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中本パックス、2026年2月期は増収増益で過去最高 2027年2月期も増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.14
中本パックス、2026年2月期は増収増益で過去最高 2027年2月期も増収増益を計画

※本記事は中本パックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

中本パックスの2026年2月期連結業績は、食品関連やIT・工業材関連の好調により、売上高・営業利益・経常利益がいずれも過去最高を更新する増収増益となった。ただし、国内外子会社の一部で予算未達があり、計画は下回った。2027年2月期は増収増益を計画しており、年間配当は3円増配の74円を予定している。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

売上高は49,635百万円(前期比+1.0%)、営業利益は2,961百万円(同+3.1%)、経常利益は3,054百万円(同+5.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,175百万円(同+8.2%)で、いずれも増収増益となった。乳製品や水産加工品向け包材、冷凍食品が好調に推移したことに加え、国内子会社の貢献により食品関連は増収増益。IT・工業材関連では電子用途向け機能性材料やスマートフォン用途、半導体関連、自動車内装材などが堅調に推移したことで増収増益となった。売上高・営業利益・経常利益はいずれも過去最高を更新したが、国内外子会社の一部の予算大幅未達により計画は下回った。

項目2026年2月期2025年2月期前期比
売上高49,635百万円49,132百万円+503百万円(+1.0%)
売上総利益9,137百万円(18.4%)8,604百万円(17.5%)+533百万円(+6.2%)
販管費6,176百万円(12.4%)5,733百万円(11.7%)+443百万円(+7.7%)
営業利益2,961百万円(6.0%)2,871百万円(5.8%)+90百万円(+3.1%)
経常利益3,054百万円(6.2%)2,908百万円(5.9%)+146百万円(+5.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益2,175百万円(4.4%)2,010百万円(4.1%)+165百万円(+8.2%)

用途別(セグメント)の状況

用途別に見ると、食品関連は加工食品や乳製品向け包材、冷凍食品が好調に推移し増収。IT・工業材関連は電子用途向け機能性材料やスマートフォン用途、半導体関連、自動車内装材、製造業向け重袋が堅調に推移し増収。生活資材関連は収納関連商材や防ダニ関連商材の販売増加とEC販売拡大により増収。建材関連は比較的高収益な製品の販売が堅調だったものの、建材業界の仕事量減少が影響した。医療・医薬関連は比較的高価格帯の貼付剤向けが増加した一方、病院関連の輸液関連包材が減少した。

用途区分2026年2月期売上高2025年2月期売上高2026年2月期売上構成比
食品関連31,607百万円31,283百万円64%
IT・工業材関連9,329百万円8,991百万円19%
生活資材関連4,284百万円4,258百万円9%
建材関連1,995百万円1,908百万円4%
医療・医薬関連1,554百万円1,568百万円3%
四半期毎の売上高・営業利益推移
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.6
用途分類別売上高・売上総利益構成比
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期は、売上高52,000百万円(前期比+4.8%)、営業利益3,265百万円(同+10.3%)、経常利益3,450百万円(同+12.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,183百万円(同+0.3%)と増収増益を計画している。想定為替レートは1元20.1円、1ドル142.0円。

項目2027年2月期計画2026年2月期実績前期比
売上高52,000百万円49,635百万円+2,364百万円(+4.8%)
売上総利益9,690百万円(18.6%)9,137百万円(18.4%)+552百万円(+6.0%)
販管費6,425百万円(12.4%)6,176百万円(12.4%)+248百万円(+4.0%)
営業利益3,265百万円(6.3%)2,961百万円(6.0%)+303百万円(+10.3%)
経常利益3,450百万円(6.6%)3,054百万円(6.2%)+395百万円(+12.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益2,183百万円(4.2%)2,175百万円(4.4%)+7百万円(+0.3%)
2027年2月期の業績見通し
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.22

株主還元

株主還元方針は、財務体質の強化と事業拡大に必要な内部留保を充実させながら、安定配当をベースに業績に裏付けられた適正な利益還元を行うというもの。2027年2月期は3円増配となる年間74円配当を予定しており、11年連続の累進配当を計画している。

項目2026年2月期(実績)2027年2月期(予想)
年間配当金71円74円(+3円増配)
株主還元方針・配当推移
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.34

2027年2月期 重点取り組み

2027年2月期の重点取り組みとして、①中東情勢の中での原材料の安定調達・製品の安定供給、②積極的なM&A、③環境経営の推進(RNSPの収益化)、④次世代バッテリー材料向けテストコーターの立上げ、⑤新研究開発拠点【R&Dセンター】の立上げ、⑥SCM部設立による生産の最適化、の6項目を掲げている。埼玉新工場に導入するテストコーターは2026年5月に試運転を予定しており、次世代バッテリー事業で売上100億円を目指すとしている。

※本記事は中本パックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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