卸売事業営業利益20,02120,981
小売事業売上高4,5314,062
小売事業営業利益△256△440
その他(造園緑花事業等)売上高3,7494,161
その他(造園緑花事業等)営業利益105184
連結売上高92,920104,280
連結営業利益12,25713,122
2026年5月期 事業部門別の状況
出典:2026年5月期 本決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年5月期)

2027年5月期の通期業績予想は、売上高110,000百万円(前期比5.5%増)、売上総利益68,800百万円(同3.7%増、売上総利益率62.5%)、営業利益13,500百万円(同2.9%増)、経常利益13,500百万円(同5.5%減)、当期純利益10,000百万円(同17.8%減)とし、売上高・営業利益は増加を見込む一方、経常利益・当期純利益は減益を予想している。海外子会社換算レートは米ドル155.00円、ユーロ180.00円を前提とする。研究開発費は13,256百万円(同2.5%増)、その他販管費は42,044百万円(同4.4%増)を見込む。

項目2026年5月期(実績)2027年5月期(予想)増減率
売上高104,280110,0005.5%
売上総利益66,33468,8003.7%
営業利益13,12213,5002.9%
経常利益14,27813,500△5.5%
当期純利益12,16310,000△17.8%
2027年5月期 通期予想
出典:2026年5月期 本決算説明資料 P.17

株主還元

2026年5月期の期末配当案は1株当たり50円(従来予想比+10円)とし、年間配当は85円(前期比+10円)となる見通しで、6期連続の増配となる。株主資本配当率は2.3%から2.5%に上昇する。2027年5月期の配当予想は年間90円(中間40円、期末50円)としている。また、2027年5月期は取得価額総額50億円を上限とする自己株式取得(取得期間2026年8月3日~2027年5月28日)を決議しており、株主還元の充実および資本効率の向上を目的とする。

区分2025年5月期2026年5月期2027年5月期(予想)
中間配当(円)303540
期末配当(円)455050
年間配当(円)758590
期末配当案と今期配当予想
出典:2026年5月期 本決算説明資料 P.23

長期経営計画「PASSION2035」

サカタのタネは2026年5月期を起点とする長期経営計画「PASSION2035」を掲げており、2031年5月期までの5年間で総額500億円の成長投資を計画する。KPIとして、2026年5月期実績(売上高1,043億円、営業利益131億円、営業利益率12.6%、当期純利益122億円、ROE7.2%)に対し、2031年5月期目標を売上高1,400億円・営業利益195億円・営業利益率13.9%・当期純利益155億円・ROE8%以上、2036年5月期目標を売上高2,000億円・営業利益350億円・営業利益率17.5%・当期純利益280億円・ROE10%以上としている。自己資本比率は直近実績の82.3%から60%台への引き下げを目指す。

PASSION2035 KPI・定量目標
出典:2026年5月期 本決算説明資料 P.33

※本記事はサカタのタネが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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