プログレス・テクノロジーズグループ

プログレス・テクノロジーズグループ、2026年2月期は売上収益11.8%増 調整後営業利益11.2%増で着地

決算サマリー 2026.08.26
プログレス・テクノロジーズグループ、2026年2月期は売上収益11.8%増 調整後営業利益11.2%増で着地

※本記事はプログレス・テクノロジーズグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

プログレス・テクノロジーズグループは2026年4月14日、2026年2月期(2025年3月〜2026年2月の12ヶ月)通期の決算説明資料を公表した。連結売上収益は6,314百万円(前期比+11.8%)、調整後営業利益は1,572百万円(前期比+11.2%)で着地し、通期業績予想に対して売上収益は101.3%、調整後営業利益は108.7%と計画を上回った。ソリューション事業の拡大により、ソリューション比率(含むデジタルツイン)は59.7%(前期差+3.9pt)まで上昇した。2027年2月期は売上収益6,904百万円(前期比+9.3%)、調整後営業利益1,614百万円(前期比+2.7%)を計画している。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

当期は連結売上収益・連結営業利益ともに前期比で伸長した。売上総利益率は45.8%で、前期の45.9%とほぼ同水準を維持した。営業利益は1,784百万円(前期比195.2%)となったが、これはその他の収益に計上した一過性の受取補償金211百万円の影響が大きく、当該影響を控除した調整後営業利益は1,572百万円(前期比+11.2%)、調整後営業利益率は24.9%(前期差△0.1pt)だった。当期利益は1,181百万円(前期比202.2%)、調整後当期利益は1,054百万円(前期比112.1%)。

項目前期実績当期実績前期比
売上収益5,649百万円6,314百万円111.8%
売上総利益2,592百万円2,892百万円111.6%
営業利益914百万円1,784百万円195.2%
調整後営業利益1,414百万円1,572百万円111.2%
当期利益584百万円1,181百万円202.2%

事業別業績概況(2026年2月期 実績)

主力のソリューション事業は前期比増収・増益で、売上収益3,549百万円(前期比118.7%)、売上総利益1,952百万円(前期比116.1%)だった。デジタルツイン事業は売上収益220百万円(前期比137.5%)、売上総利益90百万円(前期比113.9%)となったが、通期業績計画に対しては未達(売上収益の予算比88.0%)。エンジニアリング事業は単価向上に取り組み、売上収益2,543百万円(前期比101.8%)、売上総利益849百万円(前期比102.3%)と増収・増益で着地した。

事業指標前期当期前期比
ソリューション事業売上収益2,989百万円3,549百万円118.7%
ソリューション事業売上総利益1,681百万円1,952百万円116.1%
デジタルツイン事業売上収益160百万円220百万円137.5%
デジタルツイン事業売上総利益79百万円90百万円113.9%
エンジニアリング事業売上収益2,499百万円2,543百万円101.8%
エンジニアリング事業売上総利益830百万円849百万円102.3%
事業別業績概況(通期)
出典:プログレス・テクノロジーズグループ 2026年2月期 通期決算説明資料 P.11

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期は、AI×デジタルツイン案件を中心にソリューション事業の拡大を継続し、ソリューション比率(含むデジタルツイン)は62.9%を計画する。売上収益は6,904百万円(前期比109.3%)、売上総利益は3,223百万円(前期比111.4%)を見込む一方、人材獲得・育成のための採用費や拠点展開費用、システム投資への積極投資により販管費が286百万円増加する計画で、営業利益は1,614百万円(前期比90.5%)、調整後営業利益は1,614百万円(前期比102.7%)を計画している。

項目2026年2月期実績2027年2月期計画前期比
売上収益6,314百万円6,904百万円109.3%
売上総利益2,892百万円3,223百万円111.4%
販売費及び一般管理費1,315百万円1,601百万円121.7%
営業利益1,784百万円1,614百万円90.5%
調整後営業利益1,572百万円1,614百万円102.7%
当期利益1,181百万円1,008百万円85.4%
2027年2月期連結予算
出典:プログレス・テクノロジーズグループ 2026年2月期 通期決算説明資料 P.36

株主還元

当社はキャッシュ・アロケーションの基本方針として、成長投資・財務基盤の強化とのバランスを取りながら配当および自己株式取得を実施する方針を掲げる。配当については配当性向20%を基準としつつ累進配当とし、手元現預金は月商の3ヶ月分程度をミニマムな水準とする。2026年2月期の営業キャッシュ・フローは2,000百万円(前期比210.5%)、フリー・キャッシュ・フローは1,855百万円(前期比271.2%)となり、2026年2月末の手元現預金は3,322百万円だった。

指標2026年2月末前期末差
有利子負債3,576百万円△262百万円
純有利子負債254百万円△2,679百万円
株主資本比率52.3%+10.8pt
のれん株主資本比率82.5%△53.2pt
キャッシュ・アロケーションの考え方
出典:プログレス・テクノロジーズグループ 2026年2月期 通期決算説明資料 P.41

中期経営計画

中長期的にはオーガニック成長を基本としつつ、技術開発・アライアンス戦略・拠点展開に注力し、「ソリューション比率増加」×「稼働率増加」×「エンジニア数増加」により収益成長率および営業利益成長率を高める方針を掲げる。中期的なターゲットとして、ソリューション事業で売上高構成比65.0%〜70.0%、デジタルツイン事業で7.0%〜10.0%、連結営業利益率30%を設定している。また2025年11月には東京都江東区にイノベーションセンターを開設し、デジタルツイン領域ではdSPACE社・ダッソーシステムズ社、AI・IT領域では丸紅I-DIGIO社との連携を進めている。

中期的なターゲット水準
出典:プログレス・テクノロジーズグループ 2026年2月期 通期決算説明資料 P.30

※本記事はプログレス・テクノロジーズグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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