※本記事はウイン・パートナーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ウイン・パートナーズは2026年3月期の連結業績で、売上高90,391百万円(前期比+11.0%)、営業利益3,020百万円(同+7.6%)、経常利益3,060百万円(同+7.9%)、当期純利益2,118百万円(同+4.9%)を計上し、増収増益で着地した。売上高は900億円を超え、売上高・売上総利益はともに過去最高を更新した。売上・利益ともに期初計画を上回った。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高は前期の81,410百万円から90,391百万円へ増加し、期初計画83,500百万円に対しても+8.3%上回った。営業利益は前期2,808百万円から3,020百万円(前期比+7.6%、計画比+0.7%)、経常利益は2,837百万円から3,060百万円(前期比+7.9%、計画比+1.0%)、当期純利益は2,019百万円から2,118百万円(前期比+4.9%、計画比+3.3%)となった。1株当たり当期純利益は70.45円から75.98円に、1株当たり純資産は841.88円から846.95円に、それぞれ増加した。売上総利益率は11.8%(前期比-0.4pp)で、販売管理費は前期比+7.8%増加した。人件費は+6.0%、経費は+12.5%増加し、グループ人員数は当期3月末653名(前期3月末630名、+23名)となった。
| 項目 | 前期実績(百万円) | 当期実績(百万円) | 前年比(%) | 当期計画(百万円) | 計画比(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 81,410 | 90,391 | +11.0 | 83,500 | +8.3 |
| 営業利益 | 2,808 | 3,020 | +7.6 | 3,000 | +0.7 |
| 経常利益 | 2,837 | 3,060 | +7.9 | 3,030 | +1.0 |
| 当期純利益 | 2,019 | 2,118 | +4.9 | 2,050 | +3.3 |

セグメント別(分類別)の状況
分類別売上高では、心臓律動管理関連(CRS)が25,365百万円(前年比金額+22.1%、構成比28.1%)と最大の伸びを示し、PFA用機器の売上増加やリードレスペースメーカの売上増加、新規顧客の獲得が寄与した。虚血性心疾患関連(PCI)は20,135百万円(前年比金額+8.8%、構成比22.3%)で、症例数の増加やDCB・IVLなど高単価デバイスの売上増加が要因。心臓血管外科関連(CVS)は15,425百万円(同+5.1%、構成比17.1%)、末梢血管疾患関連(PPI)は5,127百万円(同+11.0%、構成比5.7%)、糖尿病関連(DMS)は5,529百万円(同+20.1%、構成比6.1%)などとなった。計画比ではCRSが+14.7%、医療機器関連が+19.4%上回るなど、「その他」を除く全分類が計画を上回って推移した。
| 分類 | 売上高(百万円) | 前年比金額(%) | 構成比(%) |
|---|---|---|---|
| 虚血性心疾患関連(PCI) | 20,135 | +8.8 | 22.3 |
| 心臓律動管理関連(CRS) | 25,365 | +22.1 | 28.1 |
| 心臓血管外科関連(CVS) | 15,425 | +5.1 | 17.1 |
| 末梢血管疾患関連(PPI) | 5,127 | +11.0 | 5.7 |
| 脳外科関連 | 4,195 | +6.9 | 4.6 |
| NONバス | 3,829 | +7.2 | 4.2 |
| 糖尿病関連(DMS) | 5,529 | +20.1 | 6.1 |
| 医療機器関連 | 8,407 | +7.8 | 9.3 |
| その他 | 2,374 | -19.0 | 2.6 |
| 合計 | 90,391 | +11.0 | 100.0 |
通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の通期計画は、売上高100,000百万円(前年比+10.6%)、営業利益3,350百万円(同+10.9%)、経常利益3,380百万円(同+10.4%)、当期純利益2,210百万円(同+4.3%)としている。1株当たり当期純利益は80.37円を見込む。売上総利益率は12.0%(前年比+0.2pp)へ改善する計画で、販売管理費は86.1億円(前年比+12.7%)、グループ人員数は前期末653名から今期末729名(+76名)への増員を見込む。設備投資は4.3億円(前期実績4.1億円)、減価償却費は3.0億円(前期実績3.0億円)を計画する。分類別売上高計画では、医療機器関連が11,590百万円(前年比+37.9%)、その他が4,060百万円(同+71.0%)と大きく伸びる計画となっている。
| 項目 | 2027年3月期計画(百万円) | 前年比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 100,000 | +10.6 |
| 営業利益 | 3,350 | +10.9 |
| 経常利益 | 3,380 | +10.4 |
| 当期純利益 | 2,210 | +4.3 |

株主還元
2027年3月期の1株当たり配当金は55.00円を予定しており、予想配当性向は68.4%となる。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 備考 |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 55.00円 | 予想配当性向68.4% |

成長戦略・トピック
今後の成長戦略として、RFIDを活用し院内資産をデジタル管理する「WIN Heart Gate」と、材料管理のデジタル化を進める「信蔵君」を軸に、デジタルによる新たな成長軌道を目指すとしている。当期の取組みでは、WHGでのRFID有効活用や生成AI活用による業務効率化、プラステンメディカルのグループ入りなどを進めた。今期は顧客の成長支援継続に加え、売上総利益率の改善に向けたコスト上昇に見合う価格転嫁や販売数量拡大を背景とした価格交渉強化にも取り組むとしている。

※本記事はウイン・パートナーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。