香陵住販

香陵住販、2025年9月期は増収増益 利益・配当ともに過去最高

決算サマリー 2026.08.26
香陵住販、2025年9月期は増収増益 利益・配当ともに過去最高

※本記事は香陵住販が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

香陵住販は2025年9月期、売上高115.3億円(前期比+14.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益10.1億円(同+40.6%)と増収増益を達成した。主力の不動産流通事業が牽引し、全ての利益項目で過去最高を更新した。太陽光発電施設売却に伴う特別利益も寄与し、ROEは17.7%へ上昇した。年間配当は55.0円(前期比+7円)とし、累進配当を継続する方針である。

目次

決算ハイライト

2025年9月期は「開発」×「管理」の好循環モデルが浸透し、自社企画物件「レーガベーネ」12棟の販売により開発利益を確保した。販売後の管理受託により管理戸数は24,481戸(前期末比+810戸)へ拡大し、フロー収益の最大化とストック収益の積み上げが連動する体制を確立している。

2025年9月期 決算ハイライト
出典:香陵住販 2025年9月期決算説明資料 P.4

業績(2025年9月期 実績)

不動産流通事業は「レーガベーネ東上野」や練馬区・茅ヶ崎市の大型物件売却が売上を牽引し、セグメント売上高は前期比15.3%増と好調に推移した。不動産管理事業は自社保有物件の賃料収入増加やコインパーキングの稼働率向上によりストック収益が積み上がり、安定的な増収を達成した。太陽光発電施設「KORYOエコパワー高田町」の売却に伴う特別利益の計上もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比40.6%増の1,015百万円となり、過去最高を更新した。

項目2024年9月期2025年9月期計画2025年9月期実績前期比増減率(%)計画比増減率(%)
売上高10,03510,82211,53214.96.6
売上総利益3,9003,9884,1326.03.6
営業利益1,0011,0651,0717.00.6
経常利益9791,0171,0355.81.9
親会社株主に帰属する当期純利益7229871,01540.62.9

セグメント別(事業別)の状況

不動産流通事業の売上高は8,576百万円(前期7,433百万円)、セグメント利益は871百万円(前期770百万円)となった。不動産管理事業の売上高は2,956百万円(前期2,602百万円)と増収した一方、セグメント利益は970百万円(前期974百万円)とほぼ横ばいだった。

セグメント指標2024年9月期2025年9月期
不動産流通事業売上高7,4338,576
不動産流通事業セグメント利益770871
不動産管理事業売上高2,6022,956
不動産管理事業セグメント利益974970
セグメント別売上高・利益の推移
出典:香陵住販 2025年9月期決算説明資料 P.9

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期は、主力である不動産売上高の大幅増加(前期比+5.4億円)が太陽光売電の減少(同△0.8億円)を補い、連結売上高・営業利益ともに過去最高更新を見込む計画である。2026年9月期第2四半期には、メガソーラー施設(森戸町)の売却益約2.5億円を特別利益に計上する予定だ。

項目2025年9月期実績2026年9月期予想前期比増減率(%)
売上高11,53212,3006.7
売上総利益4,1324,3445.1
営業利益1,0711,20312.3
経常利益1,0351,1299.0
親会社株主に帰属する当期純利益1,0151,0917.5
2026年9月期業績予想
出典:香陵住販 2025年9月期決算説明資料 P.12

株主還元

2025年9月期は中間配当27.0円、期末配当28.0円の年間55.0円(前期比+7円)を実施した。2026年9月期は中間配当30.0円、期末配当30.0円の年間60.0円へ増配予定である。株主還元指標は配当性向からDOE(株主資本配当率)2.8%以上に刷新し、純資産成長に連動した累進配当を継続する方針で、2025年9月期のDOE実績は2.6%だった。

項目2025年9月期2026年9月期予想
中間配当27.0円30.0円
期末配当28.0円30.0円
年間配当合計55.0円60.0円
株主還元方針(配当の推移)
出典:香陵住販 2025年9月期決算説明資料 P.27

中期経営計画「KORYO2027」

中期経営計画「KORYO2027」は最終年度(2027年9月期)の数値目標を上方修正し、売上高130億円以上(従来120億円以上)、営業利益13.0億円以上(従来11.5億円以上)を目指す。自社企画投資用不動産「レーガベーネ」シリーズの展開や建設請負事業の新たな柱化、「KORYO Funding」の知名度向上、人的資本の強化などに取り組む方針である。

※本記事は香陵住販が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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