和田興産

和田興産、2026年2月期は増収減益 売上高・利益は期初計画を上回る

決算サマリー 2026.08.14
和田興産、2026年2月期は増収減益 売上高・利益は期初計画を上回る

※本記事は和田興産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

和田興産の2026年2月期(通期)は、分譲マンション販売の増収などにより売上高42,144百万円(前期比+5.0%)となった一方、その他不動産販売の反動減や販管費の増加により営業利益4,988百万円(前期比▲5.6%)、当期純利益2,623百万円(前期比▲16.0%)の増収減益となった。売上高・各利益はいずれも期初計画を上回った。

目次

業績(2026年2月期 実績)

売上高は42,144百万円、営業利益4,988百万円、経常利益3,982百万円、当期純利益2,623百万円、1株当たり当期純利益は239.44円。期初計画(売上高41,000百万円、営業利益4,500百万円、経常利益3,500百万円、当期純利益2,500百万円)をいずれも上回った。単位は百万円(1株当たり当期純利益のみ円)。

項目2026年2月期実績2025年2月期実績前期比期初計画計画比
売上高42,14440,130+5.0%41,000+2.8%
売上総利益9,5639,756▲2.0%
販管費4,5754,470+2.3%
営業利益4,9885,285▲5.6%4,500+10.9%
経常利益3,9824,502▲11.6%3,500+13.8%
当期純利益2,6233,122▲16.0%2,500+4.9%
1株当たり当期純利益(円)239.44284.51▲15.8%228.17+4.9%

セグメント別(事業別)の状況

分譲マンション販売は引渡戸数の減少はあったものの戸当たり販売価格の上昇により増収、売上総利益率は低下するも増益となった。戸建て住宅販売は引渡戸数が計画・前期を下回り減収減益。その他不動産販売は前期にあった分譲マンション用地の素地売り等の反動により減収減益となったが、販売用収益物件の売却は好採算で進捗した。不動産賃貸収入は新築物件の稼働により増収となったが、修繕工事等の実施により売上総利益率は低下した。

区分2026年2月期売上高前期比2026年2月期売上総利益前期比売上総利益率
分譲マンション販売34,175+11.6%7,201+3.2%21.1%
戸建て住宅販売1,763▲4.7%249▲11.8%14.2%
その他不動産販売2,680▲37.7%679▲39.7%25.3%
不動産賃貸収入3,295+0.4%1,267▲2.5%38.5%
合計42,144+5.0%9,563▲2.0%22.7%
セグメント別売上高・売上総利益の推移
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.12

通期業績予想(2027年2月期計画)

2027年2月期は前期比増収減益の計画。売上高は過去最高となる46,000百万円(前期比+9.1%)を見込む一方、営業利益4,300百万円(▲13.8%)、経常利益3,000百万円(▲24.7%)、当期純利益2,100百万円(▲20.0%)を計画している。

項目2027年2月期計画2026年2月期実績前期比
売上高46,00042,144+9.1%
分譲マンション販売34,70034,175+1.5%
戸建て住宅販売2,2001,763+24.7%
その他不動産販売5,4002,680+101.4%
不動産賃貸収入3,3003,295+0.1%
営業利益4,3004,988▲13.8%
経常利益3,0003,982▲24.7%
当期純利益2,1002,623▲20.0%
2027年2月期 通期計画
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.21

株主還元

配当は前期実績70円から2円増配となる72円(配当性向30.1%)を実施した。2027年2月期の配当予想は60円(予想配当性向31.3%)。利益配分方針では配当性向30%の維持を掲げるほか、事業再投資に50%~60%、人的資本投資等に10%~20%を配分するとしている。

項目2026年2月期実績2027年2月期予想
配当(円)72.0060.00
配当性向30.1%31.3%
配当推移・利益配分方針
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.34

中期経営計画

前中期経営計画(2024年2月期~2026年2月期)は、3期間合計で営業利益14,802百万円(合計目標比125.4%)、経常利益12,305百万円(合計目標比130.9%)、当期純利益8,384百万円(合計目標比131.0%)となり、利益目標を達成した。一方、売上高は3期間合計121,101百万円で合計目標122,400百万円に対し98.9%にとどまった。ROEは2024年2月期8.9%、2025年2月期9.8%、2026年2月期7.8%(目標8%以上)、D/Eレシオは2024年2月期1.7倍、2025年2月期1.7倍、2026年2月期1.9倍(目標2倍以内)で推移した。

新中期経営計画(2027年2月期~2029年2月期)は「経営基盤の強靭化」をテーマに掲げる。3期間の売上高合計目標は150,000百万円(前期間比123.9%)とする一方、金利上昇傾向や人手不足による供給制約などから各利益は前期間実績を下回る見込みで、営業利益14,300百万円(前期間比96.6%)、経常利益10,000百万円(前期間比81.3%)、当期純利益7,000百万円(前期間比83.5%)を目標とする。ROE8%以上、D/Eレシオ2倍以内の目標は前中計から継続する。

新中期経営計画 売上高・利益目標
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.33

※本記事は和田興産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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