一家ホールディングス

一家ホールディングス、2026年3月期は過去最高売上高で黒字転換

決算サマリー 2026.08.21
一家ホールディングス、2026年3月期は過去最高売上高で黒字転換

※本記事は一家ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

一家ホールディングス(証券コード7127)の2026年3月期は、売上高11,533百万円(前期比+14.3%)と過去最高を更新した。飲食事業のメニュー価格見直しによる原価率適正化などが寄与し、営業利益250百万円、経常利益198百万円、親会社株主に帰属する当期純利益78百万円と、いずれも前期の損失から黒字に転換した。一方、レジャー施設「THE BOTANICAL RESORT『林音』」の開業経費増加などにより、通期業績予想に対する営業利益・経常利益の達成率はそれぞれ78.0%・69.2%にとどまり、固定資産の減損損失52百万円を特別損失に計上した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

グループ連結計の売上高は前年同期比114.3%となり増収。飲食事業店舗のメニュー価格見直しにより原価率が適正化され、販管費率も低下したことで、営業損益・経常損益・親会社株主に帰属する当期純損益はいずれも黒字へ転換した。

項目前期(2025年3月期)当期(2026年3月期)前期比
売上高10,08911,533+14.3%
売上総利益6,6787,781+16.5%
販売費及び一般管理費6,7537,531+11.5%
営業損益▲74250
経常損益▲100198
親会社株主に帰属する当期純損益▲17278
2026年3月期業績動向(グループ連結計:前年同期比)
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.8

セグメント別の状況

飲食事業は前年同期比109.4%と増収。メニュー価格改定により客単価が上昇し、原価率の適正化と販管費率低下により営業利益が大きく改善した。ブライダル事業は前年同期比110.9%の増収となったが、依然として厳しい市場環境が続いており、営業損失は縮小したものの黒字化には至らなかった。レジャー事業は2025年11月29日に開業した「THE BOTANICAL RESORT『林音』」の運営受託料計上などにより売上高は466百万円となったが、開業経費の増加により営業損失は拡大した。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
飲食事業売上高8,9058,138
飲食事業営業損益41455
ブライダル事業売上高2,1581,946
ブライダル事業営業損益▲34▲131
レジャー事業売上高4663
レジャー事業営業損益▲162▲27
2026年3月期業績動向(事業別予算対比 振り返り)
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.14

通期業績予想

2027年3月期は増収増益となり、過去最高売上高・過去最高営業利益額を見込んでいる。売上高は12,549百万円(前期比+8.8%)、営業利益414百万円(同+65.5%)、経常利益367百万円(同+85.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益229百万円(同+190.3%)を予想している。

項目当期実績(2026年3月期)次期予想(2027年3月期)増減率
売上高11,53312,549+8.8%
売上総利益7,7818,608+10.6%
販売費及び一般管理費7,5318,194+8.8%
営業利益250414+65.5%
経常利益198367+85.4%
親会社株主に帰属する当期純利益78229+190.3%
2027年3月期連結業績予想
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.23

事業別では、飲食事業は売上高9,339百万円(同+4.9%)を見込む一方、新規出店に伴う経費増加などにより営業利益は308百万円(同▲25.6%)を予想。ブライダル事業は売上高2,057百万円(同▲4.7%)を見込むが、サービス部門の内製化によるコスト削減などにより営業利益は43百万円と黒字化を計画している。レジャー事業は「THE BOTANICAL RESORT『林音』」の通期寄与により売上高1,154百万円(同+147.4%)、営業利益33百万円を見込む。

事業指標当期実績(2026年3月期)次期予想(2027年3月期)
飲食事業売上高8,9059,339
飲食事業営業利益414308
ブライダル事業売上高2,1582,057
ブライダル事業営業利益▲3443
レジャー事業売上高4661,154
レジャー事業営業利益▲16233

株主還元

本資料に配当や自己株式取得など株主還元に関する記載はない。

トピック:THE BOTANICAL RESORT『林音』

レジャー事業では、2025年11月29日に茨城県那珂市の茨城県植物園・茨城県民の森をリニューアルした「THE BOTANICAL RESORT『林音』」を開業した。資料では「泊まる」「癒される」「食べる」「遊ぶ」を組み合わせた「日本初の“泊まれる体験型植物園”」へのリニューアルと位置付けられており、施設サイトは2025年9月24日に公開された。2027年3月期はメディア露出やSNS・OTA(Online Travel Agent)を通じた認知拡大に注力し、通期での売上寄与を見込む。

THE BOTANICAL RESORT『林音』施設MAP
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.21

※本記事は一家ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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