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ビックカメラ、2025年8月期は増収増益 純利益25.7%増

決算サマリー 2026.08.19
ビックカメラ、2025年8月期は増収増益 純利益25.7%増

※本記事はビックカメラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

本資料は、株式会社ビックカメラ(証券コード3048)と連結子会社の株式会社コジマ(証券コード7513)が合同で開催した2025年8月期決算説明会の資料である。ビックカメラの2025年8月期(通期・連結)は、売上高974,483百万円(前期比105.6%)、営業利益30,274百万円(前期比124.1%)、経常利益31,929百万円(前期比119.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,476百万円(前期比125.7%)となった。会社発表の期初予想は売上高968,000百万円、営業利益31,000百万円、経常利益32,000百万円、当期純利益17,000百万円であった。傘下のコジマやラネットなど主要グループ会社の増収増益が寄与した。

目次

連結業績(2025年8月期 実績)

連結売上総利益は260,511百万円(前期比106.9%)、販売費及び一般管理費は230,236百万円(前期比105.0%)であった。特別損失2,072百万円を計上したものの、税金等調整前当期純利益は29,862百万円(前期23,249百万円)、法人税等合計9,464百万円、非支配株主に帰属する当期純利益2,920百万円を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は17,476百万円となった。

項目2024年8月期(実績)2025年8月期(実績)前期比
売上高922,572百万円974,483百万円105.6%
売上総利益243,646百万円260,511百万円106.9%
販売費及び一般管理費219,257百万円230,236百万円105.0%
営業利益24,388百万円30,274百万円124.1%
経常利益26,674百万円31,929百万円119.7%
親会社株主に帰属する当期純利益13,908百万円17,476百万円125.7%

財務面では、2025年8月末の自己資本比率は34.2%(前期末31.8%、前期比+2.4pt)、有利子負債(含むリース)は96,210百万円(前期末比8,073百万円減少)、D/Eレシオは0.6倍(前期0.7倍)であった。連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フロー25,355百万円、投資活動によるキャッシュ・フロー△14,772百万円、財務活動によるキャッシュ・フロー△15,994百万円となった。

連結決算概要(2025年8月期通期)
出典:ビックカメラ 2025年8月期 決算説明資料 P.28

グループ会社別の状況

単体(ビックカメラ)は売上高472,422百万円(前期比104.9%)、営業利益9,476百万円(前期比148.5%)、経常利益14,636百万円(前期比127.6%)、当期純利益10,830百万円(前期比176.3%)となった。コジマ(単体)は売上高282,790百万円(前期比104.8%)、営業利益7,325百万円(前期比115.2%)、経常利益7,732百万円(前期比116.7%)、当期純利益4,709百万円(前期比117.7%)であった。子会社のラネット(個別)は売上高134,717百万円(前期比115.7%)、営業利益7,323百万円(前期比125.5%)、TDモバイルは売上高80,506百万円(前期比113.3%)、営業利益2,566百万円(前期比119.5%)となった。一方、ソフマップ(個別)は売上高42,664百万円(前期比99.1%)、営業利益272百万円(前期比33.5%)、日本BS放送(個別)は売上高11,039百万円(前期比97.2%)、営業利益1,988百万円(前期比96.6%)であった。

会社指標2025年8月期(実績)2024年8月期(実績)
ビックカメラ単体売上高472,422百万円450,356百万円
ビックカメラ単体営業利益9,476百万円6,383百万円
コジマ売上高282,790百万円269,868百万円
コジマ営業利益7,325百万円6,359百万円
ラネット(個別)売上高134,717百万円116,477百万円
ラネット(個別)営業利益7,323百万円5,835百万円
TDモバイル売上高80,506百万円71,077百万円
TDモバイル営業利益2,566百万円2,147百万円
ソフマップ(個別)売上高42,664百万円43,039百万円
ソフマップ(個別)営業利益272百万円815百万円
日本BS放送(個別)売上高11,039百万円11,357百万円
日本BS放送(個別)営業利益1,988百万円2,057百万円
子会社の業績①(ラネット・TDモバイル)
出典:ビックカメラ 2025年8月期 決算説明資料 P.26

通期業績予想(2026年8月期)

2026年8月期の連結業績予想は、売上高1,013,000百万円(前期比104.0%)、営業利益30,500百万円(前期比100.7%)、経常利益31,500百万円(前期比98.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,500百万円(前期比100.1%)である。連結営業利益の増減要因は、粗利益の増加112億円に対し販管費の増加110億円で、差引2億円の増益を見込む。単体(ビックカメラ)は売上高481,000百万円(前期比101.8%)、営業利益10,000百万円(前期比105.5%)、経常利益14,300百万円(前期比97.7%)、当期純利益11,100百万円(前期比102.5%)を計画。コジマは売上高294,000百万円(前期比104.0%)、営業利益7,600百万円(前期比103.7%)を計画している。

項目2026年8月期(予想)2025年8月期(実績)
売上高1,013,000百万円974,483百万円
営業利益30,500百万円30,274百万円
経常利益31,500百万円31,929百万円
親会社株主に帰属する当期純利益17,500百万円17,476百万円
連結業績予想(2026年8月期)
出典:ビックカメラ 2025年8月期 決算説明資料 P.39

株主還元

配当方針として、連結配当性向40%を目指すとしている。2025年8月期の年間配当金は41円(中間18円、期末23円)を予定し、配当金総額7,019百万円、配当性向40.2%、純資産配当率4.4%となる見込み。2026年8月期は年間41円(中間20円、期末21円)を予定し、配当性向は40.1%を見込む。

項目2025年8月期(予定)2026年8月期(予想)
年間配当金41円41円
中間配当金18円20円
期末配当金23円21円
配当金総額7,019百万円
配当性向40.2%40.1%
純資産配当率4.4%
配当金の推移
出典:ビックカメラ 2025年8月期 決算説明資料 P.43

中期経営計画・トピック

グループ中期経営計画では、2025年8月期の目標を連結売上高9,520億円・営業利益265億円としていたが、実績は売上高9,744億円・営業利益302億円となった。2026年8月期は売上高10,130億円・営業利益305億円を見込み、2029年8月期には売上高1兆1,000億円・営業利益400億円を目指す計画である。中期経営計画のビジョンとして、買取・リユース事業などグループアセットを活用し、「購入」「サポート」「買取」までをワンストップで提供することで、デジタル家電の販売・サービスNo.1企業を目指す方針を掲げている。また、単体の免税売上高は2025年8月期通期で過去最高を更新した。

※本記事はビックカメラが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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