※本記事はキムラユニティーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
キムラユニティー(9368)は2026年3月期連結決算で、売上高645億46百万円(前期比5.6%増)、営業利益49億57百万円(同7.7%増)、経常利益57億69百万円(同12.7%増)といずれも過去最高を更新した。一方、中国・北米子会社での特別損失などにより親会社株主に帰属する当期純利益は32億3百万円(同2.9%減)と2期ぶりの減益となった。2027年3月期は売上高660億円、営業利益51億円、経常利益59億円、当期純利益38億50百万円を見込み、いずれも過去最高を予想している。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の連結業績は、国内物流サービス事業での新規拠点開設や領域拡大による物量増加もあり、売上高645億46百万円(前期比5.6%増)となった。営業利益は単価見直しや生産性改善などの効果により49億57百万円(同7.7%増)、経常利益は持分法投資利益の増加もあり57億69百万円(同12.7%増)となり、売上高・営業利益・経常利益はいずれも過去最高を確保した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は中国・北米子会社での特別損失などにより32億3百万円(同2.9%減)となった。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 64,546 | 61,129 | 5.6% |
| 営業利益(百万円) | 4,957 | 4,603 | 7.7% |
| 経常利益(百万円) | 5,769 | 5,117 | 12.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 3,203 | 3,300 | △2.9% |
セグメント別の状況
セグメント別売上高占有率は、物流サービス事業が70.2%、モビリティサービス事業が22.8%を占め、この2事業で90%以上を占める。物流サービス事業は国内包装事業での新規拡販や格納器具製品の受注量増加により売上高458億76百万円(同6.3%増)、営業利益49億91百万円(同1.2%増)となった。モビリティサービス事業は車両整備事業のメンテナンス契約台数増加により売上高148億91百万円(同2.6%増)、営業利益12億13百万円(同19.1%増)となった。情報サービス事業は主要顧客からの受注量増加により売上高26億76百万円(同13.5%増)、営業利益3億66百万円(同1.4%増)、人材サービス事業はエリア拡販による新規顧客獲得により売上高18億92百万円(同4.2%増)、営業利益99百万円(同80百万円増)となった。
| セグメント | 売上高(百万円) | 前期比 | 営業利益(百万円) | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 物流サービス事業 | 45,876 | 6.3% | 4,991 | 1.2% |
| モビリティサービス事業 | 14,891 | 2.6% | 1,213 | 19.1% |
| 情報サービス事業 | 2,676 | 13.5% | 366 | 1.4% |
| 人材サービス事業 | 1,892 | 4.2% | 99 | 80百万円増 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の業績予想は、国内物流サービス事業での新規拠点開設による物量増加やモビリティサービス事業・情報サービス事業の拡販などにより、売上高660億円(前期比2.3%増)を見込む。営業利益は生産性改善活動の推進により51億円(同2.9%増)、経常利益は59億円(同2.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億50百万円(同20.2%増)を予想し、いずれも過去最高を見込む。売上高は2期連続、営業利益は6期連続、経常利益は9期連続、当期純利益は2期ぶりの増益予想となる。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 66,000 | 64,546 | 2.3% |
| 営業利益(百万円) | 5,100 | 4,957 | 2.9% |
| 経常利益(百万円) | 5,900 | 5,769 | 2.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 3,850 | 3,203 | 20.2% |

株主還元
配当性向40%を目安に、財務基盤を維持しつつ還元向上を図る方針を掲げる。2027年3月期の配当予想は、中間配当19円(前期比2円増)、期末配当19円(同2円増)の年間38円(同4円増配)で、9期連続の増配を予定する。予想配当性向は40.6%となる見通し。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 年間配当金(円) | 34 | 38 |
| 連結配当性向(%) | 43.6 | 40.6 |

中期経営計画2026/トピック
中期経営計画2026(2024年3月策定)は2027年3月期を最終年度とし、売上高700億円、営業利益53億円、営業利益率7.6%、ROE12.0%を経営目標に掲げる。2027年3月期予想に対する進捗は、売上高が計画比94.3%、営業利益が同96.2%となる一方、経常利益は同101.7%、当期純利益は同101.3%となる見通し。また、同社は2026年6月付で代表取締役社長の交代を予定しており、新社長には現専務取締役の増田賢宏氏が就任する予定である。

※本記事はキムラユニティーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。