※本記事はユニバーサル園芸社が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ユニバーサル園芸社は2025年6月期(第52期)の連結決算で、売上高20,506百万円(前期比21.6%増)、営業利益2,651百万円(同11.7%増)、経常利益2,642百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,805百万円(同10.3%増)となった。新規M&Aによる売上寄与、新規顧客開拓、販促活動の結果、増収増益となった。
連結業績(2025年6月期 実績)
主力のグリーン事業、小売事業が増収増益となった一方、卸売事業は増収減益となった。
| 項目 | 2025年6月期(第52期) | 2024年6月期(第51期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20,506百万円 | 16,859百万円 | 21.6%増 |
| 営業利益 | 2,651百万円(売上比12.9%) | 2,373百万円(売上比14.1%) | 11.7%増 |
| 経常利益 | 2,642百万円(売上比12.9%) | 2,510百万円(売上比14.9%) | 5.3%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,805百万円(売上比8.8%) | 1,636百万円(売上比9.7%) | 10.3%増 |
| 1株当たり当期純利益 | 388.23円 | 348.42円 | 開示なし |
| 1株当たり純資産 | 2,912.91円 | 2,586.50円 | 開示なし |
セグメント別の状況
グリーン事業はレンタルグリーンの契約、マーケティング活動にも注力し計画通り推移し増収増益となった。卸売事業は植物などの需要が落ち着き、物価上昇に伴う販管費増加を抑止できず増収減益となった。小売事業は猛暑による売上落ち込みはあったものの、M&A等により増収増益となった。なお、グリーン事業のエリア別内訳では、関東エリア(売上高6,773百万円、前期比16.2%増)、関西エリア(売上高2,977百万円、同16.0%増)は増収増益、海外エリア(売上高3,704百万円、同25.2%増)は増収ながら営業利益109百万円(同42.4%減)となった。
| セグメント | 指標 | 2025年6月期 | 2024年6月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| グリーン事業 | 売上高 | 13,455百万円 | 11,353百万円 | 18.5%増 |
| グリーン事業 | 営業利益 | 2,377百万円 | 2,145百万円 | 10.8%増 |
| 卸売事業 | 売上高 | 1,569百万円 | 1,477百万円 | 6.3%増 |
| 卸売事業 | 営業利益 | 121百万円 | 127百万円 | 4.8%減 |
| 小売事業 | 売上高 | 6,027百万円 | 4,490百万円 | 34.2%増 |
| 小売事業 | 営業利益 | 95百万円 | 46百万円 | 106.2%増 |

通期業績予想(2026年6月期)
| 項目 | 2026年6月期(第53期予想) | 2025年6月期(第52期実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 22,840百万円 | 20,506百万円 | 11.4%増 |
| 営業利益 | 3,001百万円(売上比13.1%) | 2,651百万円(売上比12.9%) | 13.2%増 |
| 経常利益 | 3,050百万円(売上比13.4%) | 2,642百万円(売上比12.9%) | 15.4%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,010百万円(売上比8.8%) | 1,805百万円(売上比8.8%) | 11.4%増 |
| 1株当たり当期純利益 | 436.57円 | 388.23円 | 開示なし |

株主還元
2025年6月期の1株当たり配当金は、前期の25円から1円増配し26円となる予定。2026年6月期予想の1株当たり配当金も26.00円としている(株式分割前の記載)。配当水準については、安定的な株主還元を主軸に、利益水準や市場動向を踏まえて適宜見直しを検討するとしている。また、投資単位当りの金額引き下げによる株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的に、2025年12月31日を基準日として1株につき2株の割合で株式分割を実施する。配当総額は、2021年6月期の96,088,220円から2025年6月期は119,732,860円(予定)へ推移している。株主優待制度では、6月末日・12月末日時点で100株以上保有の株主に当社オリジナルクオカードを進呈しており、当決算期より6月末日基準分は2,000円分から3,000円分に拡充する。
| 項目 | 2024年6月期 | 2025年6月期 | 2026年6月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 25.00円 | 26.00円 | 26.00円(株式分割前の記載) |

中期経営計画/トピック
今後の事業戦略として、レンタルグリーンのシェア拡大(グリーン事業の強化)、M&Aによる業態の拡大、新商材・販路拡大、小売事業へのチャレンジ、海外事業の展開の5つを掲げている。レンタルグリーン市場における同社の国内シェアは推計9%程度としている。中期目標として、2028年6月期(第55期)に連結売上高300億円、連結当期純利益30億円を掲げ、「世界一の園芸会社」を目指すとしている。決算期中のトピックスとしては、2024年7月の日本橋支店開設、2024年8月の海外グループ会社によるプラントスケープ社の事業譲受、2025年4月の吉村造園株式会社のグループ化、KITTE大阪店・ニュウマン高輪店など新規出店を挙げている。

※本記事はユニバーサル園芸社が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。