※本記事は笑美面が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社笑美面(エミメン)の2025年10月期(連結)は、営業収益1,872百万円(前期比+43.9%)、営業利益114百万円(同△47.1%)の増収減益となった。主力のシニアライフサポート事業でスマイル数(成約数)が4,723件(前期比+33.0%)と伸びた一方、コーディネーターの育成遅れで期初計画の5,500件には届かず、採用人数自体は充足したことで人件費が嵩み、営業減益となった。あわせて、26/10期を初年度とする当社初の3ヵ年の中期経営計画(26/10~28/10期)を発表した。
連結業績(2025年10月期 実績)
当社は2025年11月14日に通期業績予想を下方修正しており(期初計画の営業収益2,035百万円・営業利益261百万円→修正計画の営業収益1,890百万円・営業利益115百万円)、実績はこの修正計画に概ね沿った着地となった。営業収益は前期比43.9%増の1,872百万円、営業利益は同47.1%減の114百万円、経常利益は同45.3%減の117百万円、当期利益は同50.0%減の89百万円だった。なお、2025年11月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、EPSは当該分割が行われたと仮定して算定されている。
| 項目 | 2025年10月期実績 | 2024年10月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 1,872百万円 | 1,301百万円 | +43.9% |
| 営業利益 | 114百万円 | 216百万円 | △47.1% |
| 経常利益 | 117百万円 | 213百万円 | △45.3% |
| 当期利益 | 89百万円 | 179百万円 | △50.0% |
| EPS | 22.12円 | 44.64円 | △50.4% |

セグメント別の状況
事業はシニアライフサポート事業とシニアホームコンサルティング事業の2区分。2025年10月期のシニアライフサポート収入は損益計算書ページ(P.39)で1,537百万円、シニアホームコンサルティング収入は335百万円と印字されている。一方、中期経営計画サマリー(P.13)や計数計画の一覧(P.15)では、同じ2025年10月期実績としてそれぞれ1,549百万円・323百万円と記載されており、ページによって数値に差異がある。本記事では四半期ごとの開示実績に近い1,549百万円・323百万円を採用している。シニアライフサポート事業ではスマイル数(成約数)が前期比33.0%増の4,723件、家族会議実施数が同40.8%増の8,911件となった。
| セグメント | 2025年10月期実績 | 2024年10月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| シニアライフサポート収入 | 1,549百万円 | 1,113百万円 | +39.2% |
| シニアホームコンサルティング収入 | 323百万円 | 188百万円 | +71.8% |

通期業績予想(2026年10月期 計画)
2026年10月期は、営業収益2,681百万円(前期比+43.1%)、営業利益218百万円(同+90.3%)を計画する。事業・組織的拡大と体制整備を優先するため、営業利益率は8.1%と、期初時点では前期からの大きな改善は見込まないとしている。上期にコーディネーターの新規採用と教育を実施し、5拠点のオフィス新設費も1Qに計上されるため、上期は営業赤字、下期偏重の計画としている。
| 項目 | 2026年10月期計画 | 2025年10月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 2,681百万円 | 1,872百万円 | +43.1% |
| 営業利益 | 218百万円 | 114百万円 | +90.3% |
| 経常利益 | 209百万円 | 117百万円 | +79.0% |
| 当期利益 | 169百万円 | 89百万円 | +88.9% |
| EPS | 41.73円 | 22.12円 | +88.7% |

中期経営計画(2026年10月期~2028年10月期)
当社初となる3ヵ年の中期経営計画(26/10~28/10期)を発表した。28/10期に営業収益5,580百万円(25/10期比3.0倍)、営業利益1,009百万円(同8.7倍)を計画するとしており、この係数計画にはM&A等による外部成長は織り込んでいない。主力のシニアホーム紹介サービスは、25/10期末の10都道府県から28/10期末には28都道府県をカバーする体制を確立する計画で、コーディネーター数は約2.4倍に増やすとしている。100%子会社のケアサンクでは、運営力はあるが経営力・資金力が不足するシニアホーム運営者の新規開設を支援する新事業「パートナーリース」を軸に、シニアホーム運営事業者支援を加速するとしている。あわせて、執行役員以上の幹部メンバーに対し、中期経営計画の定量目標に連動した有償ストック・オプション(新株予約権)を新たに発行する。割当日は2026年1月9日で、営業利益が670百万円を超えた場合に行使可能割合30%、780百万円超で50%、1,009百万円超(中期経営計画の最終年度目標)で100%となる行使条件が付されている。

※本記事は笑美面が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。