※本記事は日和産業が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
本記事は日和産業の決算短信に基づく簡易サマリーです。2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高45,579百万円(前期比6.2%減)、営業利益1,456百万円(同60.7%増)、経常利益1,440百万円(同26.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益378百万円(同22.1%増)となり、減収ながら各利益は増加した。主力の飼料事業に加え、前期にセグメント損失だった畜産事業も損益が改善した。なお、当社は決算補足説明資料の作成および決算説明会の開催はいずれも「無」としている。
連結業績(当期 実績)
配合飼料業界では、主原料のとうもろこしが米国での順調な作付や南米の豊作から下落した後、輸出需要の好調で8月以降上昇し、その後も中東情勢の緊迫化による運送コスト高騰などを受け上昇傾向となった。副原料の大豆粕も中国での需要や中東情勢を受け価格は上昇し、外国為替相場は日米金利差や中東情勢により円安で推移した。畜産物市況では、鶏卵相場が鳥インフルエンザの影響による供給量減少から年間を通して高値を維持し、鶏肉相場も前年を超える高値で推移した一方、豚肉相場は下半期に生産量が回復し前年並み、牛肉相場は前年比ほぼ横ばいとなった。こうしたなか当社は2025年4月・7月・10月の3度にわたり配合飼料価格の値下げを行い、2026年1月には値上げを行った。減損損失633百万円を特別損失に計上している。1株当たり当期純利益は20.92円(前期17.12円)、自己資本当期純利益率2.0%(前期1.7%)、総資産経常利益率4.8%(前期3.7%)、売上高営業利益率3.2%(前期1.9%)。総資産は30,816百万円、純資産は19,039百万円、自己資本比率は61.8%(前期61.4%)、1株当たり純資産は1,051.22円となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 45,579百万円 | 48,577百万円 | △6.2% |
| 営業利益 | 1,456百万円 | 906百万円 | +60.7% |
| 経常利益 | 1,440百万円 | 1,143百万円 | +26.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 378百万円 | 310百万円 | +22.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 20.92円 | 17.12円 | ― |
| 自己資本比率 | 61.8% | 61.4% | +0.4pt |
セグメント別の状況
報告セグメントは「飼料事業」(配合飼料の製造販売および得意先の生産畜産物の売買)と「畜産事業」(畜産物の生産および販売)の2区分で、セグメント利益は営業利益をベースとした数値。飼料事業の売上高は436億69百万円(前年同期比6.5%減)となり、原材料価格の影響からセグメント利益(営業利益)は14億85百万円(同36.6%増)となった。畜産事業の売上高は19億10百万円(同1.7%増)、セグメント利益(営業利益)は5百万円(前年同期はセグメント損失1億27百万円)となった。当期の減損損失633百万円はすべて畜産事業に計上されている。セグメント利益の調整額は△34百万円で、各報告セグメントへ配賦していない費用53百万円が含まれる。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 飼料事業 | 外部顧客への売上高 | 43,669百万円 | 46,698百万円 |
| 飼料事業 | セグメント利益 | 1,485百万円 | 1,087百万円 |
| 畜産事業 | 外部顧客への売上高 | 1,910百万円 | 1,879百万円 |
| 畜産事業 | セグメント利益又は損失(△) | 5百万円 | △127百万円 |
| 調整額 | セグメント利益 | △34百万円 | △53百万円 |
| 連結財務諸表計上額 | 売上高 | 45,579百万円 | 48,577百万円 |
| 連結財務諸表計上額 | 営業利益 | 1,456百万円 | 906百万円 |
通期業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高50,000百万円(前期比9.7%増)、営業利益500百万円(同65.7%減)、経常利益500百万円(同65.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円(同20.8%減)、1株当たり当期純利益16.56円。今後の見通しについて会社は、先行きの見えない外国為替相場に加え、不安定な国際情勢により引き続き厳しい状況とし、業績の向上を目指して生産コスト削減への注力や多様な人材確保および育成、家畜疾病の予防に努めるとしている。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 50,000百万円 | 45,579百万円 |
| 営業利益 | 500百万円 | 1,456百万円 |
| 経常利益 | 500百万円 | 1,440百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 300百万円 | 378百万円 |
| 1株当たり当期純利益 | 16.56円 | 20.92円 |
| 1株当たり年間配当金 | 6.00円 | 6.00円 |
株主還元
利益配分について会社は、長期にわたっての財務体質と経営基盤の強化をはかり、継続的に安定した配当を行うことを基本方針としている。2026年3月期の年間配当金は第2四半期末0.00円・期末6.00円の合計6.00円(前期も合計6.00円)で、配当金総額は108百万円、配当性向(連結)28.7%(前期35.0%)、純資産配当率(連結)0.6%(前期0.6%)。2027年3月期についても当期と同じく1株当たり期末6.00円(年間6.00円)を予定しており、配当性向(連結)は36.2%を見込む。なお、期末自己株式数は2,719,032株で前期末から変動はなく、当期の自己株式の取得はない。
※本記事は日和産業が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。