※本記事はオンワードホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
オンワードホールディングスの2026年2月期(2025年度)連結決算は、売上高2,368億円(前期比+13.6%)、営業利益116億円(同+14.3%)、当期純利益101億円(同+18.5%)、EBITDA172億円(同+11.3%)となり、増収増益で着地した。オンワードパーソナルスタイルやウィゴー等の国内グループ会社が増収を牽引したほか、海外事業はヨーロッパ・アメリカ・アジアの合計で2014年度以来11期ぶりの営業黒字化を実現した。当期純利益は「2026年度に当期純利益100億円」とする中期経営計画を1年前倒しで達成した。
連結業績(2025年度 実績)
売上高は前期比13.6%増の236,804百万円となった。オンワード樫山と海外グループ会社の売上高も堅調に推移したほか、オンワードパーソナルスタイルやウィゴー等の国内グループ会社が増収を牽引した。売上総利益率は在庫管理の徹底等により0.2%改善して54.7%、販管費率は店舗運営や広告宣伝等の効率化により49.8%となった。営業利益は14.3%増の11,604百万円、経常利益は10.8%増の11,176百万円、当期純利益は18.5%増の10,094百万円となった。
| 項目 | 2025年度実績 | 2024年度実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 236,804 | 208,393 | +13.6% |
| 売上総利益(百万円) | 129,415 | 113,575 | +13.9% |
| 営業利益(百万円) | 11,604 | 10,153 | +14.3% |
| 経常利益(百万円) | 11,176 | 10,084 | +10.8% |
| 当期純利益(百万円) | 10,094 | 8,516 | +18.5% |
| EBITDA(百万円) | 17,195 | 15,452 | +11.3% |
セグメント別(事業会社別)の状況
事業会社別では、ウィゴーが売上高32,546百万円(前期比+153.7%)、営業利益1,471百万円(同+1095.9%)となった。オンワードパーソナルスタイルも売上高8,283百万円(同+33.3%)、営業利益258百万円(同+1333.3%)となった。海外グループ会社小計は売上高23,018百万円(同+5.5%)、営業利益268百万円(前期は115百万円の損失)となり、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの合計で2014年度以来11期ぶりの営業黒字化を実現した。
| 区分 | 指標 | 2025年度実績 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|
| オンワード樫山+HD | 売上高(百万円) | 115,850 | 113,613 |
| オンワード樫山+HD | 営業利益(百万円) | 7,240 | 7,190 |
| ウィゴー | 売上高(百万円) | 32,546 | 12,828 |
| ウィゴー | 営業利益(百万円) | 1,471 | 123 |
| オンワードパーソナルスタイル | 売上高(百万円) | 8,283 | 6,215 |
| オンワードパーソナルスタイル | 営業利益(百万円) | 258 | 18 |
| 海外グループ会社小計 | 売上高(百万円) | 23,018 | 21,828 |
| 海外グループ会社小計 | 営業利益(百万円) | 268 | △115 |
| 連結合計 | 売上高(百万円) | 236,804 | 208,393 |
| 連結合計 | 営業利益(百万円) | 11,604 | 10,153 |

通期業績予想(2026年度)
2026年度の連結業績予想は、売上高247,000百万円(前期比+4.3%)、営業利益12,800百万円(同+10.3%)、経常利益12,300百万円(同+10.0%)、当期純利益11,200百万円(同+10.9%)、EBITDA18,800百万円(同+9.3%)を計画する。売上総利益率は前期と同水準の54.7%を見込み、販管費率は店舗運営や広告宣伝の効率化により0.3%低下の49.5%を予想する。海外事業はアメリカ事業の営業黒字化を実現し、ヨーロッパ・アジアと合わせて全エリアでの営業黒字化を見込む。増収および全段階利益での増益を見込む。
| 項目 | 2026年度予想 | 2025年度実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 247,000 | 236,804 | +4.3% |
| 売上総利益(百万円) | 135,100 | 129,415 | +4.4% |
| 営業利益(百万円) | 12,800 | 11,604 | +10.3% |
| 経常利益(百万円) | 12,300 | 11,176 | +10.0% |
| 当期純利益(百万円) | 11,200 | 10,094 | +10.9% |
| EBITDA(百万円) | 18,800 | 17,195 | +9.3% |

株主還元
配当性向の目安を通期40%以上とし、業績に連動した安定的な利益配分を行う方針。2025年度より中間配当制度を導入し、中間配当14円を実施済み。期末配当は16円を予定し、通期合計30円(2024年度の26円から4円増配)を計画する。2026年度は中間配当16円、期末配当17円、通期合計33円(2025年度の30円から3円増配)を予想する。
| 項目 | 2026年度予想 | 2025年度予定 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金-中間(円) | 16 | 14 | – |
| 1株当たり配当金-期末(円) | 17 | 16 | 26 |
| 1株当たり配当金-合計(円) | 33 | 30 | 26 |
| 配当金総額(百万円) | 4,488 | 4,080 | 3,529 |
| 配当性向(%) | 40.1% | 40.4% | 41.4% |

トピックス
オンワードグループ創業100年目にあたる2026年3月、東京・青山にフラッグシップストア「SALON 23区 AOYAMA」をオープンした。上質な店舗空間と、きめ細やかなサービスを融合させた新たなブランド体験の場としている。また、クリエイティブヨーコのオリジナルキャラクター『しろたん』のTVアニメが2026年秋よりテレビ朝日で放送開始予定。

※本記事はオンワードホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。