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ソフトバンク、2026年3月期は売上高7兆387億円・純利益5,508億円で最高益を更新

決算サマリー 2026.08.05
ソフトバンク、2026年3月期は売上高7兆387億円・純利益5,508億円で最高益を更新

※本記事はソフトバンクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ソフトバンク㈱の2026年3月期(2025年度)連結業績は、売上高7兆387億円(前期比+7.6%)、調整後EBITDA1兆8,196億円(同+3.8%)、営業利益1兆426億円(同+5.4%)、純利益5,508億円(同+4.7%)となり、いずれも過去最高を更新した。上方修正後の通期予想(売上高6兆9,500億円・調整後EBITDA1兆7,800億円・営業利益1兆200億円・純利益5,430億円)に対する達成率は101.3〜102.2%で、生成AI等への成長投資と増収増益を両立した。あわせて2026〜2030年度の中期経営計画を発表し、AI関連事業を中心とした最高益更新の継続と増配方針を示した。2026年度(FY26)は売上高7兆5,000億円、営業利益1兆1,000億円、純利益5,600億円を見込み、全セグメントの増益を目指す。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

全セグメントで増収となり売上高は初めて7兆円を突破。4つのセグメントが増益に寄与し、営業利益・純利益ともに過去最高を更新した。

項目当期(FY25・億円)前期(FY24・億円)増減上方修正後予想比
売上高70,38765,443+4,943(+7.6%)101.3%
調整後EBITDA18,19617,531+664(+3.8%)102.2%
営業利益10,4269,890+536(+5.4%)102.2%
純利益(親会社所有者帰属)5,5085,261+246(+4.7%)101.4%

セグメント別の状況

売上高はディストリビューション(+18.8%)、ファイナンス(+24.3%)が2桁増収。営業利益はコンシューマ・エンタープライズ・ディストリビューション・ファイナンスの4セグメントが増益となり、ファイナンスは前期比2倍超に拡大した。メディア・EC事業はアスクルにおけるランサムウェア攻撃によるシステム障害の影響(下期減益影響326億円)等により営業利益が減益となった。

セグメント売上高FY25売上高FY24営業利益FY25営業利益FY24
コンシューマ30,15129,5295,5085,304
エンタープライズ10,0299,2241,9241,703
ディストリビューション10,5638,895353304
メディア・EC16,68016,2892,4042,588
ファイナンス4,0453,255863417
全社計70,38765,44310,4269,890
コンシューマ事業 セグメント別売上高の推移
出典:ソフトバンク 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6
セグメント別営業利益と通期予想達成率
出典:ソフトバンク 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.8

通期業績予想(2026年度)

2026年度は既存事業の成長とAI関連事業の収益化を進める一方、AIを含む新規事業への成長投資も継続し、増収増益を計画する。セグメント別営業利益予想はエンタープライズ(+19.5%)とファイナンス(+27.5%)が牽引役となる。上期は一過性利益の剥落や販売関連費の増加により増収減益を見込むが、通期では料金改定効果等により増収増益とする計画。

項目FY26予想FY25実績増減
売上高(億円)75,00070,387+4,613(+6.6%)
調整後EBITDA(億円)19,50018,196+1,304(+7.2%)
営業利益(億円)11,00010,426+574(+5.5%)
純利益(億円)5,6005,508+92(+1.7%)
1株当たり配当金(円)8.88.6+0.2(+2.3%)
セグメントFY26予想営業利益(億円)FY25実績(億円)増減
コンシューマ5,6005,508+92(+1.7%)
エンタープライズ2,3001,924+376(+19.5%)
ディストリビューション360353+7(+2.1%)
メディア・EC2,6402,404+236(+9.8%)
ファイナンス1,100863+237(+27.5%)
合計11,00010,426+574(+5.5%)
2026年度 セグメント別営業利益予想
出典:ソフトバンク 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.53

株主還元

FY25の1株当たり配当金は8.6円(期末配当は2026年5月15日開催予定の取締役会にて付議予定)。FY26は8.8円を予想し、利益成長に合わせて継続的な増配を目指す方針を示した。中期経営計画では、純利益が6,000億円に達した場合は9円、7,000億円に達した場合は10円を目安とする考え方を示しており、FY28のマイルストーンとして1株当たり配当金9.0円(営業利益1兆4,000億円、純利益6,000億円)を掲げている。

中期経営計画(2026〜2030年度)/トピック

新中期経営計画では、FY30に売上高9兆円、営業利益1兆7,000億円(年平均成長率10%)、純利益7,000億円を目指す。キャピタル・アロケーションの考え方(FY26〜28)では、財務健全性の目線として調整後ネットレバレッジ・レシオ2倍台半ば、資本効率性の目線として連結調整後ROE20%前後を掲げ、規律ある成長投資と株主還元強化の両立を図る。AI計算基盤・AIデータセンター(堺・苫小牧)への投資を進めるため、AI計算基盤等をエンタープライズ事業に集約するセグメント再編を実施。また、PayPay㈱が2026年3月にNASDAQへ上場したが、上場後もソフトバンクはPayPayの連結を維持する(当社グループの経済的持分比率は上場後40.8%)。

キャピタル・アロケーションの考え方(2026〜2028年度)
出典:ソフトバンク 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.48

※本記事はソフトバンクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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