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日東精工、2025年12月期は増収増益 純利益は減益 2026年12月期は増収増益予想

決算サマリー 2026.08.27
日東精工、2025年12月期は増収増益 純利益は減益 2026年12月期は増収増益予想

※本記事は日東精工が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日東精工は2025年12月期の連結業績で、売上高50,238百万円(前期比+6.7%)、営業利益3,431百万円(同+3.2%)と増収増益を確保した。一方で経常利益は3,409百万円(同△4.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,152百万円(同△2.2%)といずれも減益となった。2026年12月期は売上高52,000百万円(同+3.5%)、営業利益3,800百万円(同+10.7%)と増収増益を見込んでいる。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

ファスナー事業における調達先の見直しや金型改善などによる製造コスト低減で利益率が改善し、営業利益は前期比増益となった。一方、インドM&A関連費の計上により営業利益率は一時的に低下した。経常利益は、円高進行による為替差損の発生やインドネシア・ルピア安の影響、M&Aによる借入金増加や金利上昇に伴う支払利息の増加などにより前期比で減益となった。以下、単位は百万円(1株当たり当期純利益は円)。

項目2025年12月期(実績)2024年12月期(前期)増減額増減率
売上高50,23847,069+3,168+6.7%
営業利益3,4313,326+105+3.2%
経常利益3,4093,573△164△4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益2,1522,199△47△2.2%
1株当たり当期純利益(円)59.3460.18

セグメント別の業績

ファスナー事業は自動車業界向けに2Qより加わったインド子会社が業績に貢献したほか、ゲーム機向け精密ねじの増加、国内自動車のCASE関連需要拡大により増収増益となった。産機事業はエネルギー関連が好調だったものの、世界的なEV販売減速や米国関税の影響による設備投資停滞、前年の大型受注の反動により減収減益となった。制御事業は化学・薬品向けや国内の電池向け分析・計測機器が堅調だったが、前年の大型受注の反動により減収減益となった。メディカル事業は売上高が145百万円(前期比+638.4%)に増加したが、営業損失は103百万円(前期は120百万円の損失)となった。

セグメント指標2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)増減率
ファスナー売上高37,10333,664+10.2%
ファスナー営業利益2,2711,636+38.8%
産機売上高6,2746,642△5.5%
産機営業利益7601,141△33.4%
制御売上高6,7146,743△0.4%
制御営業利益503669△24.7%
メディカル売上高14519+638.4%
メディカル営業利益△103△120
セグメント別売上高・営業利益(連結)
出典:日東精工2025年12月期決算説明会資料 P.5

通期業績予想(2026年12月期)

生成AI需要の増加に伴うデータセンター向けおよびゲーム機向けが堅調に推移する見通しで、CASE関連の高機能・高付加価値製品の継続受注により収益力を強化するとしている。産機事業は自動車市場の不透明感が続くもののADAS関連の標準装備拡大による継続受注を見込み、インド向けは例年を大きく上回る伸びを見込んでいる。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)増減額増減率
売上高52,00050,238+1,761+3.5%
営業利益3,8003,431+368+10.7%
経常利益3,8003,409+390+11.5%
親会社株主に帰属する当期純利益2,3002,152+147+6.9%
1株当たり当期純利益(円)63.4159.34
連結業績予想
出典:日東精工2025年12月期決算説明会資料 P.31

株主還元

中期経営計画「Mission G-final」(2026~2028年)では、DOE3%以上を目標に、24円を下限とする累進配当を実施する方針を掲げている。2025年12月期の年間配当金は23.0円、2026年12月期は24.0円を予定している。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
1株当たり年間配当金(円)23.024.0
株主還元(配当総額とDOE)
出典:日東精工2025年12月期決算説明会資料 P.35

中期経営計画

2026年から2028年を対象とする中期経営計画「Mission G-final」では、営業利益を最上位の目標に位置づけ、2028年度に売上高632億円、営業利益60億円、営業利益率9.6%、ROE9%以上、ROIC8%以上を目指すとしている。財務戦略としては、DOE3%以上を目標に24円下限の累進配当を実施するとしている。

Growth#4財務戦略<目標と指標>(2028年度の目指す姿)
出典:日東精工2025年12月期決算説明会資料 P.16

※本記事は日東精工が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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