デジタル・インフォメーション・テクノロジー

デジタル・インフォメーション・テクノロジー、2026年6月期は16期連続増収増益 売上高255億円で過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.26
デジタル・インフォメーション・テクノロジー、2026年6月期は16期連続増収増益 売上高255億円で過去最高を更新

※本記事はデジタル・インフォメーション・テクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は2026年6月期決算で、売上高25,546百万円(前期比+5.7%)、営業利益3,053百万円(同+1.3%)を計上し、売上高・営業利益・経常利益がいずれも過去最高を更新した。16期連続の増収増益を達成した一方、資本業務提携先の投資有価証券評価損の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は2,092百万円(同△3.9%)とわずかに減少した。AIおよび戦略商品の開発に向けた成長投資を拡大したことで、営業利益率は12.0%(前期比△0.5pt)となった。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

売上高は前期比+5.7%の25,546百万円、営業利益は同+1.3%の3,053百万円、経常利益は同+1.6%の3,076百万円と、いずれも前期実績を上回って着地した。一方、資本業務提携先の投資有価証券評価損77百万円を特別損失として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は同△3.9%の2,092百万円となった。売上高は2026年6月期予想(26,000百万円)に対しては△1.7%とわずかに未達となったが、営業利益は予想(3,050百万円)に対し+0.1%とほぼ計画通りに着地した。

項目2025年6月期実績2026年6月期実績前期比
売上高24,15925,546+5.7%
売上総利益6,1456,425+4.5%
販管費3,1313,372+7.7%
営業利益3,0133,053+1.3%
経常利益3,0273,076+1.6%
親会社株主に帰属する当期純利益2,1782,092△3.9%
2026年6月期 決算ハイライト(売上高・営業利益の推移)
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

ソフトウエア開発事業の売上高は前期比+5.5%の24,566百万円。内訳はビジネスソリューションが同+7.0%の14,117百万円、エンベデッドソリューションが同+6.5%の8,324百万円と伸長した一方、プロダクトソリューションは年賀状ソフト販売撤退などの影響で同△6.6%の2,126百万円となった。ソフトウエア開発事業のセグメント利益は前期並みの2,918百万円(同△0.6%)。システム販売事業は北陸拠点の通期寄与などにより売上高978百万円(同+7.5%)、セグメント利益134百万円(同+69.0%)と増収増益を達成した。

セグメント科目2025年6月期実績2026年6月期実績前期比
ソフトウエア開発事業売上高23,29424,566+5.5%
 ビジネスソリューション13,19814,117+7.0%
 エンベデッドソリューション7,8178,324+6.5%
 プロダクトソリューション2,2772,126△6.6%
ソフトウエア開発事業セグメント利益2,9342,918△0.6%
システム販売事業売上高909978+7.5%
システム販売事業セグメント利益80134+69.0%
セグメント別業績サマリ
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年6月期)

2027年6月期は、売上高26,700百万円(前期比+4.5%)、営業利益3,200百万円(同+4.8%)、経常利益3,200百万円(同+4.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,190百万円(同+4.6%)を見込み、17期連続の増収増益を目指す。セグメント別では、ビジネスソリューション事業が同+6.2%の15,000百万円、エンベデッドソリューション事業が車載関連投資の縮減影響を織り込み同+0.9%の8,400百万円、プロダクトソリューション事業が同+8.3%の2,300百万円、システム販売事業が同+2.2%の1,000百万円と、全事業で増収を計画している。

項目2026年6月期実績2027年6月期予想前期比
売上高25,54626,700+4.5%
営業利益3,0533,200+4.8%
経常利益3,0763,200+4.0%
親会社株主に帰属する当期純利益2,0922,190+4.6%
セグメント別業績予想
出典:2027年6月期 業績予想資料 P.21

株主還元

2026年1月1日付で1株を2株とする株式分割を実施しており、2026年6月期の年間配当金は分割後ベースで37.5円(中間18.5円、期末19.0円)、配当性向53.6%を予定している。2027年6月期は普通配当39.5円(2円増配)に創立45周年記念配当2.5円を加えた年間42円(4.5円増配)、配当性向57.4%を見込む。なお、2024年8月~12月には総額約4.8億円の自社株式取得を実施した。

中間期末年間配当金配当性向
2024年6月期11.5円11.5円23.0円41.1%
2025年6月期15.0円21.0円36.0円49.0%
2026年6月期18.5円19.0円37.5円53.6%
2027年6月期(予想)21.0円21.0円42.0円57.4%
株主還元(年間配当金・配当性向の推移)
出典:2027年6月期 業績予想資料 P.32

中期経営計画/トピック

現中期経営計画(2025~2027年6月期)では、2027年6月期の目標値として売上高267億円、営業利益32.0億円、営業利益率12.0%、ROE25%以上維持、配当性向50%以上を据え置いている。2026年6月期実績は売上高255億円、営業利益30.5億円で、いずれも当初計画(220億円・26.0億円)を上回って推移した。また、AI駆動開発・品質保証/検証・セキュリティ技術・データ活用基盤を重点領域とする「AI共生モデル」を実装フェーズへ移行し、伴走型AI/DXインテグレーターとしての収益化を加速する方針を掲げている。

※本記事はデジタル・インフォメーション・テクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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