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クロスプラス、2026年1月期は減収も 営業利益1,395百万円で増益

決算サマリー 2026.08.14
クロスプラス、2026年1月期は減収も 営業利益1,395百万円で増益

※本記事はクロスプラスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

クロスプラスの2026年1月期(通期)は、売上高59,852百万円(前年比96.5%)と減収となったが、売上総利益率の改善と経費削減により営業利益は1,395百万円(前年比135.5%)、当期純利益は1,759百万円(前年比136.4%)と大幅な増益となった。

売上高は、アパレル卸売の専門店向けが伸び悩み前年を下回った。一方で、売上総利益は減収ながらも小売比率の上昇や卸売の原価低減により売上総利益率が上昇し増益。営業利益は広告宣伝費の減少など経費削減により増益となり、特別利益に有価証券売却益も計上した。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は前年比96.5%の59,852百万円、売上総利益は同101.3%の16,516百万円(売上総利益率27.6%、前期比+1.3pt)。販管費は物流費などの想定下振れにより同99.0%の15,121百万円に減少し、営業利益は前年比135.5%の1,395百万円、経常利益は同128.4%の1,636百万円、当期純利益は同136.4%の1,759百万円となった。

項目2026年1月期(当期)2025年1月期(前期)増減比率
売上高59,85262,004▲2,15296.5%
売上総利益16,51616,310+206101.3%
売上総利益率27.6%26.3%+1.3p
販管費15,12115,280▲15999.0%
営業利益1,3951,029+366135.5%
経常利益1,6361,275+361128.4%
当期純利益1,7591,289+470136.4%

ビジネス別(セグメント別)の状況

アパレル卸売は自社ブランドの伸長があったものの専門店向けが伸び悩み、売上高は前年比95.1%の44,202百万円。ライフスタイル卸売は専門店向けファッション雑貨の販売減少により同91.5%の2,577百万円で、卸売計は同94.9%の46,780百万円。小売はアパレル店舗がオンスタイル商品の不足で伸び悩んだものの、ECが”for/c”の好調で増収となり同103.4%の12,656百万円となった。

区分2025年1月期売上高構成比2026年1月期売上高構成比増減比率
アパレル卸売46,49374.9%44,20273.9%▲2,29195.1%
ライフスタイル卸売2,8174.5%2,5774.3%▲24091.5%
卸売計49,31079.5%46,78078.2%▲2,53094.9%
小売12,23419.7%12,65621.1%+422103.4%
その他・連結調整4580.7%4160.7%▲4290.8%
合計62,004100.0%59,852100.0%▲2,15296.5%
ビジネス別売上高
出典:クロスプラス 2026年1月期決算説明会資料 P.9

通期業績予想

2027年1月期の通期業績予想は、売上高63,000百万円(前年比105.3%)、営業利益1,400百万円(同100.3%)、経常利益1,650百万円(同100.8%)、当期純利益1,450百万円(同82.4%)。アパレル卸売の専門店向け回復と、ライフスタイル卸売・ECの強化により増収を図るが、原材料高と円安により売上総利益率は27.3%(前期比▲0.3pt)に低下する見通し。

項目2026年1月期(実績)2027年1月期(計画)増減比率
売上高59,85263,000+3,148105.3%
売上総利益16,51617,200+684104.1%
売上総利益率27.6%27.3%▲0.3p
販管費15,12115,800+679104.5%
営業利益1,3951,400+5100.3%
経常利益1,6361,650+14100.8%
当期純利益1,7591,450▲30982.4%
2027年1月期業績予想
出典:クロスプラス 2026年1月期決算説明会資料 P.14

株主還元

配当金は1株当たり60円で、10円増配を予想。2028.1期までにDOE2.5%への引き上げを目指し毎年増配する方針。基本方針は、今後の事業展開及び財務体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な配当を継続すること。

株主還元(配当予想)
出典:クロスプラス 2026年1月期決算説明会資料 P.15

中期経営計画/トピック

新中期経営計画(2026.1期~2028.1期)では、2028.1期に売上高680億円、営業利益20億円、ROE9.0%以上を目指す。アパレル卸売の収益性向上とライフスタイル卸売・小売の成長を掲げ、中計目標売上高内訳はアパレル卸売490億円、ライフスタイル卸売50億円、小売140億円、連結680億円。

中計重点施策の2026.1期進捗は、機能性ファッション”CROSS FUNCTION”(計画70億円に対し実績78億円)、EC(計画32億円・実績32億円)、店舗ビジネス拡大(計画21億円・実績22億円)が計画を達成・上回った一方、専門店チャネルの拡大(計画300億円・実績275億円)やライフスタイル卸売の商品開発・ブランド育成(計画35億円・実績26億円)は計画未達となった。

中計重点施策2026.1期計画2026.1期実績評価
①専門店チャネルの拡大300億円275億円×
②機能性ファッション”CROSS FUNCTION”70億円78億円
③メンズ拡大14億円12億円
④商品開発、最適販売ブランド育成35億円26億円×
⑤EC32億円32億円
⑥店舗ビジネス拡大21億円22億円
⑦デジタル化
新中期経営計画 数値目標
出典:クロスプラス 2026年1月期決算説明会資料 P.33

※本記事はクロスプラスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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