ショーボンドホールディングス

ショーボンドホールディングス、2026年6月期は14期連続増益 17期連続増配見込み

決算サマリー 2026.08.22
ショーボンドホールディングス、2026年6月期は14期連続増益 17期連続増配見込み

※本記事はショーボンドホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ショーボンドホールディングス株式会社は2026年8月10日、2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)の決算説明資料を公表した。売上高は892.0億円(前期比15.1億円減)となり12期振りの減収となったが、営業利益は208.3億円(同0.4億円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は154.4億円(同3.8億円増)となり、いずれも前期を上回り14期連続の増益となった。配当性向60%を維持し、17期連続の増配となる見込みである。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

工事受注高は、高速道路会社からの発注量が低水準で推移したため、前期比28.2億円減少(3.8%減)の711.0億円となった。受注高全体は800.0億円(前期比21.8億円減、2.7%減)だった。完成工事高は803.0億円と前期比21.4億円減少(2.6%減)となった一方、工事材料売上高は耐震関連製品とカップリング材の販売が順調だったため、前期比6.4億円増加(7.7%増)の89.1億円となった。工事粗利率は29.0%と前期の28.3%を上回り、選別受注による受注時採算の確保や設計変更の獲得が寄与した。この結果、営業利益は208.3億円(前期比0.4億円増、0.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は154.4億円(前期比3.8億円増、2.5%増)となった。

項目2026年6月期2025年6月期増減
受注高800.0億円821.8億円-21.8億円(-2.7%)
うち工事受注高711.0億円739.1億円-28.2億円(-3.8%)
売上高892.0億円907.1億円-15.1億円(-1.7%)
完成工事高803.0億円824.4億円-21.4億円(-2.6%)
工事材料売上高89.1億円82.7億円+6.4億円(+7.7%)
売上総利益(売上総利益率)266.9億円(29.9%)265.0億円(29.2%)+1.8億円(+0.7%)
うち完成工事粗利益(工事粗利率)232.8億円(29.0%)233.2億円(28.3%)-0.4億円(-0.2%)
営業利益(営業利益率)208.3億円(23.4%)207.9億円(22.9%)+0.4億円(+0.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益154.4億円(17.3%)150.6億円(16.6%)+3.8億円(+2.5%)
ROE14.6%14.5%
受注高・売上高・営業利益・売上総利益の推移グラフ
出典:ショーボンドホールディングス 2026年6月期 決算説明資料 P.5

発注者別の状況

発注者別に見ると、国土交通省向けの当期受注高は13,109百万円(前期比4,738百万円増)と増加した一方、地方自治体向けは14,299百万円(同4,730百万円減)、高速道路会社向けは40,449百万円(同2,042百万円減)、民間その他向けは3,236百万円(同781百万円減)となった。合計の当期受注高は71,096百万円(同2,815百万円減)、当期完工高は80,296百万円(同2,144百万円減)だった。高速道路会社のうちNEXCO東日本向け受注高は8,914百万円(前期比9,378百万円減)と大きく減少した。

発注者当期受注高前期受注高当期完工高前期完工高
国土交通省13,109百万円8,370百万円10,798百万円12,039百万円
地方自治体14,299百万円19,030百万円16,318百万円16,740百万円
高速道路会社40,449百万円42,491百万円49,391百万円50,042百万円
民間その他3,236百万円4,018百万円3,788百万円3,618百万円
合計71,096百万円73,911百万円80,296百万円82,441百万円
発注者別の工事受注高・工事売上高の推移グラフ
出典:ショーボンドホールディングス 2026年6月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想

2027年6月期の業績予想は、売上高900億円、営業利益210億円、当期純利益155億円としている。中期経営計画最終年度の目標を下回る予想となったが、2026年6月期並みの収益確保を見込んでいる。受注高は950億円としており、2026年6月期は発注量が低水準で推移したNEXCO東日本において、耐震補強工事発注の回復を見込んでいる。

項目2027年6月期予想2026年6月期(実績)増減
受注高950.0億円800.0億円+150.0億円(+18.7%)
うち工事受注高855.0億円711.0億円+144.0億円(+20.3%)
売上高900.0億円892.0億円+8.0億円(+0.9%)
完成工事高805.0億円803.0億円+2.0億円(+0.3%)
営業利益210.0億円208.3億円+1.7億円(+0.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益155.0億円154.4億円+0.6億円(+0.4%)
ROE14.4%程度14.6%

株主還元

2026年6月期の年間配当は45円75銭(中間配当20円50銭、期末配当25円25銭)とし、配当性向60.1%を維持した。総還元性向は92.1%、自己株式取得は50.0億円を実施した。2027年6月期は年間配当46円50銭(配当性向60.1%、総還元性向91.8%、自己株式取得50.0億円)を予想しており、17期連続の増配となる見込みである。

項目2026年6月期2025年6月期2027年6月期(予想)
中間配当20円50銭16円21円
期末配当25円25銭27円87銭5厘25円50銭
年間配当45円75銭43円87銭5厘46円50銭
配当性向60.1%60.1%60.1%
総還元性向92.1%93.0%91.8%
自己株式取得50.0億円50.0億円50.0億円
配当額・総還元性向の推移グラフ、財務目標と資本政策
出典:ショーボンドホールディングス 2026年6月期 決算説明資料 P.11

中期経営計画の進捗状況

中期経営計画2027では「事業性と社会性を追求した企業価値の向上」を基本方針とし、持続的な利益成長と社会課題への取り組みの両立を目指す。大型工事の受注拡大に向けた競争力強化、海外事業のビジネスモデル再構築、DXによる生産性向上と働き方改革の推進、資本コストや株価を意識した経営の実現、非財務資本の活用による企業価値の更なる向上の5項目に取り組んでいる。財務目標として、2027年6月期に売上高1,000億円、営業利益220億円、当期純利益156億円、ROE14.5%程度を掲げている。

中期経営計画2027の基本方針スライド
出典:ショーボンドホールディングス 2026年6月期 決算説明資料 P.10

※本記事はショーボンドホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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