シンメンテホールディングス

シンメンテホールディングス、2026年2月期は過去最高益 配当も過去最高の20円に増配

決算サマリー 2026.08.28
シンメンテホールディングス、2026年2月期は過去最高益 配当も過去最高の20円に増配

※本記事はシンメンテホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

シンメンテホールディングスの2026年2月期は、猛暑の影響による空調関連需要の増加に加え、事業の柱である飲食業界からの依頼が増加したことにより、過去最高の業績を達成した。売上高は299億46百万円(前期比16.5%増)、経常利益は18億97百万円(同21.5%増)となった。好業績を受け、期初予想18円から20円に増配する過去最高配当を実施予定である。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

売上総利益率は物価高による資材価格上昇の影響もある中、継続した原価の適正低減策により0.3%増加した。販管費は大幅な賃上げによる人件費増加があったが、業務効率も高まった。経常利益では営業外収益として保険解約返戻金27百万円を計上した。当期純利益は好調な業績により過去最高利益となった。

項目2026年2月期 実績2025年2月期 実績2026年2月期 構成比
売上高29,946百万円25,707百万円100.0%
売上総利益6,859百万円5,839百万円22.9%
販管費5,001百万円4,304百万円16.7%
営業利益1,857百万円1,534百万円6.2%
経常利益1,897百万円1,562百万円6.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,239百万円1,033百万円4.1%
1株当たり配当金20円16円
売上高/経常利益の推移
出典:シンメンテホールディングス 2026年2月期 決算補足説明資料 P.10

事業(サービスアイテム別)の状況

売上高構成比(集計期間2025年3月〜2026年2月、カッコ内は2024年3月〜2025年2月の割合)は、空調29%(27%)が最大で、保守・その他18%(18%)、厨房機器16%(17%)、内外装14%(13%)、給排水12%(12%)、電気6%(7%)、開口部5%(5%)と続く。対応依頼件数構成比は保守・その他28%、厨房機器21%、給排水17%、空調13%、内外装8%、電気7%、開口部6%となっている。

区分指標2025年3月〜2026年2月2024年3月〜2025年2月
空調売上高構成比29%27%
厨房機器売上高構成比16%17%
内外装売上高構成比14%13%
給排水売上高構成比12%12%
電気売上高構成比6%7%
開口部売上高構成比5%5%
保守・その他売上高構成比18%18%
メンテナンスサービスアイテム 売上高構成比・対応依頼件数構成比
出典:シンメンテホールディングス 2026年2月期 決算補足説明資料 P.7

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期は、飲食業界はもちろんのこと物販・小売業、介護業界など幅広くサービスを提供し11%超の増収を見込む。売上総利益率は物価高による資材価格等の上昇が見込まれるが、継続した仕入れ購買力の強化により前期同水準を見込む。販管費は引き続き賃上げによる人件費の増加等を見込むことで12.8%増加を予想し、当期純利益は増収による増益を見込む。

項目2027年2月期 予想2026年2月期 実績前期増減率
売上高33,367百万円29,946百万円11.4%
売上総利益7,644百万円6,859百万円11.4%
販管費5,642百万円5,001百万円12.8%
営業利益2,001百万円1,857百万円7.8%
経常利益2,010百万円1,897百万円5.9%
親会社株主に帰属する当期純利益1,323百万円1,239百万円6.8%
1株当たり配当金22円20円
業績予想を含む売上高/経常利益の推移
出典:シンメンテホールディングス 2026年2月期 決算補足説明資料 P.14

株主還元

株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つとし、配当原資確保のための収益力を強化し継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とする。2026年2月期の1株当たり配当金は期初予想の18円から20円に増配し、過去最高配当となる予定(2026年5月開催の定時株主総会に付議予定)。2027年2月期は22円を予定している。株主優待はジェフグルメカードを贈呈しており、保有株数100株以上600株未満で500円相当、600株以上1,200株未満で1,000円相当、1,200株以上で3,000円相当となっている。

株主還元の状況
出典:シンメンテホールディングス 2026年2月期 決算補足説明資料 P.15

今後の見通し・トピックス

当社のメンテナンス事業において国内5,000億円超のマーケットがあると考えており、拡大余地は大きく、さらなるシェアの拡大を図るとしている。成長戦略として、戦略Ⅰでは規模の経済を生かし、メンテナンス事業やそのシナジー領域を扱う会社を対象にM&Aを進める。戦略Ⅱでは業界内シェア拡大や自治体・公共事業向けサービス、ロボットによるエアコン洗浄・ダクト清掃、計画修繕(Pメンテ)の全国展開などにより新市場を開拓する。戦略ⅢではAIを活用したDX推進による業務効率化とサービス品質向上、海外展開の加速を目指すとしている。また、飲食業界に強い繋がりを持つ株式会社テスコの営業力を活かしロボット洗浄を拡販してきた実績を踏まえ、2026年3月1日付でシンロボサービスをテスコに吸収合併した。なお、中期経営計画については、国内外の政治・経済状況を見定め、ある程度見通しがつき次第、作成を検討しているとしている。

※本記事はシンメンテホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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