エヌジェイホールディングス

エヌジェイホールディングス、2026年6月期は営業増益も投資有価証券評価損で最終赤字 2027年6月期は黒字転換へ

決算サマリー 2026.08.31
エヌジェイホールディングス、2026年6月期は営業増益も投資有価証券評価損で最終赤字 2027年6月期は黒字転換へ

※本記事はエヌジェイホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社エヌジェイホールディングスは2026年6月期(第35期)の通期決算を発表した。ゲーム事業・モバイル事業ともに業績が伸長し増収増益となったが、投資有価証券評価損192百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は119百万円の損失(前期は31百万円の利益)となった。当期の配当は無配とした。

目次

業績(2026年6月期 実績)

2026年6月期の連結業績は、売上高9,949百万円(前期比+842百万円)、売上原価7,840百万円(同+530百万円)、売上総利益2,109百万円(同+312百万円)、販売費及び一般管理費1,926百万円(同+179百万円)、営業利益183百万円(同+132百万円)、経常利益183百万円(同+151百万円)となった。一方、税金等調整前当期純利益は△9百万円(前期比△40百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は△119百万円(前期比△151百万円)となり、前期の31百万円の利益から損失に転じた。資料は、親会社株主に帰属する当期純利益の差異要因として投資有価証券評価損192百万円を挙げている。

項目2025年6月期(通期)2026年6月期(通期)差異
売上高9,1079,949+842
売上原価7,3107,840+530
売上総利益1,7972,109+312
販売費及び一般管理費1,7461,926+179
営業利益51183+132
経常利益31183+151
税金等調整前当期純利益31△9△40
親会社株主に帰属する当期純利益31△119△151
連結業績サマリー
出典:2026年6月期 通期決算説明資料 P.5

セグメント別業績

セグメント別売上高は、ゲーム事業6,969百万円(前期比+429百万円)、モバイル事業2,925百万円(同+414百万円)、その他54百万円(同△12百万円)となった。セグメント利益(営業利益)は、ゲーム事業308百万円(前期比+71百万円)、モバイル事業129百万円(同+27百万円)、その他21百万円(同△6百万円)となった。セグメント間取引消去及び全社費用は△215百万円(前期比+16百万円)、のれん償却額は△60百万円(前期比+23百万円)で、連結営業利益は183百万円(前期比+132百万円)となった。資料は、ゲーム事業について運営サポート分野における海外対応業務の拡大により増収増益、モバイル事業について新店の収益寄与に加え既存店も堅調に推移したことにより増収増益としている。

セグメント売上高(当期)売上高(前期)営業利益(当期)営業利益(前期)
ゲーム事業6,9696,539308236
モバイル事業2,9252,511129102
その他54672128
セグメント間取引消去及び全社費用△0△10△215△232
のれん償却額△60△83
連結合計9,9499,10718351
セグメント別業績
出典:2026年6月期 通期決算説明資料 P.6

2027年6月期業績予想

2027年6月期の通期連結業績予想は、売上高9,280百万円(前期比△669百万円)、営業利益320百万円(同+136百万円)、経常利益280百万円(同+96百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益170百万円(同+289百万円)としている。前期の当期純損失119百万円から黒字転換を見込む。資料は、ゲーム事業についてゲーム運営サポート分野における海外対応業務等の需要は堅調に推移する見込みとしつつ、外注も活用して大規模な体制で対応していた案件が縮小段階を迎えたことから売上高は減収の見通しとし、新たに受注する開発案件の収益性改善及び外注費の減少によりセグメント利益は増益を見込むとしている。モバイル事業については、新規出店の機会の検討や人材の採用・育成強化による店舗収益力の向上により、増収増益を見込むとしている。

項目2026年6月期(通期実績)2027年6月期(通期予想)差異
売上高9,9499,280△669
営業利益183320+136
経常利益183280+96
親会社株主に帰属する当期純利益△119170+289
2027年6月期通期連結業績予想
出典:2026年6月期 通期決算説明資料 P.31

株主還元

当社は株主に対する利益還元を経営の重要政策の一つと位置づけ、中長期的な事業拡大及び新規事業開拓のための内部留保に配慮しつつ継続的な安定配当を行うことを基本方針としている。2026年6月期については、前期に引き続き営業利益を計上したものの親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことを踏まえ、当期の配当を無配とした。2027年6月期の配当については、復配を目指すとしつつ、業績の進捗状況を見極めたうえで判断する必要があるとして、現段階では未定としている。

2026年6月期の期末配当について
出典:2026年6月期 通期決算説明資料 P.35

事業体制

当社グループの事業セグメントを構成する主なグループ会社は、ゲーム事業の株式会社ゲームスタジオ・株式会社トライエース、モバイル事業の株式会社ウィットワン・株式会社ネプロクリエイトである。2025年12月1日付で、株式会社ウィットワンを存続会社、株式会社ウィットワン沖縄を消滅会社として吸収合併を行った。

※本記事はエヌジェイホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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