アテクト

アテクト、2026年3月期は営業利益154.0%増 衛生検査器材とPIM事業の売上高が過去最高

決算サマリー 2026.08.20
アテクト、2026年3月期は営業利益154.0%増 衛生検査器材とPIM事業の売上高が過去最高

※本記事はアテクトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社アテクトは2026年3月期(第57期)連結決算で、半導体資材・衛生検査器材・PIMの3事業すべてで増収となった。売上高は3,357百万円(前期比4.9%増)、営業利益は204百万円(同154.0%増)となり、うち衛生検査器材事業とPIM事業の売上高は創業以来過去最高を更新した。販売価格の適正化や業務効率の改善により、営業利益率は前期の2.5%から6.1%に改善した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は全3事業の増収により3,357百万円(前期比4.9%増)となった。資源高や人件費の増加により原価率は悪化したものの、販売価格の適正化等により売上総利益は1,332百万円(同3.4%増)に増加した。減価償却費や採用コストの減少、業務効率向上による残業費等の削減により販管費が減少し、営業利益は204百万円(同154.0%増)、経常利益は209百万円(同223.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は141百万円(同252.4%増)となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高3,3573,2014.9%
売上総利益1,3321,2883.4%
営業利益20480154.0%
経常利益20964223.6%
親会社株主に帰属する当期純利益14140252.4%
2026年3月期 全社連結業績
出典:2026年3月期 通期 説明資料 P.3

セグメント別(事業別)の状況

半導体資材事業は液晶パネル需要の回復等により売上高1,165百万円(同2.6%増)、営業利益102百万円(同21.3%増)となった。衛生検査器材事業はインバウンド需要を含む外食産業向け販売が堅調に推移し、売上高1,928百万円(同4.8%増)、営業利益232百万円(同72.5%増)と、売上高・利益ともに過去最高を更新した。PIM事業は自動車用ターボ部品や高機能部品の量産出荷が堅調に推移し、売上高263百万円(同23.3%増)と過去最高となったが、営業利益は129百万円の損失(前期は145百万円の損失)となった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
半導体資材売上高1,1651,136
半導体資材売上総利益451445
半導体資材営業利益10284
衛生検査器材売上高1,9281,840
衛生検査器材売上総利益891808
衛生検査器材営業利益232134
PIM売上高263213
PIM売上総利益△1123
PIM営業利益△129△145
半導体資材事業の業績
出典:2026年3月期 通期 説明資料 P.11
衛生検査器材事業の業績(過去最高)
出典:2026年3月期 通期 説明資料 P.12

通期業績予想(2027年3月期)

新中期経営計画『VISION 30S』の一次年度となる2027年3月期は、売上高3,600百万円(前期比7.2%増)、営業利益210百万円(同2.5%増)を見込む。一方、経常利益は200百万円(同4.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は120百万円(同15.3%減)を予想している。原材料・エネルギーコスト・人件費の高騰の影響は継続する見込みで、特に中東情勢の動向や業績への影響を注視するとしている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)増減率
売上高3,6003,3577.2%
営業利益2102042.5%
経常利益200209-4.5%
親会社株主に帰属する当期純利益120141-15.3%
2027年3月期事業計画
出典:2026年3月期 通期 説明資料 P.15

株主還元

2027年3月期の配当予想は1株当たり10円で、2026年3月期の10円から変更なしとしている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期
配当予想10円10円

中期経営計画/トピック

2027年3月期は新中期経営計画『VISION 30S』の一次年度に当たり、売上高の着実な成長を目指す方針である。衛生検査器材事業では新製品『aS-Medium(簡易型微生物検出用培地)』について、一般細菌群検出用の『AC』に続き大腸菌群検出用の『CC』の販売を開始した。

※本記事はアテクトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次