※本記事はウェッズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ウェッズが公表した2026年3月期の連結業績は、売上高が34,530百万円(前期比1.7%減)、営業利益が1,904百万円(同15.2%減)、経常利益が1,961百万円(同14.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が975百万円(同31.8%減)となり、減収減益となった。中核の自動車関連卸売事業で主力のホイール販売数は微増となったものの、商品構成の変化等の影響を受けた。2027年3月期は売上高38,700百万円(前期比12.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,080百万円(同10.7%増)を見込む一方、営業利益は1,840百万円(同3.4%減)を見込む。
連結業績(2026年3月期 実績)
当期は、物価上昇に伴う節約志向の定着などで個人消費が力強さを欠き、円安の進行による輸入コストの増加が企業活動の重石となった。こうしたなか、売上高は中核の自動車関連卸売事業において主力のホイール販売数が微増となったものの、商品構成の変化等の影響を受け、34,530百万円(前期比1.7%減)となった。利益面では経営効率化に努めたものの、営業利益は1,904百万円(同15.2%減)、経常利益は1,961百万円(同14.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は975百万円(同31.8%減)となった。1株当たり当期純利益は60円85銭(前期は89円22銭)、自己資本当期純利益率は5.6%(同8.6%)、売上高営業利益率は5.5%(同6.4%)である。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 34,530百万円 | 35,138百万円 | 1.7%減 |
| 営業利益 | 1,904百万円 | 2,246百万円 | 15.2%減 |
| 経常利益 | 1,961百万円 | 2,304百万円 | 14.9%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 975百万円 | 1,430百万円 | 31.8%減 |
セグメント別の状況
中核の自動車関連卸売事業は、物価高騰に伴う消費者の節約志向等の影響もあり、主力のホイール販売数は微増となったものの、商品構成の変化等により減収減益となった。物流事業は、自動車生産は堅調に推移したものの、物流倉庫内での受託業務や保管数の減少等の影響もあり減収減益となった。自動車関連小売事業は、タイヤ値上がり前の駆け込み需要の影響等による一般タイヤ販売の増加や車検等のサービス売上の増加により増収増益となった。福祉事業は、入居者数は微減だったものの看護等サービス収入の増加により増収増益となった。その他は、前々期に撤退した携帯電話事業に関する手数料収入の漸減により減収減益となった。
財政状態とキャッシュ・フロー
2026年3月期末の総資産は26,514百万円(前期末は25,871百万円)、純資産は19,550百万円(同18,817百万円)、自己資本比率は67.2%(同66.1%)となった。短信によれば、資産は現預金と棚卸資産の増加により増加し、負債は長期借入金と未払法人税等の減少により減少した。純資産は利益剰余金の増加により増加した。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,250百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが定期預金の預入や有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出等により606百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが配当金の支払いや長期借入金の返済による支出等により678百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は8,516百万円となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 26,514百万円 | 25,871百万円 |
| 純資産 | 19,550百万円 | 18,817百万円 |
| 自己資本比率 | 67.2% | 66.1% |
| 1株当たり純資産 | 1,111円52銭 | 1,066円86銭 |
配当
2026年3月期の1株当たり年間配当金は27円00銭(中間10円00銭、期末17円00銭)で、前期と同額となった。配当金総額は433百万円、連結配当性向は44.4%である。2027年3月期の年間配当金は22円00銭(中間10円00銭、期末12円00銭)を予想しており、当期の27円00銭から減配となる。予想配当性向は32.7%である。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 27円00銭 | 22円00銭 |
| うち第2四半期末 | 10円00銭 | 10円00銭 |
| うち期末 | 17円00銭 | 12円00銭 |
| 配当性向(連結) | 44.4% | 32.7% |
2027年3月期の業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高38,700百万円(前期比12.1%増)、営業利益1,840百万円(同3.4%減)、経常利益1,820百万円(同7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,080百万円(同10.7%増)である。1株当たり当期純利益は67円34銭を見込む。短信は、輸入コストの上昇や個人消費の動向が同社グループの業績に与える影響について注視が必要としている。中核の自動車関連卸売事業では、主力のアルミホイールで付加価値の高い高中価格品を中心に多様化するニーズを捉えた商品開発や、受注システムの利便性向上などにより販売を強化する。物流事業では、物流拠点や輸送の再編、輸入製品の一貫最適物流の検討等により収益向上を進めるとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 38,700百万円 | 12.1%増 |
| 営業利益 | 1,840百万円 | 3.4%減 |
| 経常利益 | 1,820百万円 | 7.2%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,080百万円 | 10.7%増 |
本記事はウェッズが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はウェッズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。