※本記事ははせがわが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社はせがわは2026年3月期の連結業績を公表した。売上高は前期比△0.5%の21,122百万円、営業利益は同△35.9%の772百万円、経常利益は同△44.9%の697百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同△67.8%の291百万円となり、前期実績に対しては減収減益の結果となった。公表計画との比較では、売上高(達成率92.6%)と当期純利益(同76.7%)は未達となったが、営業利益(同110.3%)と経常利益(同104.1%)は計画を達成した。
連結業績(2026年3月期 実績)
連結ROEは前期7.2%から2.3%、自己資本比率は63.0%から60.2%となった。個別(単体)ベースのROEは2024年3月期9.3%、2025年3月期7.3%、2026年3月期3.2%と推移した。資料は、2025年3月期の連結売上高伸張率について、2025年3月期第3四半期より連結決算に移行したため記載していないと注記している。連結の営業活動によるキャッシュ・フローは150百万円から427百万円、現金及び現金同等物の期末残高は1,395百万円から2,405百万円となった。
| 項目 | 公表計画 | 当期実績 | 達成率 | 前期実績 | 前期比増減額 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 22,800 | 21,122 | 92.6% | 21,228 | △106 | △0.5% |
| 営業利益 | 700 | 772 | 110.3% | 1,204 | △432 | △35.9% |
| 経常利益 | 670 | 697 | 104.1% | 1,265 | △567 | △44.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 380 | 291 | 76.7% | 905 | △613 | △67.8% |

セグメント別の状況
セグメント別売上高状況は、はせがわの仏壇仏具が14,266百万円から13,674百万円(前期比△4.1%)、墓石が4,228百万円から4,036百万円(同△4.5%)、屋内墓苑が569百万円から306百万円(同△46.2%)、飲食・食品・雑貨が286百万円から379百万円(同+32.6%)、ピースフルライフサポート(PLS)が130百万円から269百万円(同+105.9%)、その他(EC・卸売販売他)が928百万円から924百万円(同△0.5%)となった。現代仏壇の仏壇仏具(小売・卸売)は847百万円から1,689百万円(同+99.4%)となったが、資料は現代仏壇の前期実績が2024年10月から2025年3月までの実質6ヵ月間稼働の数値である旨を注記している。調整額は△28百万円から△158百万円、セグメント合計は21,228百万円から21,122百万円(同△0.5%)となった。事業別売上高構成比(2026年3月期)は、仏壇仏具(小売販売)64.7%、墓石・屋内墓苑20.6%、現代仏壇8.0%、仏壇仏具(ECモール・卸売販売他)及び調整額3.6%、PLS・ギフト(飲食食品雑貨含む)3.1%。
| 区分 | 前期実績 | 当期実績 | 前期比増減額 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|---|
| はせがわ 仏壇仏具 | 14,266 | 13,674 | △591 | △4.1% |
| はせがわ 墓石 | 4,228 | 4,036 | △192 | △4.5% |
| はせがわ 屋内墓苑 | 569 | 306 | △263 | △46.2% |
| はせがわ 飲食・食品・雑貨 | 286 | 379 | 93 | +32.6% |
| はせがわ ピースフルライフサポート(PLS) | 130 | 269 | 138 | +105.9% |
| はせがわ その他(EC・卸売販売他) | 928 | 924 | △4 | △0.5% |
| 現代仏壇 仏壇仏具(小売・卸売) | 847 | 1,689 | 842 | +99.4% |
| 調整額 | △28 | △158 | △129 | ー |
| 合計 | 21,228 | 21,122 | △106 | △0.5% |

個別業績の概要(単体)
個別(単体)ベースでは、売上高19,591百万円(前期比△4.0%)、営業利益857百万円(同△29.0%)、経常利益793百万円(同△37.2%)、当期純利益402百万円(同△54.7%)となった。営業利益の増減要因として、資料は前期営業利益1,206百万円から、売上総利益の減少415百万円、人件費の増加131百万円、設備経費の減少2百万円、総販促費の減少152百万円、その他経費の減少42百万円を経て、当期営業利益857百万円になったとしている。売上総利益の減少は主に仏壇仏具・墓石事業の売上高の減少により、人件費の増加は年金資産の運用益・退職給付費用の戻しがあったものの昇格・昇進・ベアによるとしている。特別損失として、営業店の固定資産に係る減損損失87百万円(前期27百万円)を計上した。前期の特別利益51百万円には、株式会社現代仏壇の子会社化に伴う負ののれん発生益20百万円と投資有価証券売却益30百万円が含まれていた。
通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の業績予想(2026年5月14日発表)は、中間期で売上高11,900百万円・営業利益570百万円・経常利益540百万円・当期純利益320百万円、通期で売上高23,000百万円・営業利益1,000百万円・経常利益950百万円・当期純利益560百万円としている。中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)のKPI目標では、売上高を2027年3月期230億円・2028年3月期270億円、営業利益を2027年3月期10億円・2028年3月期25億円としており、2026年3月期は売上高計画228億円に対し実績211億円、営業利益計画7億円に対し実績7.7億円だった。新規出店は2026年3月期計画5店舗に対し実績2店舗、ピースフルライフサポート(PLS)事業の相談件数は2026年3月期計画1万件に対し実績1万件、売上高は計画3億円に対し実績2.7億円だった。資料は中期経営計画の重点課題4項目の進捗評価について、「①新規事業の成長」を〇、「②既存事業の進化発展」「③戦略的投資の実行」「④利益体質への転換」を△としている。
| 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 中間期(予想) | 11,900 | 570 | 540 | 320 |
| 通期(予想) | 23,000 | 1,000 | 950 | 560 |

株主還元
配当方針は、累進配当・連結配当性向30%・年間配当金15円のいずれか高い方を採用するとしている。2027年3月期の配当予想(2026年5月14日発表)は、中間配当7.50円、期末配当7.50円、年間配当15.00円で、期末の連結配当性向は48.7%としている。
| 区分 | 1株当たり配当金 | 連結配当性向 |
|---|---|---|
| 中間配当(予想) | 7.50円 | - |
| 期末配当(予想) | 7.50円 | 48.7% |
| 年間配当(予想) | 15.00円 | - |

※本記事ははせがわが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。