ニチレキグループ

ニチレキグループ、2026年3月期は増収減益 配当80円に増配

決算サマリー 2026.08.19
ニチレキグループ、2026年3月期は増収減益 配当80円に増配

※本記事はニチレキグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ニチレキグループ株式会社は2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は75,853百万円(前期比+0.1%)とほぼ横ばいだったが、販売費及び一般管理費の増加等により営業利益は5,920百万円(同▲5.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,293百万円(同▲11.4%)といずれも減益となった。セグメント別では道路舗装事業が増収増益、アスファルト応用加工製品事業が減収減益と明暗が分かれた。1株配当は前期の75円から80円に増配し、2027年3月期は85円への増配を予想している。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高75,853百万円(前期比+0.1%)、売上総利益17,879百万円(同+3.1%)、販売費及び一般管理費11,958百万円(同+8.0%)、営業利益5,920百万円(同▲5.5%)、経常利益6,077百万円(同▲13.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,293百万円(同▲11.4%)となった。

項目当期前期増減率
売上高75,853百万円75,745百万円+0.1%
売上総利益17,879百万円17,338百万円+3.1%
販売費及び一般管理費11,958百万円11,070百万円+8.0%
営業利益5,920百万円6,268百万円▲5.5%
経常利益6,077百万円7,047百万円▲13.8%
親会社株主に帰属する当期純利益4,293百万円4,848百万円▲11.4%

セグメント別事業の状況

道路舗装事業は防災・減災、国土強靭化対策に係る工法提案からの受注活動や工事の着実な執行により、セグメント売上高50,827百万円(前期比+2.5%)、セグメント利益4,739百万円(同+12.5%)、セグメント利益率9.3%(前期8.5%)と増収増益となった。一方、アスファルト応用加工製品事業は高値圏での推移が続く原材料価格への対応が続くなか、セグメント売上高24,721百万円(同▲4.3%)、セグメント利益3,541百万円(同▲17.9%)、セグメント利益率14.3%(前期16.7%)と減収減益となった。

セグメント指標当期前期
道路舗装事業セグメント売上高50,827百万円49,602百万円
道路舗装事業セグメント利益4,739百万円4,212百万円
道路舗装事業セグメント利益率9.3%8.5%
アスファルト応用加工製品事業セグメント売上高24,721百万円25,826百万円
アスファルト応用加工製品事業セグメント利益3,541百万円4,314百万円
アスファルト応用加工製品事業セグメント利益率14.3%16.7%
決算ハイライト(セグメント別業績・通期)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.12

通期業績予想

2027年3月期は、ドバイ原油価格100ドル/バレル、為替160円/ドルの前提のもと、売上高80,000百万円(前期比+5.5%)、営業利益6,000百万円(同+1.3%)、経常利益6,300百万円(同+3.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円(同+0.1%)を見込む。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)
売上高80,000百万円75,853百万円
営業利益6,000百万円5,920百万円
経常利益6,300百万円6,077百万円
親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円4,293百万円
通期業績予想(連結)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.16

株主還元

1株配当は、2025年3月期の75円から2026年3月期は80円に増配した。2027年3月期は85円への増配を予想しており、実現すれば11期連続の増配となる見込み。中期経営計画の財務目標表に示された配当性向は、2025年度実績53.4%に対し、2030年度目標は50%程度としている。株主還元強化の一環として、機動的な自己株式取得も実施する方針。

項目前期(2025年3月期)当期(2026年3月期)次期予想(2027年3月期)
1株配当75円80円85円
株主還元(総還元額・総還元性向の推移)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.44

中期経営計画

2026年度を初年度とする第11次中期経営計画「のびやか2030」を策定した。財務目標表によれば、2030年度目標として売上高86,000百万円(2025年度実績比113%)、営業利益6,800百万円(同115%)、EBITDA11,300百万円(同130%)、EBITDAマージン13.1%、ROE6.0%、配当性向50%程度を掲げている。2026~2030年度のキャッシュ・アロケーションでは、成長投資140億円、通常投資120億円、株主還元130億円を計画している。

中期経営計画 財務目標
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.39

※本記事はニチレキグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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