ユー・エム・シー・エレクトロニクス

ユー・エム・シー・エレクトロニクス、2026年3月期は減収減益 純利益は黒字転換

決算サマリー 2026.08.28
ユー・エム・シー・エレクトロニクス、2026年3月期は減収減益 純利益は黒字転換

※本記事はユー・エム・シー・エレクトロニクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ユー・エム・シー・エレクトロニクスの2026年3月期は、車載機器・OA機器・産業機器の主力3分野がいずれも減収となり、売上高は前期比14.6%減の1,127億26百万円となった。営業利益は同43.7%減の12億9百万円、経常利益は同32.7%減の11億7百万円。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の25億8百万円の純損失から2億83百万円の黒字に転換した。2027年3月期は減収・営業減益を見込んでいる。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は、車載機器分野で中国市場における需要低迷や一部製品の生産終息・生産調整の影響、OA機器分野で一部製品の生産終息の影響、産業機器分野で制御機器関連の生産調整の影響や一部取引の代理人取引化(純額計上)の影響を受け、前期比14.6%減の1,127億26百万円となった。営業利益は、全社的なロス削減等の改善効果はあったものの、売上減少に伴う製造経費率の悪化が影響し、同43.7%減の12億9百万円。経常利益は売上減少に伴う減少があった一方、支払利息の減少や為替差損の減少があり、同32.7%減の11億7百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は2億83百万円で、前期の25億8百万円の純損失から黒字転換した。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)増減
売上高112,726131,938△19,211(△14.6%)
営業利益1,2092,149△939(△43.7%)
経常利益1,1071,646△539(△32.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益283△2,5082,791
1株当たり純利益8円48銭△90円49銭98円98銭
営業利益の増減要因
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.6

事業別の状況(製品分野別売上)

主力3分野はいずれも減収となった。車載機器は中国市場における需要低迷の影響、並びに一部製品の生産終息及び生産調整により売上が減少。OA機器は複合機やレーザープリンタ向け製品の生産が堅調に推移した機種はあるものの、一部製品の生産終息の影響により売上が減少。産業機器は半導体設備関連の需要は回復傾向にあるものの、制御機器関連の生産調整の影響や、一部顧客との取引について第1四半期連結会計期間より代理人取引として収益を純額で計上したことにより売上が減少した。

区分2026年3月期2025年3月期増減
車載機器58,64669,834△11,187(△16.0%)
OA機器36,48740,326△3,839(△9.5%)
産業機器16,65620,682△4,026(△19.5%)
その他216337△121(△36.0%)
その他の事業720757△37(△5.0%)
合計112,726131,938△19,211(△14.6%)
製品分野別売上(前期対比)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、売上高1,150億円、営業利益8億円、経常利益6億円、親会社株主に帰属する当期純利益は△4億円を見込む。前提となる為替レートは1米ドル=149円としている。配当については現時点で未定としている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
売上高115,000112,726
営業利益8001,209
経常利益6001,107
親会社株主に帰属する当期純利益△400283
1株当たり純利益△14円21銭8円48銭
為替レート(1USD=)149円150円
2026年3月期 決算概要および2027年3月期業績予想
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.3

株主還元

普通株式の配当金は2025年3月期・2026年3月期とも1株当たり10円で据え置き、2026年3月期の配当性向は117.9%だった。優先株式の配当金は2025年3月期46百万円から2026年3月期は44百万円(△4.3%)となった。2027年3月期の配当については、現時点では未定としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
配当金(普通株式)10円/株未定
配当性向117.9%

トピックス

2026年3月31日付で「当社株式の監理銘柄(審査中)指定に関するお知らせ」を開示した。東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場への市場区分変更申請を行っているため、2026年4月1日付で東京証券取引所より監理銘柄(審査中)に指定されており、2026年5月15日時点においても監理銘柄(審査中)となっているとしている。指定解除できるよう、引き続き変更申請の手続きを継続するとし、グループの生産活動への影響はないとしている。

当社株式の監理銘柄(審査中)指定について
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.22

※本記事はユー・エム・シー・エレクトロニクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次