マミーマートホールディングス

マミーマートホールディングス、2025年9月期は営業収益・当期純利益とも過去最高

決算サマリー 2026.08.31
マミーマートホールディングス、2025年9月期は営業収益・当期純利益とも過去最高

※本記事はマミーマートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社マミーマートホールディングス(証券コード:9823)は2025年9月期(連結、2024年10月~2025年9月)の決算を発表した。営業収益は193,689百万円(前期比120.5%)、当期純利益は5,246百万円(前期比110.8%)となり、資料は過去最高の営業収益・当期純利益を達成したとしている。営業利益は6,744百万円(前期比104.8%)、経常利益は7,197百万円(前期比103.5%)で、いずれも期中修正後の会社業績予想を上回って着地した。なお同社は2025年10月1日付でスーパーマーケット事業の運営を新設分割会社に移管し、商号を株式会社マミーマートホールディングスに変更しており、2025年9月期の実績は変更前の体制によるもの。

目次

業績(2025年9月期 実績・連結)

営業総利益は44,503百万円(前期比114.0%、売上高比23.3%)となり、新規出店・業態転換改装の寄与により大きく増加した。販売費および一般管理費は37,759百万円(前期比115.7%、売上高比19.7%)に増加したが、営業総利益の増加分がこれを吸収し、営業利益は拡大した。営業利益の増減要因として、資料は店舗数増加・ベースアップによる営業総利益の押し上げ(+5,455百万円)に対し、人件費(△2,473百万円)、広告宣伝費(△186百万円)、設備費(△1,132百万円)、水道光熱費(△398百万円)、手数料(△647百万円、クレジット利用増)、その他(△307百万円)の増加を挙げている。前期からの主要変動要因として、店舗数は78店舗から84店舗に増加、新店は2店舗から6店舗に増加、給与水準は社員7.78%・パートナー5.88%上昇したとしている。

項目2025年9月期(実績)2024年9月期前期比
営業収益193,689百万円160,741百万円120.5%
売上高191,390百万円158,458百万円120.8%
営業総利益44,503百万円(売上高比23.3%)39,049百万円(売上高比24.7%)114.0%
販売費および一般管理費37,759百万円(売上高比19.7%)32,615百万円(売上高比20.6%)115.7%
営業利益6,744百万円(売上高比3.5%)6,434百万円(売上高比4.1%)104.8%
経常利益7,197百万円(売上高比3.8%)6,954百万円(売上高比4.4%)103.5%
当期純利益5,246百万円(売上高比2.7%)4,733百万円(売上高比3.0%)110.8%
2025年9月期 決算数値(連結)
出典:2025年9月期 決算説明会資料 P.4

既存店動向・店舗数

既存店(開店月から13ヶ月以上経過した店舗と定義)の売上高前年比は、2025年9月期通期で109.9%となり、改装も寄与して安定した成長を維持したとしている。既存店のお客様数も前年同月比で継続的に増加基調が続き、資料はベンチマークとする企業を上回って推移したとしている。店舗数は2025年9月末時点で3業態合計84店舗(前年度末比+6店舗)となり、内訳は生鮮市場TOP!が34店舗(同+7店舗)、マミープラスが15店舗(同+7店舗)、マミーマートが35店舗(同△8店舗、他業態への転換等を含む)。2025年9月期の新店・改装店舗数は合計16店舗(新店6、業態転換改装8、活性化改装2)で、2023年9月期の9店舗、2024年9月期の12店舗から拡大した。

業態2025年9月末店舗数前年度末比
生鮮市場TOP!34店舗+7店舗
マミープラス15店舗+7店舗
マミーマート35店舗△8店舗
3業態計84店舗+6店舗
店舗数、新店・改装数
出典:2025年9月期 決算説明会資料 P.10
既存店売上高前年比推移
出典:2025年9月期 決算説明会資料 P.11

中期経営計画の進捗

中期経営計画〈2024-2026〉について、資料は当期純利益・EBITDAが最終年度(2026年9月期)目標を1年前倒しで達成したとしている。2025年9月期実績は営業収益1,936億円、経常利益72億円、当期純利益52億円(2026年9月期目標50億円)、EBITDA100億円(2026年9月期目標100億円)、EPS499.9円(2026年9月期目標500円)。ROEは13.1%となり、2024年9月期の13.2%から0.1pt低下した。2026年9月期の営業収益目標は2,150億円(当初計画2,050億円)。

項目2024年9月期実績2025年9月期実績2026年9月期目標
営業収益1,607億円1,936億円2,150億円(当初計画2,050億円)
経常利益69億円72億円76億円
当期純利益47億円52億円50億円
EBITDA90億円100億円100億円
EPS(円/株)474円499.9円500円
ROE13.2%13.1%10%以上

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期は出店攻勢を継続しつつ、中期経営計画目標達成と増収増益を目指すとしている。営業収益は225,000百万円(前期比116.2%)、営業利益は7,000百万円(同103.8%)、経常利益は7,600百万円(同105.6%)を計画する。当期純利益は5,300百万円(同101.0%)を計画するが、資料は賃上げ促進税制の適用が無いことを注記している。投資キャッシュ・フローは13,000百万円(同133.1%)を計画する。なお2025年10月1日を効力発生日として普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しており、2026年9月期の1株当たり配当額計画21.2円は、株式分割前換算では106円となる。

項目2025年9月期(実績)2026年9月期(計画)前期比
営業収益193,689百万円225,000百万円116.2%
営業利益6,744百万円7,000百万円103.8%
経常利益7,197百万円7,600百万円105.6%
当期純利益5,246百万円5,300百万円(賃上げ促進税制適用無し)101.0%
投資キャッシュ・フロー9,768百万円13,000百万円133.1%
1株当たり配当額105円21.2円(株式分割前換算106円)
2026年9月期 業績見通し
出典:2025年9月期 決算説明会資料 P.44

株主還元

2025年9月期の1株当たり配当額(株式分割前ベース)は上期42円・下期63円の年間105円となり、資料は当期純利益の伸長に伴い配当も過去最高となったとしている。キャピタルアロケーションの考え方として、当面は出店等の成長投資に注力し、株主還元は配当性向20%程度の安定配当を維持する方針とし、安定成長の軌道に乗った段階で株主還元の拡充を検討するとしている。株式分割(2025年10月1日、1株を5株に分割)に伴い株主優待制度も変更し、対象を100株以上(分割前20株以上)に拡大した。基準日は毎年3月末・9月末の年2回で、株式保有期間1年以上(2026年3月末・9月末の基準日は保有期間半年以上)を対象に、保有株式数に応じて株主優待券または当社オリジナル商品詰め合せ、生鮮ギフトのいずれかを贈呈する。

トピック(持株会社体制への移行)

2025年10月1日をもって、当社は株式会社マミーマートホールディングスに商号変更し、スーパーマーケット事業の運営を新設分割会社に移管した。資料は、人的資源の有効活用やグループ間の人材交流・育成、規模拡大に対応する体制構築、加速する業界再編への備えを目的とした持株会社体制への移行としている。

※本記事はマミーマートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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