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アイダエンジニアリング、2026年3月期は増収増益 純利益は16.5%減

決算サマリー 2026.08.28
アイダエンジニアリング、2026年3月期は増収増益 純利益は16.5%減

※本記事はアイダエンジニアリングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アイダエンジニアリング株式会社の2026年3月期(連結、累計実績)は、受注高69,726百万円(前期比+11.4%)、売上高78,647百万円(同+3.5%)、売上総利益17,547百万円(同+9.4%)、営業利益5,690百万円(同+2.9%)、経常利益5,735百万円(同+3.2%)となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は4,260百万円(同△16.5%)と減益になった。

会社は当期純利益の減益について、政策保有株式売却益の減少や、前期に計上したドイツ子会社統合に伴う税効果剥落を要因として挙げている。売上面ではプレス機売上が減少する一方、サービス売上の増加と買収した米国子会社の売上合算等により増収となった。売上総利益率は22.3%(前期比+1.2pt)に改善し、事業ミックス改善(サービス増・プレス減)やプレス機粗利率改善が寄与した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

第4四半期の売上高は20,643百万円、営業利益は1,478百万円だった。営業利益の増減要因は、事業ミックス改善+4.0億円、プレス機粗利率改善(為替影響除く)+3.7億円、為替影響△0.1億円、自動機子会社(REJ、HMS、Dallas)影響△1.0億円、販管費増(自動機子会社と為替影響除く)△5.0億円で、合計+1.6億円の増益となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減
受注高69,726百万円62,603百万円+7,122百万円(+11.4%)
売上高78,647百万円76,006百万円+2,641百万円(+3.5%)
売上総利益17,547百万円16,040百万円+1,506百万円(+9.4%)
売上総利益率22.3%21.1%+1.2pt
販売費及び一般管理費11,856百万円10,510百万円+1,346百万円(+12.8%)
営業利益5,690百万円5,529百万円+160百万円(+2.9%)
営業利益率7.2%7.3%△0.0pt
経常利益5,735百万円5,559百万円+175百万円(+3.2%)
税引前利益6,214百万円6,297百万円△83百万円(△1.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益4,260百万円5,101百万円△841百万円(△16.5%)

セグメント別(所在地セグメント別)の状況

所在地セグメント別では、米州の売上高が21,943百万円(前期18,241百万円、+20.3%)と大きく伸長した一方、日本42,743百万円(同46,609百万円、△8.3%)、中国11,166百万円(同11,704百万円、△4.6%)、アジア10,707百万円(同10,835百万円、△1.2%)、欧州13,680百万円(同14,773百万円、△7.4%)はいずれも減収となった。営業利益は日本2,997百万円(前期2,810百万円、+6.7%)が増益となった一方、中国743百万円(同838百万円、△11.3%)、アジア206百万円(同510百万円、△59.7%)、米州1,184百万円(同1,288百万円、△8.1%)、欧州190百万円(同202百万円、△5.9%)はいずれも減益だった。

地域指標2026年3月期2025年3月期
日本売上高42,743百万円46,609百万円
日本営業利益2,997百万円2,810百万円
中国売上高11,166百万円11,704百万円
中国営業利益743百万円838百万円
アジア売上高10,707百万円10,835百万円
アジア営業利益206百万円510百万円
米州売上高21,943百万円18,241百万円
米州営業利益1,184百万円1,288百万円
欧州売上高13,680百万円14,773百万円
欧州営業利益190百万円202百万円
売上高・営業利益(所在地セグメント別)
出典:アイダエンジニアリング株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.5

事業区分別の売上高は、プレス機械(自動機含む)51,755百万円(前期53,044百万円、△2.4%)、サービス(プレス関連のみ)19,645百万円(同18,306百万円、+7.3%)、その他(REJ、HMS、Dallas等)7,246百万円(同4,655百万円、+55.7%)だった。

区分2026年3月期2025年3月期増減
プレス機械(自動機含む)51,755百万円53,044百万円△1,289百万円(△2.4%)
サービス(プレス関連のみ)19,645百万円18,306百万円+1,338百万円(+7.3%)
その他(REJ、HMS、Dallas等)7,246百万円4,655百万円+2,591百万円(+55.7%)
合計78,647百万円76,006百万円+2,641百万円(+3.5%)
売上高(事業区分別・外部顧客(地域)別・顧客業種別)
出典:アイダエンジニアリング株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.4

通期業績予想(2027年3月期)

会社は2027年3月期の連結業績予想として、受注高78,000百万円(前期比+11.9%)、売上高80,000百万円(同+1.7%)、営業利益5,700百万円(同+0.2%)、経常利益6,000百万円(同+4.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円(同+0.9%)を掲げている。受注は事業環境改善と買収効果により増加を見込み、売上は前年度買収したDallas社の売上加算等により増収を見込む一方、営業利益は粗利増加があるものの販管費増加により前年度並みとなる見込みとしている。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)増減率
受注高78,000百万円69,726百万円+11.9%
売上高80,000百万円78,647百万円+1.7%
売上総利益18,100百万円17,547百万円+3.2%
営業利益5,700百万円5,690百万円+0.2%
経常利益6,000百万円5,735百万円+4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円4,260百万円+0.9%
2027年3月期 業績予想ハイライト
出典:アイダエンジニアリング株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.10

所在地セグメント別の2027年3月期業績予想は、受注高で日本26,700百万円、中国7,000百万円、アジア7,400百万円、米州23,700百万円、欧州13,200百万円、売上高で日本42,200百万円、中国8,700百万円、アジア11,400百万円、米州23,700百万円、欧州15,200百万円、営業利益で日本2,200百万円、中国500百万円、アジア800百万円、米州1,500百万円、欧州250百万円を見込んでいる。

株主還元

会社は成長投資と株主還元のバランスを重視し資本効率を高めるという基本方針のもと、安定配当の実現に向けてDOE(株主資本配当率)3%以上を目指す方針を示している。2026年3月期の1株当たり配当金は、DOE3%以上の方針と当期末の自己資本額を踏まえ、当初予想の37円から39円に増配する予定で、連結配当性向は50.3%を見込む。2027年3月期は同様の方針に沿って1株当たり39円(連結配当性向49.3%見込み)を予想している。

株主還元(連結配当性向・DOE・1株当たり配当金の推移)
出典:アイダエンジニアリング株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.13

※本記事はアイダエンジニアリングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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