※本記事はガーラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ガーラは2026年2月13日、2025年12月期(2025年1月1日~12月31日)の決算補足説明資料を公表した。売上高は2,589百万円(前期比10.1%増)となり、営業損失は221百万円(前期は447百万円の損失)、経常損失は252百万円(前期は358百万円の損失)とそれぞれ損失幅が縮小した。一方、子会社のTreefulおよびRD101に対する減損処理(合計509百万円)を計上したことなどから、当期純利益は822百万円の損失(前期は734百万円の損失)となり、赤字幅が拡大した。このうち親会社株主に帰属する分は532百万円の損失(前期は907百万円の損失)で、赤字幅は縮小した。
連結業績(2025年12月期 実績)
通期の連結損益は、売上高2,589百万円(前期比10.1%増)、売上原価1,054百万円(同12.0%増)、売上総利益1,534百万円(同8.9%増)、販売費及び一般管理費1,756百万円(同5.4%減)となった。営業損失は221百万円、経常損失は252百万円で、いずれも前期より損失幅が縮小した。当期純利益は822百万円の損失(前期比12.0%減)で、うち非支配株主に帰属する分は290百万円の損失(前期は173百万円の利益で赤字転換)、親会社株主に帰属する分は532百万円の損失(前期比41.4%改善)となった。資料では2025年12月期に子会社に対する減損処理(Treeful:438百万円、RD101:71百万円)を実施したことが説明されている。
| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,350 | 2,589 | 10.1% |
| 売上原価 | 942 | 1,054 | 12.0% |
| 売上総利益 | 1,408 | 1,534 | 8.9% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,856 | 1,756 | △5.4% |
| 営業利益 | △447 | △221 | 50.5% |
| 経常利益 | △358 | △252 | 29.4% |
| 当期純利益 | △734 | △822 | △12.0% |
| 非支配株主に帰属する当期純利益 | 173 | △290 | 赤字転換 |
| 親会社株主に帰属する四半純利益 | △907 | △532 | 41.4% |

2025年12月期4Q 業績ハイライト
直近の第4四半期(2025年10月~12月)の業績は、売上高607百万円(前年同四半期比8.7%増)、売上原価242百万円(同16.4%減)、売上総利益367百万円(同35.6%増)、販売費及び一般管理費398百万円(同23.3%減)となった。営業損失は32百万円、経常損失は51百万円で、前年同四半期からいずれも損失幅が縮小した。親会社株主に帰属する四半期純利益は293百万円の損失(前年同四半期は626百万円の損失)となった。
| 項目 | 2024年12月期4Q | 2025年12月期4Q | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 558 | 607 | 8.7% |
| 売上原価 | 288 | 242 | △16.4% |
| 売上総利益 | 270 | 367 | 35.6% |
| 販売費及び一般管理費 | 519 | 398 | △23.3% |
| 営業利益 | △249 | △32 | 87.1% |
| 経常利益 | △185 | △51 | 72.1% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | △626 | △293 | △53.1% |
事業セグメント別の状況
資料では2025年12月期4Qの売上高607,564,404円について事業別の内訳が示されている。スマートフォンアプリ事業91百万円、HTML5事業201百万円、VFX事業117百万円、オンラインゲーム事業149百万円、Meta Campus事業4百万円、その他46百万円となっている。スマートフォンアプリ事業では「FlyffLegacy」「winwalk」「winQuiz」「Poll Cash」等を、HTML5事業では「Flyff Universe」「FWC(Flyff World Championship)」等を、オンラインゲーム事業では「Flyff Online」「Rappelz Online」等を展開している。
| 事業 | 2025年12月期4Q 売上高 |
|---|---|
| スマートフォンアプリ事業 | 91百万円 |
| HTML5事業 | 201百万円 |
| VFX事業 | 117百万円 |
| オンラインゲーム事業 | 149百万円 |
| Meta Campus事業 | 4百万円 |
| その他 | 46百万円 |

財政状態(連結貸借対照表)
2025年12月期末の資産合計は3,639百万円(前期比16.6%減)となった。流動資産は1,243百万円(同19.2%減)、固定資産は2,396百万円(同15.2%減、うち有形固定資産1,615百万円で同24.5%減、無形固定資産0百万円で同98.6%減、投資その他資産779百万円で同20.8%増)。流動負債は2,013百万円(同0.9%増)、固定負債は606百万円(同6.6%増)、純資産は1,019百万円(同43.4%減)となった。
| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 1,539 | 1,243 | △19.2% |
| 有形固定資産 | 2,138 | 1,615 | △24.5% |
| 無形固定資産 | 42 | 0 | △98.6% |
| 投資その他資産 | 645 | 779 | 20.8% |
| 固定資産 | 2,826 | 2,396 | △15.2% |
| 流動負債 | 1,994 | 2,013 | 0.9% |
| 固定負債 | 568 | 606 | 6.6% |
| 純資産 | 1,802 | 1,019 | △43.4% |
| 資産合計 | 4,366 | 3,639 | △16.6% |

トピックス
資料では今後の事業展開として、Gala LabおよびWemade Connectが、Gravityよりライセンスを受け『Ragnarok』のHTML5版の開発およびサービス開始を予定していることが説明されている。現在PC向けに提供している『Ragnarok Online』については、Mac、Chrome、コンソール端末を含むマルチプラットフォーム展開を推進するとしている。また、Gala Labは米国・欧州・東南アジア市場を対象にBest Kirin Global Limitedとパブリッシング契約を締結し、『Flyff Reunion』は中国市場において短期間で成果を上げているという。事業セグメント別の今後の展開としては、Flyff Universeの大型アップデートが完了し、中国CBT版はFY2026第1四半期に開始予定であること、「winwalk」がiOS版をリリースしグローバル展開を加速していること、「Flyff Online」「Rappelz Online」は安定的にサービスを継続していること、メタバースプラットフォーム「UVERSE」を複数の大学に提供していること、韓国のOK Cashbagプラットフォームで第3弾ショートドラマ作品の配信を予定していることなどが挙げられている。サステイナブル事業では、沖縄県名護市でツリーハウス型リゾートを運営しており、海外展開の第一歩としてカンボジアに子会社を設立したとしている。
グループ会社構成
ガーラグループは、代表取締役CEOキム ヒョンス、取締役会長菊川曉のもと、複数のグループ会社で構成される。株式会社ガーラの持株比率は、クラウド関連事業を行うGala Japan(CEO:金 志芸)が100%、スマートフォンアプリ事業を行うGala Mix(CEO:パジョ 二コラ)が80%、スマートフォンアプリ事業・オンラインゲーム事業・メタキャンパス事業を行うGala Lab(CEO:キム ヒョンス)が58.3%、ツリーハウスリゾートの開発及び運営を行うTreeful(CEO:菊川曉)が24.4%、VFX事業・DI事業を行うROAD101(共同代表理事:クォン ギョンダル、ウォン ドンヨン)が45.9%となっている。また、カンボジアでツリーハウスリゾートの開発及び運営を行う子会社(CEO:菊川曉)は、株式会社ツリーフルの持株比率で70%とされている。

※本記事はガーラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。