※本記事はニシオホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ニシオホールディングスの2025年9月期連結業績は、大阪・関西万博関連特需による建機レンタルやイベント商材の売上牽引もあり、売上高214,954百万円(前期比+8.0%)、営業利益19,602百万円(同+8.6%)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は12,109百万円(同+4.4%)で増収増益。配当は前期比+5円の131円とし、6年連続の増配となった。2026年9月期は売上高220,000百万円、営業利益20,000百万円を計画している。

連結業績(2025年9月期 実績)
売上高は建機レンタル、パビリオン建設、イベント商材の需要拡大により前期比+15,958百万円(+8.0%)の214,954百万円。売上拡大に伴う増益に加え、販管費をコントロールしたことで営業利益は同+1,557百万円(+8.6%)の19,602百万円となった。経常利益は18,827百万円(同+8.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は12,109百万円(同+4.4%)。EBITDAは58,110百万円(同+2.9%)だった。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 214,954百万円 | 198,995百万円 | +15,958百万円(+8.0%) |
| 営業利益 | 19,602百万円 | 18,044百万円 | +1,557百万円(+8.6%) |
| 経常利益 | 18,827百万円 | 17,400百万円 | +1,427百万円(+8.2%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 12,109百万円 | 11,599百万円 | +510百万円(+4.4%) |
セグメント別(グループ会社別)の状況
グループ会社別売上高では、事業会社の西尾レントオールが133,567百万円(前期比114.5%)と牽引した一方、2025年4月の事業再編でサコス事業の大部分を西尾レントオールが承継したため、サコスの売上高は13,029百万円(同69.2%)に減少した。三央は前期比201.8%の7,713百万円と伸長した。
| 会社 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 西尾レントオール | 133,567百万円 | 116,641百万円 | 114.5% |
| サコス | 13,029百万円 | 18,839百万円 | 69.2% |
| ニシオワークサポート | 2,498百万円 | 2,341百万円 | 106.7% |
| 三央 | 7,713百万円 | 3,821百万円 | 201.8% |
| ニシオティーアンドエム | 7,474百万円 | 7,706百万円 | 97.0% |
| その他 国内子会社(12社) | 39,436百万円 | 35,246百万円 | 111.9% |
| 海外子会社(18社) | 24,146百万円 | 24,529百万円 | 98.4% |

通期業績予想(2026年9月期 計画)
2026年9月期は、大阪・関西万博特需の一巡による売上減少要因がある一方、グループ全体としては増収増益を計画。売上高220,000百万円(前期比+5,045百万円、102.3%)、営業利益20,000百万円(同+397百万円、102.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,200百万円(同+90百万円、100.7%)を見込む。
| 項目 | 2026年9月期(計画) | 2025年9月期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 220,000百万円 | 214,954百万円 |
| 営業利益 | 20,000百万円 | 19,602百万円 |
| 経常利益 | 19,000百万円 | 18,827百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 12,200百万円 | 12,109百万円 |

株主還元
2025年9月期の配当は前期比+5円の131円(配当性向30.0%)とし、配当性向30%の公約のもと6年連続の増配となった。2026年9月期は配当額132円(同+1円)、配当性向30.0%を計画している。
| 項目 | 2026年9月期(計画) | 2025年9月期(実績) |
|---|---|---|
| 配当額 | 132円 | 131円 |
| 配当性向 | 30.0% | 30.0% |
中期経営計画/トピック
現行の中期経営計画「Next Stage 2026」(2024年9月期〜2026年9月期)では、PBR改善に向けてレンタル事業を新たな成長産業に進化させるべく、2025年4月に西尾レントオールとサコスの集約、2025年9月に大塚工場の株式売却(ノンコア事業撤退)を実施した。2026年1月にはニシオティーアンドエムと山﨑マシーナリーの集約、2026年10月には西尾レントオールとショージの集約を予定している。中期計画のKPI進捗は、売上高・営業利益・EBITDAといった成長性指標が順調に推移する一方、資本コスト(効率性指標)は2025年9月期の8.52%から2026年9月期は7.09%へ改善を計画しており、「成長性」では順調に推移しているが「効率性」では課題が残るとしている。

※本記事はニシオホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。