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タカチホ、2026年3月期は増収増益 営業利益・経常利益は過去最高益

決算サマリー 2026.08.21
タカチホ、2026年3月期は増収増益 営業利益・経常利益は過去最高益

※本記事はタカチホが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社タカチホの2026年3月期連結業績は、売上高9,691百万円(前期比13.5%増)、売上総利益2,759百万円(同15.5%増)、営業利益485百万円(同11.0%増)、経常利益490百万円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益328百万円(同6.4%増)となった。大阪・関西万博への商品供給、IP関連商品及び観光需要の緩やかな増加により需要が拡大し、増収増益となったほか、営業利益・経常利益は共に過去最高益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

要因として、①大阪・関西万博への商品供給、IP関連商品及び観光需要の緩やかな増加により需要が拡大し、売上高は前年比13.5%増、②大阪・関西万博向けを中心とした高付加価値企画商品の販売増加により売上総利益率は向上、③一方でこれら商品のライセンス費用が販管費として計上されることに加え、大阪・関西万博対応に関する人件費及び物流費などが増加し、販管費率も増加、④中期経営計画推進のための支出などで営業利益率は若干低下したが、営業利益・経常利益は共に過去最高益となった。

項目2026年3月期(百万円)2025年3月期(百万円)増減額(百万円)増減率
売上高9,6918,5361,15413.5%
売上総利益2,7592,39036915.5%
販売費及び一般管理費2,2741,95232116.5%
営業利益4854374811.0%
経常利益4904365312.3%
親会社株主に帰属する当期純利益328308196.4%
営業利益増減分析(2025年3月期→2026年3月期)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.9

セグメント別の状況

みやげ卸売事業は大阪・関西万博への商品供給により売上高7,994百万円(前期比20.8%増)、営業利益672百万円(同19.7%増)。みやげ小売事業は富士旬粋の閉店(2024年9月末)や既存店舗の移転により売上高683百万円(同14.7%減)、営業利益57百万円(同18.1%減)となり減収減益。みやげ製造事業は2025大阪・関西万博公式ライセンス商品供給による受注増加や原材料価格高騰への価格転嫁により売上高266百万円(同21.6%増)、営業利益59百万円(同53.2%増)。みやげ以外事業はバンバン高田店の閉店(2025年2月)及びアウトドア事業の商品見直しにより赤字改善となり、営業利益84百万円(同14.4%増)となった。

セグメント指標2026年3月期(百万円)2025年3月期(百万円)
みやげ卸売事業売上高7,9946,616
みやげ小売事業売上高683800
みやげ製造事業売上高266219
みやげ以外事業売上高747900
合計売上高9,6918,536
みやげ卸売事業営業利益672561
みやげ小売事業営業利益5770
みやげ製造事業営業利益5939
みやげ以外事業営業利益8474
調整額営業利益▲389▲308
合計営業利益485437
連結業績ハイライト(セグメント別)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、売上高9,300百万円(前期比4.0%減)、営業利益500百万円(同3.1%増)、経常利益495百万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益347百万円(同5.7%増)を見込む。セグメント別では、みやげ事業の売上高は大阪・関西万博関連の売上減少により8,478百万円(同5.2%減)となる一方、みやげ以外事業は821百万円(同10.0%増)を見込む。

区分指標2027年3月期(予想・百万円)2026年3月期(実績・百万円)増減額(百万円)増減率
みやげ事業売上高8,4788,943▲465▲5.2%
みやげ以外事業売上高82174774+10.0%
合計売上高9,3009,691▲391▲4.0%
みやげ事業営業利益80078910+1.3%
みやげ以外事業営業利益1168431+37.3%
調整額営業利益▲417▲389▲27
合計営業利益50048515+3.1%
連結経常利益4954905+1.0%
連結親会社株主に帰属する当期純利益34732819+5.7%

2027年3月期の売上高予想9,300百万円の内訳として、大阪・関西万博での売上減少により△760百万円程度、卸売事業の販売強化(IPコンテンツを含む新商品の開発、未取引の量販店を中心とした新規開拓)により+40百万円程度、小売事業の販売強化(既存店舗のブラッシュアップ、新店オープン)により+430百万円程度を見込んでいる。

2027年3月期売上高予想の内訳
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.14

株主還元

2026年3月期は、業績向上に伴い1株当たり100円として配当予定(配当性向21.3%)。2027年3月期は、配当性向目標を30%とする基本方針に基づき、財政状況及び通期業績見通し等を勘案し、1株当たり110円を予想している(配当性向22.2%)。

項目2026年3月期(予定)2027年3月期(予想)
年間配当額(円)100110
親会社株主に帰属する当期利益(百万円)328347
利益剰余金(百万円)8461,117
配当性向(%)21.3%22.2%
株主還元について
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.16

中期経営計画/トピック

中期経営計画「VISION2026-2035」では、2028年3月期(VISION2028)に売上高100億円、営業利益率5.5%、配当性向30%、ROE14%以上、ROA7%以上、社員数170名を、2035年3月期(VISION2035)には売上高200億円、営業利益率6.0%、ROE14%、ROA7%、社員数250名を目標としている。

また、日本アジア投資株式会社との業務提携により「おみやげファンド」を通じて投資先企業である株式会社スマイルーリンク(愛知県豊橋市、代表取締役 斎藤裕幸、資本金10百万円、1964年5月設立、お土産品の企画・卸売・小売を展開)へ出資するスキームを構築した(2026年4月21日開示資料、2026年6月2日日本アジア投資株式会社リリース)。同社は中京圏だけでなく東日本全域で土産卸売・小売事業を展開しており、商品の共同企画や販路協力によるシナジー創出を目指す。

※本記事はタカチホが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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