※本記事はイマジニアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
イマジニア株式会社は2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結業績を発表した。売上高は5,690百万円(前期比12.3%減)、営業利益は145百万円(同68.3%減)となった一方、経常利益は1,156百万円(同25.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は746百万円(同23.8%増)と増益を確保した。1株当たり当期純利益は77.44円(前期62.62円)となった。
経常利益・当期純利益の増加は、営業外収益が658百万円から1,014百万円へ増加した一方、営業外費用が192百万円から2百万円へ減少したことが主な要因である。
連結業績(2026年3月期 実績)
連結損益は以下の通り(単位:百万円、1株当たり当期純利益は円)。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,690 | 6,486 | △795 | △12.3% |
| 営業利益 | 145 | 458 | △313 | △68.3% |
| 経常利益 | 1,156 | 924 | +232 | +25.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 746 | 603 | +143 | +23.8% |
| 包括利益 | 473 | 574 | △101 | △17.6% |
| 1株当たり当期純利益(円) | 77.44 | 62.62 | +14.8 | ー |
財政状態については、総資産は12,992百万円(前期比3.6%減)、純資産は12,097百万円(同0.6%減)、自己資本は11,959百万円(同0.9%減)となった。自己資本比率は92.0%(前期89.5%)である。
事業トピックス
コンシューマーゲームでは新作5作品を発売した。Nintendo Switch™向けに、ドレス作りと着せ替えをテーマにした生活シミュレーションゲーム『マジカルクラフト 猫と魔法のドレス』(2025年11月発売、少女まんが雑誌「りぼん」でコミカライズ連載)と、任天堂のゲーム情報番組Nintendo Directで紹介された『ディズニー ミラネスフィットネス』(2025年12月発売、国内およびアジア地域で販売開始)を投入したほか、『ポーカーソリティア』『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ あそぼうキャラクロス』『算数検定スマート対策+数学検定』を発売した。既存タイトルでは『Fit Boxing』シリーズの追加コンテンツ発売や無料アップデートを実施し、追加インストラクター「ジャニス」「クロガネ」の無料配信、追加BGMコンテンツの発売、初のターゲットタイプ型追加コンテンツ「ターゲットタイプ “ネコパンチ”」の発売を行った。海外展開では、2026年1月開催の「台北ゲームショウ2026」に出展し、任天堂株式会社のブース内で『ディズニー ミラネスフィットネス』など3作品の試遊展示を実施、4日間で累計約40万人が来場した。また『ミステリーの歩き方』(2026年2月発売)、『サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ マジカルおにごっこ』(2025年11月より順次)、『おうちでゴルフ練習 パターうまくな~る!』(2025年9月発売)を欧米・豪州・アジア地域で展開した。
スマートフォンゲームでは、『すみすみ+』『メダロットサバイバー』について一部地域を除くグローバル配信を開始したほか、サブスクリプションサービス「Apple Arcade」での配信を開始した。また、株式会社イエローブルーが当社の協力のもと、リラックマやすみっコぐらしなど人気サンエックスキャラクターがぬいぐるみとして登場する新作アプリ『ただいま~リラックマとすみっコとわたし~』の配信を開始した。
その他では、当社で初となるRoblox(ロブロックス)向け公式ゲーム『リラックマのおやつハント』を、3億人を超えるグローバルユーザーに向けて配信開始した。海外アニメについては、中国大手総合エンタメプラットフォームのビリビリ(bilibili)が制作したアニメ『不死身な僕の日常』『シンデレラ・シェフ ~萌妻食神~』の配信権を獲得し、日本国内の主要動画配信プラットフォームで日本語吹替版の配信を開始した。連結子会社の株式会社SoWhatでは、LINEポイゲ向けタイトル『LINE:ぱくぱくスイーツ』及び『LINE ポイ活チョッキンズ』の開発・運営を担当した。

2027年3月期 連結業績予想
2027年3月期の事業別見通しについて、コンシューマーゲームは新規タイトルの発売により伸長を見込み、スマートフォンゲームは既存タイトルの効率的な運営により収益性の改善を図るとしている。キャリア主導サービスは市場環境の変化を受け、引き続き厳しい状況が続く見込みである。この結果、売上高及び営業利益は増益を見込む一方、金融収益の減少により経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は減益となる見通しである。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,690 | 5,780 | +89 | +1.6% |
| 営業利益 | 145 | 250 | +104 | +72.3% |
| 経常利益 | 1,156 | 760 | △396 | △34.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 746 | 500 | △246 | △33.0% |

研究開発費
新規コンテンツの創出を目指し、2023年3月期から研究開発費への投資額を大幅に増額しており、2027年3月期は640百万円を予定している。なお、2026年3月期の研究開発費には、研究開発費に相当する費用を含む。
| 期 | 研究開発費(百万円) |
|---|---|
| 2021年3月期 | 312 |
| 2022年3月期 | 371 |
| 2023年3月期 | 710 |
| 2024年3月期 | 799 |
| 2025年3月期 | 742 |
| 2026年3月期 | 685 |
| 2027年3月期(予想) | 640 |

株主還元
配当については、株主への利益還元を重要な経営政策の一つと位置付け、配当と企業価値の向上による利益還元を基本方針としている。2027年3月期以降は、株主への安定的かつ継続的な利益還元を重視し、普通配当を10円増配のうえ、5期間にわたり年間60円の普通配当を維持する方針とした。中長期的な成長に向けた研究開発投資を継続しつつ、成長投資と株主還元の両立を図っていくとしている。なお、2025年3月期の配当には特別配当1株当たり10円を、2026年3月期の配当には創業40周年記念配当1株当たり10円をそれぞれ含む。
| 期 | 1株当たり年間配当(円) |
|---|---|
| 2023年3月期 | 32 |
| 2024年3月期 | 45 |
| 2025年3月期 | 55 |
| 2026年3月期 | 60 |
| 2027年3月期(予想) | 60 |

※本記事はイマジニアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。